怪奇特集!!あなたの知らない兵庫
11/27午前11時より、関西学院大学で斎藤元彦が講義をするというニュースが耳に入った。それも法学部の「地域政策論1」という授業内で行われるという。それを聞いた私は思わずこんな言葉が口をついて出た。
え?
ギャグ?
えーと、斎藤元彦。お前さ、第三者委員会から公益通報者保護法違反とパワハラを指摘されてるよな?法律で禁止されている告発者探しをしてその告発者を自死に追い込んだのはお前だよな?公益通報者保護法が改正されて刑事罰が導入されることになったのもお前のせいだよな?消費者庁から技術的助言を受けているよな?法律を無視しまくっている分際で、よりにもよって法学部で講義だと?
厚顔無恥というよりもう完全にサイコパス。ていうかホラー映画?私、ホラー映画を見てるの?ねえ誰か教えて!夢なら醒めて!
こわいこわいこわい!キャーーーーーーーー!
兵庫県はもう「怪奇特集!!あなたの知らない世界」になってしまっている。
新倉イワオも真っ青である。
元彦は定例会見で「大学の授業への出席依頼があった」と言っていたが、関西学院大学の法学部長は「当学部が機関決定した事実はない。知事のパフォーマンスに利用されている気持ちがして不愉快」とSNS上で発信した。では誰が斎藤元彦を大学に呼んだのか?斎藤元彦の総務省時代の後輩である小川大和という担当教授の独断で呼んだという。なぜ斎藤元彦はこういうところでもつまらない嘘をつくのだろうか。お前は誰からも求められていないんだよ、いい加減気づけ。
このような舐め腐った情報が出た以上、珍獣ハンターは頼まれもしないのに出動する、斎藤元彦に抗議をするために。
場所を弁えろ、貴様が法学部で語れることなど何もないのだ。貴様は法律で裁かれる側の人間なのだ。
日頃から元彦プロテストをしている人々は「よーし、やったるで⭐︎」と目を爛々とさせたことだろう。しかし、プロテスターが大学に押し寄せることを危惧したのか、斎藤元彦による講義は対面ではなく非公開のオンライン形式で行われることとなった。元彦が来ないなら関学に行っても仕方ないかと思ったが、すでに選挙権のある学生に元彦の狼藉を周知するというのも大人の大切な務め。次世代のために、私にはいま現在はびこる悪を倒すという責務があるので、トラメガは持って行かずに正門前で静かにチラシを配ることにした。
チラシ配りヘタヘタ族の私だが、今日は高音で明るく挨拶をしながら配ってみた。するといつもよりもチラシを受け取ってくれる人が多く、反応も良かった。しかしなぜ私が元彦のために媚を売らねばならんのか、納得がいかん。
正門前ではスピーチをする人もいたので、念の為大学の敷地内に入って音量を確認してみたところ音は入り口付近でしか聞こえず、中央の芝生広場では園児たちの元気な声が響いていた。
11時を過ぎた頃だろうか、斎藤元彦の公用車である黒いアルファードが西宮北口キャンパスに駐車されているという情報が入った。チラシ配りに飽きていた私の瞳孔が開いた。行くしかねえ。この日の知事日程は「庁内打合わせ」と記載されていたのに、また嘘をついたな。
西宮北口キャンパスに駆けつけたところ確かに公用車が駐車されており、その周りを数名の警察官が取り囲んでいる。12:40には講義が終わるはずなのに、13:00を過ぎてもなかなか元彦は現れない。この公用車を囮にして別の手段で脱出するという恐れもあったが辛抱強く待つことにする。獲物を狩るときは急いてはならないのだ。しかし次の公務があるため遅くとも13:30には西宮北口キャンパスを出なくてはならないはずだ。元彦が出てくるであろうエレベーターの入り口を、私はじっと睨み続けた。
その時であった。私は警察官同士が合図をしたのを見逃さなかった。エレベーターが開いた瞬間「元彦が出てくる!」と察知し熱い「声援」を送った。元彦は数名の県職員に囲まれてニヤニヤしながら出てきたが、あいにく黄土色の声援を送る斎藤マダムはひとりもおらず、ただただ抗議者による怒号のシャワーを浴びせられ続け、アルファードは尻尾を巻いて逃げるように走り去った。
思えば、元彦を直接見たのはこれが初めてである。いつもは歩道橋上で県庁に対して抗議の声をあげているので、直接罵声を浴びせたことはなかった。
正直に言おう。
歩道橋では感じたことのない、えも言われぬ達成感があった。
次回からは元彦が「遠足」に出かけるところにお供し、熱い「声援」を浴びせ続けたい。歩道橋よりも経験値がつめる。そして現場に行ったなら、警察官の動きをよく観察することをお勧めする。
今日も元彦は嘘をつき抗議され生き恥を晒したわけだが、とりあえず貴様に費やした私の有給休暇を返せ馬鹿者め。今後貴様が現れるところに私も現れることを、ゆめゆめ忘れるな。ふるえて眠れ。


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