死ぬこと以外に予定なし。
自分で決めたルールの一つに「絶対に急がない」と言うものがある。寝坊しても急がない。遅刻確定でも急がない。慌てない。走らない。朝は絶対ゆっくりする。昼も絶対ゆっくりする。夜も絶対ゆっくりする。怒る人とは合わないから離れる。ズレている人といるとズレる。日本で一番暇人になる。これからお茶をしようよと言われたら「おっけー」と言える自分でいる。明日からエジプトに行こうよと言われたら「おっけー」と言える自分でいる。予定を詰め込まない。からっぽの余白に奇跡は舞い込む。死ぬこと以外に予定はない。
からっぽでいると魔法を覚える。今日はあれが食べたいなと思うと「あれを食べに行きませんか」と誘われる。そろそろ蜂蜜が切れてきたなと思うと「美味しい蜂蜜をプレゼントします」と言われる。自力で揃えると、他力が入り込む余地がなくなる。自力がメインになってきたら危険信号。待てなくなっている合図。何がなくなっても慌てない。のんびりしていると、あっちから来る。自分から仕掛けない。人に対して積極的に行かない。よかれと思って何かをやらない。頼まれていないことをやらない。何もしないで、信じて、待つ。のんびりしていると、相手の方からやって来る。
絶対に急がないと決めると心配される。そんなんじゃ生きていけないよとか、働かざるもの食うべからずとか、老後のことを考えろとか、若い頃の苦労は買ってでもしろと言われる。それでもやらない。それでも急がない。やる力よりもやらない力。他人の言葉に惑わされない。命を賭けてのんびりする。のんびりしていると、そんな私を「いいね」と思う人から連絡が来て、生きるために必要なものが与えられる。家も金も仕事もない時、家も金も仕事もある人から「人生相談に乗ってください」と言われるようになる。時間だけはたっぷりあるので、人生相談に乗る。体験の幅が広がる。必要なものは与えられる。何が起きても「自分にとって必要なこと」と受け入れて肯定する。
ズレている人といるとズレる。どちらも楽しいのが基本。片方は楽しんでいるけれど、片方は我慢をしたり「お金をもらえるから」とか「人間関係にカドが立つと地域社会で生きていけないから」みたいなことを考えると、歪む。表面的な得は、内面的な損になる。ありあまる負に襲われる。一緒にいるとなんとなく楽しい気持ちになる人といる。一緒にいるとなんとなく死にたくなる人からは離れるか、金を取る。金を取れば仕事になる。時間の上限を決める。これくらいの時間で、これくらいの金額をもらえたら、自分も気持ち良く相手をすることができるなと思える時間と金額を決める。すると、自分でもびっくりするような時間と金額になる。それが、自分自身の価値になる。
一日の労働時間は三時間。週休五日。一ヶ月のうち三分の一は遊ぶ。三分の一は働く。三分の一は自分が興味のあるテーマを学ぶ。遊ばない人はクビ。遊ばない人はダメになる。自分でもびっくりするような時間と金額を決めると、可能になる。過去のことは全部忘れる。振り返らない。死に支度を終わらせる。死に支度を終わらせた人から、ボーナスタイムに突入する。余計なお世話をしない。いい人ぶらない。嫌なことは絶対にしない。他人の部屋を掃除している暇があったら、自分の部屋を掃除する。無料で働かない。無料で働かせない。絶対に急がない。暇を死守する。何が起きても慌てない。命を賭けてのんびりしていると、魔法を覚える。働かなくても生きていけるようになる。生きていることが、そのまま仕事になる。
初めまして。
「死ぬこと以外に予定なし」を拝見して、坂爪さんは瞑想や巡礼などを通じて達する価値観をお持ちなのかなと(勝手に)想像しました。
自分の心に従って生きていきたいと思う一方で、そんな衝動的な生き方は甘いという理性の声がこれまでブレーキをかけていました。
この投稿には、そんな自分が殻を破って一歩進むために必要な言葉が詰まっていました。
ありがとうございます。
おおまかな予定
11月27日(金)東京都中央区界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
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ばっちこい人類!!うおおおおおおおおお!!


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