筑波大の倉庫に砲弾のような不審物 学外に撤去、けが人なし

筑波大の入り口=茨城県つくば市で、信田真由美撮影 拡大
筑波大の入り口=茨城県つくば市で、信田真由美撮影

 茨城県つくば市の筑波大で26日午後、砲弾のような不審物が見つかった。筑波大から通報を受けた県警が同日中に学外に撤去し、けが人はなかった。

 筑波大によると、見つかったのは第3エリアにある工学系M棟の部屋。ビニール袋に包まれた状態で見つかり、大きさや重さは不明。形状などから砲弾とみられるという。

 部屋はもともと、退職した教員(故人)の研究室として使われ、現在は倉庫になっている。部屋を整理していた職員が見つけたという。筑波大は、教員と不審物との関係について「誰が持ち込んだものか所有関係がわからない」としている。

 26日は試験準備のため休講中で、撤去の際、この部屋のみを立ち入り禁止にしたという。【酒造唯】

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