人前で話をするのは、何年ぶりだろう。吃音(きつおん)の症状といじめに苦しみ、不登校になった。今でも、大勢の人を見ると当時を思い出し、ほとんど外出できない。でも、勇気を出して法廷に立った。吃音を笑った教師と向かい合った。後悔はしたくないから。汗だくになりながら、弁護士や裁判官に向かって訴えた。「とにかく、先生が怖かった。国語の授業が怖かった」
埼玉県桶川市の男性(18)は2019年4月、市立中学に入学した。だが、国語を担当していた男性教諭から授業中に体を触られたり、執拗(しつよう)に「好きな子いるの」と聞かれたりし、ストレスで9月ごろから吃音の症状が出るようになった。
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