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[研究] チャリンコ(自転車)の語源はじゃりんこ(子供)である

この記事は筆者の fanbox からの転載記事です。

https://mitimasu.fanbox.cc/posts/7659756


「チャリンコ(自転車)の語源はじゃりんこ(子供)である」
という結論に確信を持ったので、論じたいと思います。

まず、チャリンコ(自転車)の語源について、現在の通説をまとめると、次のようになります。

  • 1970 年代に現れた、自転車を意味する別称である

  • 東海地方を除く全国で普及した。東海地方のみ「ケッタ」が定着した

  • チャリンコの語源は諸説ある。有力な説は以下の3つ

    •  (1) 「チャリンチャリン」というベルの音に由来する

    •  (2) 韓国語で自転車は「チャジョンゴ」 これが「チャリンコ」に変化した

    •  (3) もともと子供のスリのことを「ジャリンコ」「チャリンコ」と呼んだ時代があり、それがなぜか自転車を指すようになった

(1)こそ有力だと述べる人もいれば、(2)こそ有力だと述べる人もいて、まあ、どちらも決め手に欠けます。
(3)は子供のスリから自転車につながる点と線を説明してないので語源として説明できてないという弱点があります。

私の論は(3)に準じたもので、点と線を見出したので、ご報告しようという次第です。

しかし、いちおう(1)と(2)について考えてみましょう。

## 「チャリンチャリン」というベルの音に由来する説

ベルの音が由来だとすると、表記ブレが無い点が気になります。
ベルの音なんて製品ごとにけっこうちがうじゃないですか。
聞いた音を、どう文字で表現するかも、人によって大きくちがうはず。
だから、「ぢゃりんこ」「りんりんこ」「チンチンコ」「チリリンコ」など、もうすこし地域ごとにバリエーションがあってよさそうに思えます。
しかし、東海地方を除いて、全国的に「チャリンコ」なのが、不思議と言えば不思議。

もうひとつ。
流行語の多くは、若者から生まれるものです。
そして自転車のユーザーの多くは、通学する中高生です。
「チャリンコ」という言葉が生まれて普及させていったのは、中高生たちであろうと私は考えます。
さて、中高生は、ベルの音に由来する呼び方を「使いたい」と思うものでしょうか?
「チャリンコ」がベルの音が由来だとすると、めちゃめちゃ幼稚な表現だと思うのですよ。
自動車のことを「ブーブー」と呼ぶようなものですから。
中高生という年頃は、そういう言い方を避けたがる時期ではないかと思います。

## 韓国語で自転車は「チャジョンゴ」 これが「チャリンコ」に変化した説

こちらはベルの音由来より、さらに支持できません。
多くの日本人にとって、自転車を韓国語で表現しなきゃならない理由がないからです。

カテゴリ:日本語 朝鮮語由来 - ウィクショナリー日本語版 — https://ja.wiktionary.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%B4%E3%83%AA:%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E_%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E8%AA%9E%E7%94%B1%E6%9D%A5

というウィクショナリーのページがありますが、ここに乗ってる語の多くが朝鮮語を朝鮮語のまま借用しているだけで、たとえば「カッパ」や「タバコ」のようなレベルで日本語に溶け込んでいる語は、せいぜい「明太子」くらいです。
まあ、上記ページに「チョンガー(未婚男性を意味する侮蔑語《ぶべつご》)」が入っていないあたり、リストは完璧からほど遠いようですが。
そのチョンガーでさえ、一時期は流行したものの定着しませんでした。
近年は「セルカ」「セルカ棒」を頑張って流行らせようとしていましたが、結局、定着しなかったことが思い出されます。
セルカなんて言葉自体は韓製英語ですが、「セルフ+カメラ」なので、日本も乗っかって定着して不思議じゃない言葉でした。
でも結局、日本じゃ「自撮り」「自撮り棒」が主流です。
現代日本語に朝鮮語が入り込んで定着するのは簡単じゃないのです。

日本語の中に朝鮮語の影響を見出したい勢が、どうも見えないものまで見出してしまっている感じがプンプンします。
古代には朝鮮半島を通じて漢字というものを学んでいたので、朝鮮語が日本語に大きく影響したのはたしかでしょう。
しかし、中世以降において朝鮮語が日本語に入り込んで定着するのは困難だったと思います。
中世以降は、ほとんどの言葉は朝鮮語を借りなくても表現でき、表現できないときは朝鮮語を通り越して中国語を借りることができたからです。

自転車が朝鮮半島で発明されたものならともかく、そうでないのにわざわざ「チャジョンゴ」を用いる理由はないのです。
在日朝鮮人は用いたかもしれませんが、その言い方を日本人が積極的に取り込まねばならない理由はありません。

と、以上をもって通説の有力なふたつには疑念を提示して、いよいよ本題に入ります。

## 国会図書館の本で「(自転車の意味での)チャリンコ」が現れたのは1973年。それから5年で定着している

今回、国会図書館まではいかずに、ネットだけの調査で完結しておりますので、館内限定の資料には当たっておりません。
コタツ記事でごめーんね。

まず、1972年までは、自転車の意味でのチャリンコは見つかりませんでした。
ほとんどが年少者のスリの意味でのチャリンコです。
また、このチャリンコなる語はかなり広い意味をもったようで、単に不良を意味することもあれば、スリどころか強盗を意味している使われ方もありました。
女のチャリンコもいれば、大人になっても「上野のチャリンコの●×」と通称になってるケースもあります。
なので、戦後~1960年代までチャリンコが意味していたのは広義では「アウトローの年少者(だった者も含む)」となります。
性別は関係なかったみたいですが、犯罪に手をそめるのは少年が多かったから「チャリンコ=少年スリ」が代表的な意味になったのでしょう。
また、1960年代になると「チャリンコ=スリ」が死語であり、もはや知らない人も多いだろう……という書き方が目立つようになります。

子供のスリじゃないチャリンコが現れるのは、1973年。以下のふたつはともに国会図書館館内限定の本なので未確認ですが、

    > 中央公論社 [編]『海』5(8)(52),中央公論社,1973-08. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2337222 (参照 2024-03-24)

チャリンコをぎいぎいこいで海岸をさすらってたら、眠っちまったじゃん。

中央公論社 [編]『海』5(8)(52),中央公論社,1973-08

という一節があるようです。
「こいで」という言葉に反応していったん自転車だと判断しましたが、たしか舟の艪《ろ》を「チャリンコ」と呼ぶ方言がどこかにあったはずです(琵琶湖だったかな)。

この一節は、自転車ではなく舟の艪の方でしょう。

しかし次のは明確に自転車です。

    > 『明星』22(13),集英社,1973-11. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1721865 (参照 2024-03-24)

の読者投稿なのかな?

"は、自転車のことを、チャリンコなどとります。新潟県柏崎市与板"

『明星』22(13),集英社,1973-11

という一文がヒットしました。


これらはいまのところネットで確認できないので参考にとどめるとして(ひどい手抜き調査)
次に現れるのが 1975 年。個人送信で確認できます。

    > 『社会教育』30(5),日本青年館「社会教育」編集部,1975-05. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/7961339/1/20

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語源はまったく示していませんが、高校生の隠語として、「ちゃりんこ=自転車」を紹介しています。
他の単語から察するに、いわゆる不良学生の隠語であることがわかります。
ワルが使いだした言葉だとすると、「ベルがちゃりんちゃりん鳴る」が語源ではなさそうです。

ちなみに、1973~1975 の時点では、「チャリンコ=スリ」としての使われ方の方が、まだまだ圧倒的に多いです。
一部の人はそれを死語だと述べていますが、文芸の世界では使われ続けています。

次に現れるのは 1977 年。

    >朝日新聞社 [編]『朝日ジャーナル』19(10)(944),朝日新聞社,1977-03. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1725800 (参照 2024-03-24)

館内限定。

ぶらぶらしているとチャリンコ(自転車)に乗った二人連れに声をかけられた。二人とも今度は彼らに従った。

朝日新聞社 [編]『朝日ジャーナル』19(10)(944),朝日新聞社,1977-03

という一文がヒットしました。

    >日本児童文芸家協会 編『児童文芸 : 子どもの本をかく・よむ・たのしむ』23(7),日本児童文芸家協会,あるまじろ書房 ,1977-06. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/7896795 (参照 2024-03-24)

自転車を「チャリンコ」といって新しがったり、「小ガキ生「中ガキ生」といって、ふざけ合っている。

『児童文芸 : 子どもの本をかく・よむ・たのしむ』23(7),日本児童文芸家協会,1977-06

という一文がヒットしました。

上ふたつはチャリンコが自転車だと説明していますが、この年からチャリンコと言えば自転車である、ということが説明不要になったと見えて、ふつうに自転車の意味でチャリンコが使われだします。
もう、いきなりといっていいくらいで、使われてる雑誌も紹介しきれないくらい現れだします。
つまりワルの隠語ではなくなっていて、ナウなヤングの使う一般名詞になったのが 1977 年でした。
なぜかはわかりません。

ワルじゃない若者が使ってるケースがこちら。

    > 『月刊セブンティーン』9(12),集英社,1977-12. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/6042150/1/18

こちらも館内限定ですが、

わたしのチャリンコとぶつかった相手の車の運転手ちゃん、19歳

『月刊セブンティーン』9(12),集英社,1977-12

という一文がヒットします。
おそらく読者投稿の文章でしょう。
もしかしたらスケ番グループの子かもしれませんが、隠語という感じの使い方ではなさそうです。

そんな中で、個人送信で確認できる資料がこちら。

    > 東京都立教育研究所 編『教育じほう』(359),東京都新教育研究会,1977-12. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/6042150/1/18

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見切れた部分を補って要約すると、
「現代はマスコミが発達しているし、映画やマンガで不良を扱う作品も多い。だから不良じゃない一般の生徒もメディアを通じて不良の隠語を学習して使い、日常用語化していく例さえある」
という趣旨。
そこで挙げられた「一般生徒も使うようになった不良の隠語」の中に「チャリンコ」が入っています。

またもや語源は明らかにはなっていませんが、先の『社会教育』30も踏まえると、チャリンコがもともと「ワルの世界の言葉」に由来するのは間違いなさそうです。
「ベルのちゃりんちゃりん」でも朝鮮語でもないのです。
年少スリを意味していた「ちゃりんこ」が何らかの理由で自転車を意味するようになった。
この流れは、まずまちがいないでしょう。

しかし、なぜ?

## 子供のワル → 自転車の変化は、1960~70年代に広まった「暴走族」が原因で起こった

答えは、以下の文献から推測できました。

    > 中津実円 著『少年非行 : 可愛い子を非行の毒牙から守れ』,日貿出版社,1978.7. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12019385/1/26 

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    > 『実業の世界』76(8),実業之世界社,1978-08. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2273187/1/37

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    > 中部博 編『暴走族100人の疾走』,第三書館,1979.6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12015562/1/126

    > グループ<フルスロットル> 編『暴走列島'80 : 全日本暴走族グラフィティ』,第三書館,1979.12. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12013279/1/148

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どうでしょうか。
つまりですね、暴走族というものが非常に勢力を持ちはじめた1960年代後半~1970年代前半には、小中学生構成員もたくさんいたのです。

彼らは不良少年ですから、従来の意味での「年少の不良」である「チャリンコ」です。
スリはしてなかったのでしょうが、反社会組織の予備軍という意味での「チャリンコ」なのです。
彼らはまだ小中学生なので、バイクや車を運転できません。
でも暴走したい。
なので、チャリンコたちは自転車で暴走したのです。
そこから、年少の自転車組がチャリンコ部隊(子供部隊の意味)と呼ばれるようになり、転じてチャリンコ部隊=自転車部隊になり、チャリンコ=自転車の隠語が成立したのでしょう。
少年スリという意味での使われ方は、死語になりつつあったので、その置き換えはさほど問題にはならなかったのです。

1978 年。この年には「チャリンコ=自転車」としての使われ方が、「チャリンコ=年少のスリ」としての使われ方を凌駕するようになっています。

ようするに、従来の意味のチャリンコを狭義の「少年のスリ」と考えていたために変化の点と線が分かりにくくなっていたのでした。

まとめると、

「子供のスリの意味だったチャリンコという言葉は、1970年代には『暴力団予備軍的な少年少女』の意味になっていた。
そんなチャリンコたちが暴走族ブームのとき自転車で暴走をくりかえした。
彼らはチャリンコ部隊と呼ばれ、不良少年のあいだでチャリンコ=自転車という隠語が生まれた。
この隠語がニュースや映画・雑誌・マンガ等によって不良じゃない一般の学生も意味を知るようになり、使いだし、日常語化した。
全国的に「チャリンコ」であり、地域による揺らぎがないのはニュースや映画・雑誌・マンガ等によって拡散され、わずか5年で定着した言葉だから」

と、なります。
3行でまとまらずにすまーんね。

## そもそもなんでチャリンコ=子供のスリだったのか

チャリンコとは戦後に現れた年少の犯罪者(主にスリ)を指す言葉として30年ほど使われましたが、その語源は「じゃりんこ」です。
「じゃりん子チエ」の「じゃりんこ」
ですね。
「じゃりんこ」は子供を意味する「じゃり」に「~んこ」をつけて可愛く言ったものですから、本来はスリの意味なんかなかったと思われます。

子供を「じゃり」と呼ぶのは江戸時代から見られ、寄席や香具師たち使っていた隠語だったとされています。

    > 砂利(じゃり)とは? 意味や使い方 - コトバンク — https://kotobank.jp/word/%E7%A0%82%E5%88%A9-76367

ウィキペディアでは

    > 砂利 - Wikipedia — https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82%E5%88%A9

劇場などで使われた隠語から、子供を指す蔑称として「ジャリ」が使われることもある。丸刈りが主流だった時代、子供客の集まりを劇場の上から見下ろすと、砂利のように見えたことから。

砂利 - Wikipedia

と書いていますが、江戸時代は別に丸刈りが主流じゃないので、これは誤り。

なぜ子供が砂利なのか、諸説あるようですが「砂利も子供も小さいものなので」という推理がいちばん無理がないんじゃないかと思います。
判断材料にとぼしいときは、なるだけシンプルに考えましょう。
そのほうがツッコまれるスキが少なくなります。

    > ジャリ・砂利(じゃり) - 日本語俗語辞書 — http://zokugo-dict.com/12si/jyari.htm

砂利も、なんで「砂」を「じゃ」と読み、なぜ「利」なのか、よくわからないみたいですけどね。
「細れ(さざれ)」が転じて「ざり」になり、当て字されたという説が、私には蓋然性が高く思われました。

ともかく、本来「じゃり(子供)」に犯罪者の意味はなかったと思われます。

で、ここから私の妄想ショーがはじまります。

寄席とか香具師とかは、やっぱりその、むかしから、言いにくいけど、社会不適合者の落ち着く界隈であったわけですよ。
彼らが犯罪者だったというわけではないけれど、そういう界隈に近い世界ではありました。
だからまず、香具師たちの隠語だった「じゃり」「じゃりんこ」が、ちょっとアウトロー寄りの界隈で子供を意味する言葉として定着したのでしょう。
そのうちちょっと変化して「ちゃりんこ」なんて言い方も生まれたと。

それから日本は太平洋戦争に敗戦しました。
多くの子供たちが生き延びるために犯罪に手を染めました。
犯罪者集団の中で、子供なんだけど見込みのあるスリが「ちゃりんこの●×」なんて呼ばれるようになる。
あるいは、有名なスリの子供がテクニックを教え込まれて「●×のチャリンコ」なんて風に知られていたのかもしれません。

こうして戦後に
「チャリンコとは年少のスリのことである」
という意味の変化が起きた。
ところが1950年代になると洋服の人ばかりになってきたころですから、スリじゃ食べていけない。
ゆるゆるした和服と違って、洋服ではスリが難しいのです。
だからチャリンコ(年少スリ)たちも、強盗やかっぱらいなんかもやるようになる。
こうして
「チャリンコ=年少の犯罪者」
への意味の変化が起きた。
さらに復興が進んで1960年代。
日本は復興し、ふつーの少年少女が盗みやひったくりをしなくても生きていけるようになりました。
その結果、
「チャリンコ=暴力団構成員予備軍の少年少女」
への意味に変化していったと。

一方で、大阪の一部地域ではなぜか、「じゃりんこ」がスリの意味をもたない本来の「子供」の意味のまま残った。
あんまり上品な言い方ではなかったけれども、ともかく「犯罪者予備軍」という意味ではない、下町の子供の呼び方として「じゃりんこ」が残った、と。

……と、想像したという話でした。

まあ、想像の部分はともかく、「暴走族ブームによって、チャリンコ(小・中学生の不良)が自転車で暴走し、チャリンコ=自転車の意味に転化した」という部分は、間違いないだろうと確信しています。

おわり。

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