割る数が二桁になると、筆算を使って計算するのが一般的かもしれませんが、ある工夫をすることで暗算することができます。この問題を通して、その工夫の仕方を身に付けましょう。
問題
次の計算をしなさい。
216÷24
暗算では計算するのが難しそうな式ですが、工夫して暗算で計算できるようにしましょう。
解説
答えは「9」です。
では、どのような工夫をして計算しているのでしょうか。次のポイントにまとめましたので、確認していきましょう。
ポイント
この問題で考えることは約分です。つまり、割る数と割られる数を約分してから計算すると楽になるということです。
例えば、24は6で割ることができますね。216も6で割ることができるので、元の式は以下のようになりますね。
216÷24
=(216÷6)÷(24÷6)
=36÷4
割る数を一桁にできたので、あとはこの計算をしていくだけですね。
36÷4
=9
このようにして答えを出すことができました。
上記のことから、割る数が二桁以上の時は「割る数を一桁に約分してから計算すること」で、より簡単に計算できることがわかりました。
おまけ
ここからは約分についての話になります。さきほど「6で割ることができる」と書きましたが、なぜそのように判断することができるのでしょうか。
答えは「各位の数字の和が3の倍数と偶数の両方を満たす」からです。
この問題で出てきたの各位の数字を足すと、「2+1+6=9」となって3で割り切れ、かつ216は偶数であるので、6の倍数であることが分かりますね。知っておくと便利ですので覚えておきましょう。
まとめ
割り算を筆算でするのもいいですが、工夫すると暗算で計算ができることが分かりましたね。
おまけにも書きましたが、割り切れる数の知識があるとさらに計算を速くできますね。
計算は、一問や二問だけしてもあまり意味がありません。計算こそたくさん演習を積んで、理解度を深めていくことがとても大事になってきます。類似問題にもぜひチャレンジしてみてください。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):ニシケン
2年間、地方の学習塾に勤めて独立。現在はプロの家庭教師として働きながら、都内の難関私立中学や高校の予想問題や適性検査の執筆活動を行っている。どんな人が見てもわかりやすい解答解説作成を志す。
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