日を追うごとに国民の間でも、関心の高まりを見せている日中問題。情報番組やワイドショーでは連日のように特集が組まれ、政治家や専門家、有識者らが様々な角度から見解を述べている。
そんななか、27日に公開されたウェブメディア「Japan In-depth」のYouTubeチャンネルに、国民民主党の榛葉賀津也幹事長(58)が出演。ジャーナリストで同メディア編集長の安倍宏行氏(69)と対談するなかで、日中問題について持論を語った。
「今、中国との関係が炎上してるようですけれども」と切り出した榛葉氏は、「これはね、野党もよく気をつけて質問しないと。あえて曖昧にしなければならないんです。それを重箱の隅を突っついてですね、総理の発言に『撤回しろ』と(求めている)」とコメント。
10日の衆院予算委員会では、立憲民主党の大串博志衆院議員(60)が高市氏に答弁の撤回を繰り返し求める一幕があった。
榛葉氏は「撤回しちゃダメなんですよ、撤回したら中国に塩を送ることになりますから」と強調し、「野党もね、ましてや総理や外務大臣を経験した政治家であるならば、国家の国益を最優先にした質問の仕方をやらないと、私はダメだと思いますね」と批判。
安倍氏が「あれは(立憲の)戦術なんですかね?」と尋ねると、榛葉氏は「最初の予算委員会は(岡田氏が)結構しつこく聞いてましたね。ですからあれは、詰めたんだと思います。その後の委員会でも、別の議員が『撤回しろ』って言ってましたから」とコメント。その上で繰り返し、「撤回しちゃダメなんですよ。撤回したら中国の思うツボなんですから」と訴えていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/241137eea43fc0d47207715984128e9071b8cb36