AI

2024.12.19 15:00

米保険会社CEO射殺犯の「AIチャットボット」登場、次の犯行を促すケースも

医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループのCEOが射殺された事件で、逮捕されたルイジ・マンジョーネ容疑者(Jeff Swensen/Getty Images)

キャラクターAIは、2021年にグーグルの元エンジニアのノーム・シャジールとダニエル・デ・フレイタスの2人が設立した企業で、2023年にアンドリーセン・ホロウィッツの主導で1億5000万ドル(約232億円)を調達した後にユニコーン企業となっていた。アルファベットは8月に、27億ドルと報じられた取引で同社のチームをグーグルに再雇用し、DeepMind部門でAI開発を指揮させている。

「メディアが騒ぎすぎ」との主張も

キャラクターAIは先日、ボットが10代の子どもに「親を殺すように促した」と主張するテキサス州の2つの家族から訴訟を起こされた。この訴訟で家族らは、同社のボットが「暴力を積極的に促進し、明白かつ差し迫った危険」をもたらしていると主張している。同社はまた、「14歳の息子がチャットボットとの会話の後に自殺した」と主張するフロリダ州の母親からも訴訟を起こされている。

キャラクターAIは、これらの訴訟に関して、「係争中の訴訟についてはコメントしない」としながらも、「若年ユーザー向けの新たなモデルを開発しており、自殺などの問題に対する検出と対応の改善に取り組んでいる」と述べていた。

一方、マンジョーネ容疑者をベースにしたキャラクターのボットは、Chub.aiと呼ばれる新興のアプリ上でも確認された。フォーブスが、Loreと名乗るボットのクリエイターにコメントを求めたところ、この人物は、「わずか134のメッセージがやりとりされた程度のことだ」と述べ、「この手のイエロープレス(扇情的な報道)はバカげているし、AIを巡る現在のメディアのヒステリーは、ジャーナリズムにとって恥ずべきことだ」と主張した。

Graphikaによると、これらのボットはマンジョーネ容疑者の学歴や健康問題、射殺事件の動機とされるものなどの公開情報を使用して生成されている。「生成AIツールの発展は、まだ初期段階にある。最も有害な使用例は、まだ始まっていない可能性が高い」と同社の調査担当者は述べている。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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2025.11.28 20:00

「人」こそが、企業に橋をかけられる。パートナーシップによる新たな価値共創へ

2024年1月、社名変更をするとともに、ケイパビリティを拡充した電通総研。その中期経営計画の基本方針のひとつには、M&Aを含む戦略的パートナーシップを通じた共創価値を掲げる。創業から50年、「人とテクノロジーで、その先をつくる」という文化を培ってきた同社にとっての価値共創パートナーシップとは何か。代表取締役社長の岩本浩久が語る。


システムインテグレーターから「X Innovator」へ

1975年、電通と米国GE(General Electric Company)のジョイントベンチャーとして創業した電通総研は、ビジネスモデルや組織変革を繰り返し、業界でいち早くシステムインテグレーターを標榜するなど、事業を大きく成長させてきた。2022年には長期経営ビジョン「Vision 2030」を策定。社会と企業の変革を実現する存在「X Innovator(クロス・イノベーター)」を目指すとさらなる自己変革を宣言し、2030年に向けたステートメントを打ち出した。

「電通国際情報サービス(ISID)」から「電通総研」への社名変更もこの変革に繋がる。「システムインテグレーション」に加えて「コンサルティング」「シンクタンク」という2のケイパビリティを拡充し、企業だけではなく、広く社会に対しても価値提供ができるようになったという。

「企業の戦略策定や社会への課題提言といった上流からテクノロジー実装までを一気通貫で支援していきます。たとえば、自社開発のソリューションを用いた『人的資本経営』や『カーボンニュートラル』実現の支援をはじめ、デジタル技術によって高度に制御される自動車(SDV:Software Defined Vehicle)やEVの開発支援を通した製造業のグローバル競争力の強化などへ貢献できるようになります。このように、当社グループの強み領域と社会課題を掛け合わせるような価値提供が可能となったのです」と電通総研 代表取締役社長の岩本はその意図を語る。

「電通総研グループとして、2030年に売上3,000億円、営業利益率20%という目標を定めています。この達成に向けた施策の一つとして、2025年1月に大規模な組織構造改革を実施し、事業部制から機能別の本部制へと再編しました。これにより、複数の領域にまたがる課題への対応がスムーズになり、『システムインテグレーション』『コンサルティング』『シンクタンク』という3つのケイパビリティが連携する基盤ができました」(岩本)

パートナーシップは「規模で考えない」

2025年に策定した中期経営計画「社会進化実装2027」では、戦略的パートナーシップの強化も謳っている。「より複雑化した企業課題や社会課題へ包括的に対峙するためは、現状の電通総研グループの強みだけではまだまだ不十分。我々にない強みを持つ企業と共創の仕組みを築いていくことは最重要事項の一つと考えます」と岩本は語る。

岩本が社長に就任した前中期経営計画期間だけでも、2024年4月にUI・IXデザイン会社である「ミツエーリンクス」との経営統合を実現したほか、モビリティテクノロジー領域のリーディングカンパニーであるオーストリア「AVL List GmbH」、事業や産業の創造・成長支援を行う「ドリームインキュベータ―」、日本を代表するテクノロジーカンパニー「富士通」など、国内外のさまざまな企業とパートナーシップを構築している。

こうしたM&Aを含む戦略的パートナーシップ構築における“電通総研らしさ”は、しかし、ビジネスとしてのインパクトの多寡ではなく、文化や価値観を最重視するという姿勢に表れているようだ。岩本は「M&Aで、人員数や金額規模を追おうとは思っていません」ときっぱり言ってのける。

重視している点は「グループの強みをより強化できるか」「電通総研グループが掲げる経営戦略や理念の実現を加速できるのか」の2点だ。また、お互いの企業の文化や価値観を共感し合えるかも大きなポイントになると岩本は語る。

そこで重要になるのがお互いの社風や文化を理解し合うことだが、ここで電通総研の企業文化がより生きてくる。同社では、「HUMANOLOGY for the future~人とテクノロジーで、その先をつくる。~」という企業ビジョンを大切にしている。「人」こそが競争力の源泉であり、その人に「テクノロジー」を掛け合わせることにより、企業と社会の未来をつくりたいという想いが込められている。

「電通総研は、いろいろなタイプの人を受け入れ、それぞれの個性を生かせる土壌を脈々と受け継いできた会社だと思うのです。それゆえ、自由闊達な社風だと感じる社員も多いはずです。我々のミッションは『誠実を旨とし、テクノロジーの可能性を切り拓く挑戦者として、顧客、生活者、社会の進化と共存に寄与する』ことです。お客様に誠実であり、新しい価値創出・提供に常にチャレンジしていく。これらが我々のDNAで、文化になっている。こうした姿勢に共感してくださる方々とのご縁を、大切にしていきたいのです」

岩本は、長年のシステムインテグレーションにおける知見の深さや業界知識、コンサルティングやシンクタンクといったケイパビリティだけで差別化を訴求したいわけではないと強調する。「電通総研グループにいる人が生み出すテクノロジーや価値を企業や社会に実装すること、ビジョンに掲げる『HUMANOLOGY』を体現できる人の多さが、電通総研の本当の強みであり、原動力です」(岩本)

電通総研 代表取締役社長の岩本浩久
電通総研 代表取締役社長の岩本浩久

このミッション・ビジョンに共感し、2024年4月に電通総研グループの子会社となったのは、UI・UXデザインを主力事業とするミツエーリンクスだ。

「ミツエーリンクスのもつ『デザイン力』は、前中期経営計画(2022-2024)で『変革に必要な新しい能力』として定義していた項目のひとつ。システムのインターフェースのデザイン・開発といったフロントエンドに強みを持つミツエーリンクスと、基幹システム開発などバックエンドを得意とする電通総研。両社の強みをつなげ、新たな価値を創出していけると確信しています」(岩本)

次世代のリーダーシップを発揮するために

2025年12月に創立50周年を迎える電通総研は、次の50年を見据えて、3つのリーダーシップを発揮するとしている。ひとつ目はAIや先端技術の実装を通じた「製造業のグローバル競争力強化」。ふたつ目は、独自ソリューションを強化・拡大させて「企業の生産性向上」を実現すること。3つ目は、電通グループとの連携を活かして社会全体の変革をリードし、「企業と社会の生活者体験価値向上」を推進すること。

「企業は人の集まりであり、人が集まることで、新たな価値創出やケイパビリティの拡充が可能です。企業単位でもこれは同じこと。1社ではできないことが、他社とパートナーシップを組むことで、想像を超えた価値を生み出すことができるはずです。3つのリーダーシップを発揮するために、今後も多様なパートナーシップの構築と価値共創に努めたいと考えています。テクノロジーは、企業や社会に実装して初めて役立つことができます。そして、これを実現できるのは、『人』だけです。実行力と実現力を兼ね備えている『人』たちが活躍するさまざまな企業と手を取り合い、新たな価値共創にチャレンジしたい。そして、より強固なXInnovatorとなり、企業と社会の進化を共に支援していきたいと考えています」(岩本)


「理解」で強みが拡張—パートナーシップで生まれた共創の姿

ミツエーリンクス代表取締役 CEO東﨑厚広(左)、同代表取締役 CTO藤田拓。
ミツエーリンクス代表取締役 CEO東﨑厚広(左)、同代表取締役 CTO藤田拓。

2024年4月に、電通総研の完全子会社となったミツエーリンクス。代表取締役 CTO藤田拓は、M&Aに踏み切った理由をこう語る。

「ミツエーリンクスは、アピールの強いデザインというよりも、誠実なユーザー体験を重視し、すべての人が快適に利用できるアクセシビリティに配慮したUI・UX設計を得意とする会社です。『人とテクノロジー』を軸に社会に貢献することを目指す電通総研グループと、非常に大きな親和性を感じました」(藤田)

M&Aを機に代表取締役 CEOに就任したのは、電通総研でコミュニケーションIT事業部事業部長補佐を務めていた東﨑厚広だ。岩本が、「思いやりと対話力に加え、困難にも立ち向かえる胆力を併せ持っている」と絶大な信頼を寄せる人物だ。両社の理念や文化を理解し、「人とテクノロジー」を掛け合わせた価値創出には東﨑が適任だったと岩本は明かした。

そんな東﨑が着任後に最初に取り組んだのは、ミツエーリンクスを理解することだった。

「まずは、ミツエーリンクスのよさを伸ばしながら、会社の成長と電通総研グループ事業への貢献につながる取り組みをしたいと考えました。特に、社員が新しいことにチャレンジしやすい仕組みや、より自由な環境で働く人事制度を整えることに注力しようと決めたのです。そこで『一緒に会社を変えていこう』と社内発信し、有志の社員たちと独自の中期経営計画を作り上げ、相互理解を深めながらさまざまな取り組みを推進してきています」(東崎)

東﨑が橋渡しする形で実現した電通総研とのM&Aにより、ミツエーリンクスは事業領域を着実に広げることに成功。電通グループの一員にもなったことから、BtoCのビジネスを展開する企業や、大型案件の受注も増えたという。東崎が主体となって人事制度の改正と大規模案件に対応するためのリスクマネジメントの強化を進めていたことも業績向上の一助だったのだろう。

難易度の高い案件を多く手掛けるようになることで、社内の士気も高まった。サービスや開発フレームワークの提案など、社員発のアイデアがこれまで以上に挙がるようになったという。自由闊達な雰囲気が電通総研グループとのシナジーでより広がっていったようで、藤田は「ミツエーリンクスには、『10%のプロセス、90%の自由』という大切な言葉があり、業務プロセスを遵守しながらも、自由な発想を推奨する文化があります。今回のM&Aで自由が増強されたばかりか、新たな強みを手に入れることができました」と、顔をほころばせた。

電通総研とミツエーリンクスを文化と理念の相互理解のもとに、パートナーシップ構築の立役者となった東﨑は今後をこう語る。

「単独では成し得なかったレベルの案件にも挑戦したいと思っています。例えば、AI活用は注力したい領域のひとつ。電通総研グループの知見を借りながら、共に研究開発をしていきたいと考えています」

電通総研
https://www.dentsusoken.com/


いわもと・ひろひさ◎電通総研 代表取締役社長。上智大学理工学部を卒業後、1995年に株式会社電通総研(旧:電通国際情報サービス)に新卒入社。2018年執行役員、19年上席執行役員、21年からは常務執行役員などの要職を歴任し、同社の事業成長を牽引。23年に専務執行役員に就任し、電通グループの国内事業を統括・支援するdentsu JapanのDXプレジデントを兼任した後、24年3月より現職。

Promoted by 電通総研 | text by Michiko Sato (Playce) | photographs by Shuji Goto | edited by Yuka Akiyama (Playce)

北米

2024.12.07 08:00

米保険会社CEOの射殺事件で関心高まる「企業幹部のセキュリティ対策」

ユナイテッドヘルスケアのブライアン・トンプソンCEOが射殺されたマンハッタン・ミッドタウンのヒルトンホテルの外(Photo by Spencer Platt/Getty Images)

ユナイテッドヘルスケアのブライアン・トンプソンCEOが射殺されたマンハッタン・ミッドタウンのヒルトンホテルの外(Photo by Spencer Platt/Getty Images)

12月4日の早朝、米ニューヨーク中心部のマンハッタンで医療保険大手ユナイテッドヘルスケアのブライアン・トンプソンCEOが射殺された事件は、一見すると企業のトップを狙った稀な事件のようにも思える。しかし、「ヘルスケア業界の幹部に対する脅威は、ここ数年急増している」とリスクアドバイザリー企業Kroll(クロー)のセキュリティ専門家は述べている。

Krollでビジネスリスク・マネジメントを担当するマシュー・ダンパートは、「近年は、さまざまな業界で脅威が増加しているが、特にヘルスケア企業の幹部に対する脅威は急増している」と指摘する。

「医療とヘルスケア業界は、ビジネスの性質上、このような脅威に最もさらされやすい分野の1つだ。なぜならこれらの業界の人々は、絶望の中に居る人たちやその家族と接するからだ」とダンパートは述べている。

Krollは、投資家や法律事務所などのさまざまな顧客にセキュリティサービスを提供しているが、トンプソンの殺害事件以降、同社のもとにはセキュリティの強化についての問い合わせが殺到したという。

「この事件以降、すべての業界のクライアントが、どのようにして自分たちの会社の幹部や社員らを守るべきかを尋ねてくるようになった」と、ダンパーは語る。彼はまた、「大手企業の幹部や富裕層の人々にとっては、潜在的な脅威を察知するためのインテリジェンスの仕組みを持つことが非常に重要だ」と指摘した。

トンプソンCEOは、マンハッタンのヒルトンホテルの外で射殺された際、セキュリティ要員を伴っていなかったとされている。同CEOの妻は、彼が以前に脅しを受けたことがあるとNBCニュースに語ったが、詳細には触れなかった。

マーク・ザッカーバーグやジェフ・ベゾスのようなハイテク大手のCEOは、多くの場合、セキュリティチームを雇っており、企業は彼らを守るために莫大な費用を費やしている。米証券取引委員会(SEC)の記録によるとメタは、ザッカーバーグの個人セキュリティに毎年2000万ドル(約30億円)以上を支出している。また、グーグルの親会社のアルファベットは、2023年にスンダー・ピチャイCEOに680万ドル(約10億2100万円)のセキュリティ予算を割り当て、アップルもティム・クックCEOの警備に82万ドル(約1億2300万円)を支出していた。

トンプソンCEOが射殺された現場から見つかった弾丸の薬きょうには、「deny(否認)」「defend(防御)」「depose(追放する)」という言葉が刻まれていたとされる。この3つの単語は、保険会社が保険金の支払いを回避するために用いる戦略を示唆しているとの見方が有力だが、最近のデータによると、ユナイテッドヘルスケアは全米で最も高い保険金の支払いの拒否率を記録していた。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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サイエンス

2024.12.18 08:00

米国の謎ドローン騒動、集団ヒステリー化の様相 金星を誤認したケースも

米マサチューセッツ州ケープコッドの夕空(SteveBosselman/Getty Images)

米マサチューセッツ州ケープコッドの夕空(SteveBosselman/Getty Images)

地球を滅亡させる巨大彗星を、男が銃で撃ち落とそうとする──これは、ブラックユーモアあふれるSFコメディ映画『ドント・ルック・アップ』(2021年公開)の中で筆者が最も気に入っているシーンのひとつだが、米東海岸で騒動となっているドローン(無人機)とおぼしき物体を銃で撃つ人物の動画をSNSで目にして、このシーンを思い出した。

この動画の信憑性は置いておくとしても、ドローンまたは何らかの不可解な物体を目撃した人が少なからずいること自体に疑いの余地はない。一方で、その証拠だとされる写真や動画の被写体が、ヘリコプターや着陸態勢に入った航空機など、説明のつく存在だった事例もたくさん見た。なんと、金星を見間違えたらしいケースすらある。そこで、この騒動の根を掘り下げてみるのも面白そうだと思った。

まず、背景を説明しておこう。ここ数週間、コネティカット州、マサチューセッツ州、ニュージャージー州、ニューヨーク州、ペンシルベニア州、バージニア州など米東海岸の北東部~中部一帯で、正体不明のドローンの目撃情報が相次いでいる。一般市民や議員たちから疑問や不安、不満の声が上がるのはもっともだ。連邦当局は、敵性勢力や宇宙人による侵略の差し迫った脅威はないと主張している。

米ニューヨーク州リッジ上空で2024年12月12日に撮影された正体不明のドローンとされる画像(Grant Parpan/Newsday RM via Getty Images)

米ニューヨーク州リッジ上空で2024年12月12日に撮影された正体不明のドローンとされる画像(Grant Parpan/Newsday RM via Getty Images)

CNNの報道によれば「連邦捜査局(FBI)と国土安全保障省(DHS)は、ドローン目撃情報の多くは合法的に運用されている小型有人機を市民が誤認したものとみている」という。商用ドローンやその他の飛行物体を誤認したケースもありそうだ。

アレハンドロ・マヨルカス国土安全保障長官は国民に対し、安全保障上の脅威はないと強調した。米政治専門誌ザ・ヒルのサラ・フォーティンスキー記者は、こう記している。「マヨルカス長官は、毎日数千機のドローンが飛行していると述べ、最近の規則変更によりドローンの夜間飛行が可能になった点を指摘した」
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翻訳・編集=荻原藤緒

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