大阪万博から横浜・園芸博へ 最寄り駅まで2キロ、アクセスがアキレス腱
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2025年11月16日(日) 05:00
184日間にわたり国内外の人々を熱狂させた大阪・関西万博の閉幕から1カ月がたった。批判や懸念が飛び交った開幕前から一転、開幕後は来場者数が日を追うごとに右肩上がりとなり、運営費も黒字を達成した。2027年には横浜市で“次の万博”とされる国際園芸博覧会(園芸博)が控える。継承すべき大阪の遺産(レガシー)を万博会場の夢洲(ゆめしま)などで追った。
「次はいよいよ、夢洲(ゆめしま)です。驚きと感動に満ちた夢洲へ、さあ行きましょう!」。大阪・関西万博へ向かう電車内でそんなアナウンスとともに、テーマソングが流れた。期待に胸を膨らませた来場者を出迎えたのは、大型デジタルサイネージや折り紙モチーフの天井といった「移世界劇場」。大阪湾に浮かぶ人工島唯一の鉄道駅・大阪メトロ中央線夢洲駅だ。
予想より多い7割強が鉄道で来場
万博では、会場への主なアクセスとして、(1)大阪メトロ中央線(鉄道)(2)JR桜島線(鉄道と駅シャトルバス)(3)阪神高速道路淀川左岸線(シャトルバス)─を想定。自家用車による会場への乗り入れは禁止し、少し離れた専用駐車場に車を止め、会場へのシャトルバスに乗り換えるパークアンドライド(P&R)方式を導入した。
開幕前に示された来場者輸送具体方針では、利用割合を鉄道58・6%、P&Rやタクシーなどの自動車30%、シャトルバス11・4%と推計。実際には速報値で鉄道が73・53%、自動車15・04%、シャトルバス11・42%となり、P&Rが想定を下回り、鉄道への依存が際立った。これについて、万博協会の淡中泰雄交通局長は「原則、公共交通機関での来場を呼びかけていたので鉄道利用が多くなった。P&Rは当初低調と報じられたが、自家用車1台当たりの平均乗車人数は多く、その点では理想に近い結果になった」と評価する。
「あっという間に『陸の孤島』や」
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