起訴された立花孝志容疑者、脅迫罪などで執行猶予中 過激発言で注目

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 兵庫県の内部告発文書問題にからみ、自死した竹内英明元県議に関するデマをSNSで拡散し、元県議の名誉を傷つけたとして、神戸地検は28日、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)を名誉毀損(きそん)罪で起訴した。

 立花容疑者とはどんな人物なのか。

 NHK党のウェブサイトによると、立花容疑者は1967年生まれ。本籍地大阪府泉大津市という。

 86年に府立高校を卒業し、NHKに入局。和歌山や大阪などで勤務した。05年4月にNHKの不正経理を内部告発し、同年7月にNHKを退職したとしている。

 13年にNHK党の初代代表になり、「NHKをぶっ壊す」をキャッチフレーズに各地の地方議会選挙などに立候補。NHKのスクランブル放送の実現などを訴え、党勢を拡大してきた。

 15年に千葉県船橋市議選で初当選。17年には東京都葛飾区議に当選したが、1年半ほどして堺市長選に立候補した。19年には参院選比例区でも当選した。各地で地方議員も誕生した。

 この間、東京都知事選にも立候補し、落選した。

 立花容疑者はユーチューブや…

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