網膜剥離で緊急手術の経済評論家 “助け合い”社会に感謝「自己責任論など、滅びればいい」
網膜剥離のため緊急手術を受けたことを報告した経済評論家の三橋貴明氏が28日、ブログを更新。医療サービスなどへの思いをつづった。 三橋氏は27日のブログで、網膜剥離のため緊急手術を受けたことを報告していたが、今回の投稿で「手術は無事に終わりまして、横向きならば眠れる段階に入りました(初日は、目を下にし続けなければならなかったので、無茶苦茶にきつかった)。ご心配をおかけいたしました」とあらためて報告。「眼帯はしていないので(しない方が良いそうです)、右目が充血して真っ赤(内出血)ですが、そういうものなので、お会いする人は気にしないでくださいませ。その内、消えます」と説明した。 続けて「今回、分かったのは、災難は唐突に、何の前兆もなしに訪れる、という現実です」と切り出し、「網膜剥離は、前兆(黒い点々が見える)があるケースもあり、そこで手術をすれば、剥離は免れます。わたくしの場合、確かに前兆はあったのですが、そこから網膜剥離に至るまで、数時間でした。間に合いませんよ。しかも、網膜剥離は、年齢を重ねると、本当に、いきなり起きるとのことです。○○をやったから(ボクサーのとかは例外)ではなく、突然、起きるのです」と説明。「非常事態は、突然、訪れる。網膜剥離が起きた際に、治療する術がなければ、失明です」とつづった。 さらに「医療サービスが不十分な国で生まれていれば、わたくしの右目は失明間違いなかったでしょう。医療サービスがあったとして、病院に至るまでの交通インフラが無ければ、アウトだったでしょう。そもそも、最初に訪れた品川港南口の眼科の先生が、症状を的確に判断し、適切な病院を紹介して下さらなければ、アウトだったでしょう。紹介されて訪れた眼科において、適切なサービス(手術)を受けることができなければ、アウトだったでしょう」と、失明するかもしれなかった状況を想定。 その上で、「一体、どれだけの人々の『生産活動』の恩恵を被っているんだ」と感動。「助けてくれる人がいる。助けてくれる社会がある。この貴重さを理解して欲しい。少なくとも、わたくしは今回の一件で、『助けてくれる人、助けてくれる社会』がいる日本という国家に生まれたことを、心の底から感謝したのですよ。自己責任論など、滅びればいい」と思いをつづった。