2027年国際園芸博覧会(花博)」の日本政府出展起工式で、記念撮影に臨む(左から)鈴木憲和農林水産相、高市早苗首相、金子恭之=2025年11月2日、横浜市瀬谷区 - 写真=時事通信フォト 物価高対策を訴える高市内閣になっても、コメ価格はなぜ下がらないのか。キヤノングローバル戦略研究所の山下一仁研究主幹は「農水省は一貫して、農家の所得向上を目指しながら、農業を衰退させてきた。残念ながら高市内閣でもその方針が踏襲され、国民の食料安全保障は危機的な状況に置かれている」という――。 【図表でみる】農家の所得が上がって、農業が衰退した理由 ■「農家を儲けさせること」が使命なのか? 鈴木憲和農水相が任命された際、高市早苗総理から次のように言われたことを地元で明らかにした。 「あのね、稼いでね。稼げるようにしてね。稼がなきゃだめよ、稼ぐのよ! じゃあ、あとよろしく」「ガチャンと切られました。これが総理の