郡司芽久(キリン研究者)

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郡司芽久(キリン研究者)
@AnatomyGiraffe
Anatomist / Morphologist.東洋大学助教。博士(農学)。小さい頃からキリンが好きで、2017年3月に念願のキリン博士になりました。動物(特にキリン)の体の構造や動きの研究をしています。 著書→キリン解剖記(ナツメ社2019)・キリンのひづめヒトの指:比べてわかる生き物の進化(NHK出版2022)

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「クモの巣は帯電していて、+に帯電した昆虫が近づくと巣の方から近寄ってくる(クモの巣は単に昆虫がくるのを待ち伏せるものではなく、変形して昆虫を捕えに行く網である)」という論文を教えてもらい、あまりの面白さに衝撃を受け、下敷きで蜘蛛の巣を変形させに行った時の動画が発掘された。
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一年ちょっと前、つわりでぐったりしていたところ、夫が「有袋類だったらもう産んでるのにね…有胎盤類だから…可哀想…」と労ってくれて、(そうか、有袋類だったらもう産んでるのか…他の動物たちはどれくらいで産むんだ…?)と思い、「私が〇〇だったら今頃出産だ!日記」をつけ始めたのでした。
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郡司芽久(キリン研究者)
@AnatomyGiraffe
妊娠初期からコツコツつけていた「私が〇〇だったら今頃出産だ!日記」にとうとうキリンが登場🦒 残すところあと9種だ!🐘🐘🐘🐋🐬🦏🦏🦭🦏
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某大学で動物解剖学を教えていた時、ラスト数回だけ出席した学生さんがいた。その子が最後の出席カードに書いてくれた「しんどくてなかなか大学に来れなかったけど、もっと早く講義を受けにくればよかった。面白かった。大学に行く勇気をもらえて感謝してる」という感想は、今でも私に勇気をくれる。
ボヘミアンラプソディがアカデミー賞で最多の4冠を達成したそうなので、Queenの名曲をノリノリで踊るオウム・スノーボールちゃんをシェア。スノーボールの動画を目にした研究者によって、「鳥でも音楽に同調してリズムを取れる」ことが明らかになりました。
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「〇〇の勉強って何の役にたつの?」という話はしょっちゅう耳にしますが、知識を身につけることは人生を豊かにしてくれますよ。目に映るものを認知するには知識が必要で、同じものを見ていても、知識に差があれば受け取る情報量にも差がでます。いわゆる「解像度」の違いです。
昨日話題になった「ミニキリン」について。 自分の専門に近い内容で、論文も既に読んでいて、海外の専門家のインタビュー動画・英語の元記事・和訳された日本語記事の全てが確認できたため、どこで情報が歪められたのかがよくわかりました。二度とない経験かもしれないので、メモしていきます。1/11
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Yahoo!ニュース
@YahooNewsTopics
【背が半分 ミニキリン相次ぐ】 yahoo.jp/B4gQ3d キリンと言えば首と脚が長い動物、という定説を覆すのか。アフリカで体高が平均の半分ほどしかない「ミニキリン」が、ナミビアとウガンダで相次いで発見された。首の長さは他と変わらないが、専門家によると異常に脚が短いという。
鳥学会は、年齢や職種を超えて「ただただ鳥についてもっとよく知りたい」という人が集まっていて、本当に良い雰囲気。いわゆる在野の研究者の方の発表も多くて、去年の「めちゃくちゃ吠える犬を飼い始めたら、自宅前の公園にやってくる鳥の種類が変化した」という発表とかめちゃくちゃ面白かった。
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日本野鳥の会バードメイト
@Birdmate_WBSJ
「学会?誰でも行っていいんだよー」と先輩方にかるーく言われ、こわごわ行ってきました【2024鳥学会】 人生で初めて東京大学の門をくぐると、美味しそうなキッチンカーや鳥グッズ販売ブースが。小学生もベテランも楽しそうで、研究発表も笑いが絶えず。学会って鳥のお祭りみたいでした。 x.com/b_nagagutsu/st…
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「好きなことを仕事にすると嫌いになる」というのは、「好きなことは仕事にしない方がいい」と思わせる呪いの言葉の1種だと思うんだよなあ。生存者バイアスと言われても、「好きなことを仕事にして、もっと好きになった」と言い続けたい。
那須どうぶつ王国の件、プールの中にわざと落ちたことは勿論のこと、その後スタジオの方々がペンギンではなくマイクの安否を気にしている姿にもドン引き。30万円のマイクを気にされていましたが、フンボルトペンギンは絶滅危惧種でワシントン条約附属書Ⅰで国際取引等が厳しく制限されている種ですよ。
「女性がキリンの解剖って大変ですねぇ」に対して、「キリンって首だけでも200kgくらいあるので、男性なら持ち上げられるというわけじゃないし、研究のやりやすさに雌雄差はあまりないですよ」と答えたのですが、何の意識もなく「雌雄差」って使ってました笑 そうか、普通は「男女差」か… #nichiten
元飼育員で二児の母の知人から、「結局のところ、ヒトの子を育てるのが一番大変。アシカの仔を育ててた時の方が楽だったもん」と言われてから、定期的に「アシカの仔の方が楽か〜」と思うようになってしまった🦭
小学生の頃、児童館の職員さんに「星の光が地球に届くのに何年もかかるように、誰かの言葉が君たちの心に届くのに何年もかかることがあるということを覚えておいてね」と言われたことがあって、それは学問でも同じだなあと常々思います。そしてこの言葉は、まさに何年もしてから私の心に届いたもの。
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郡司芽久(キリン研究者)
@AnatomyGiraffe
「〇〇の勉強って何の役にたつの?」という話はしょっちゅう耳にしますが、知識を身につけることは人生を豊かにしてくれますよ。目に映るものを認知するには知識が必要で、同じものを見ていても、知識に差があれば受け取る情報量にも差がでます。いわゆる「解像度」の違いです。
先日教えてもらった「アリは歩数で移動距離を把握している」って研究面白い。 行きは普通の足・帰りは下駄を履かせた長い足(図真ん中)にすると巣を通りすぎちゃって、行きも帰りも下駄を履かせた長い足だとちゃんと巣に戻れるって、美しい結果。足を短くする(図左)と巣より手前で巣を探すらしい。
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チスイコウモリすごい。 ・空腹の仲間がいたら、自分が飲んだ血を吐き戻して分け与える ・いつもみんなを助ける個体は、自分がピンチの時に助けてもらいやすい ・自分も空腹で血を分けれなかった時は、後日満腹になったらいつも以上に周囲に血を分け与える ・いつも助けてくれない個体の事は助けない
博物館の標本収集活動について「残す価値があるものを残すのはわかるけど、そうじゃないものまで残す必要あるの?」とおっしゃる方がいるのですが、標本の価値は事後に決まることも多いのですよね。ニホンオオカミもニホンカワウソも、最後に捕獲された時には「これが最後だ」とは思っていないわけで。
小学2年生からの「どうしてキリンは首が長いのですか?」という質問にも、「高いところの葉っぱを食べる”ために”〜」とは言わないようにしています。 わかるかなあ?と不安にもなるけど、少し大きくなってから理解するのでもいいかなと思っています。(添付は月刊「日本の学童ほいく」に寄稿した文)
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「大阪市博にはもうマッコウクジラの骨格標本があるんだから、もういらないんじゃないか」というご意見をちらほら見かけるのですが、博物館は一種につき一個体の標本があれば良いというものではないです。いくつも集め続けてはじめて、雌雄の違いや大人と子供の違い、昔と今の違いがわかるからです。
先日多摩動物公園に伺った際、多摩のライオンバスは京王バスの運転手さんが運転していることを教えていただいた。普通に街中のバスを運転していた方が異動してくるそうで、「このバスには酔っ払いもイライラしている人もいなくて、みんながニコニコしていて天国みたいな所だ」という感想になるらしい🦁
淀川のマッコウクジラの一件をきっかけに、鯨骨生物群集について調べ学習をしたので、少しまとめてみようと思います。今回の海洋投棄について、「それが自然な状態だよね」と思った方にぜひ読んでいただきたいです。というのも、マッコウクジラは本来『沈まぬクジラ』と考えられているからです。1/12
クラファンはね、応援はするけど手放しに賛成できないし、館長も「科博内でも賛否両論」とおっしゃっている。皆さんが言う通り「クラファンでお金集められるなら予算削るね」という未来は十分ありうると思う一方で、「この国はお金の気配がしない場所には中々お金がつかない…」という気持ちもある。
私の数少ない趣味である「Googleストリートビューを使ってアフリカの国立公園で野生動物を探す遊び」は、家の中で好きな時にできて、お金もかからず暇つぶしにもなるので、外出自粛時にとってもオススメです!特に動物園・水族館が閉鎖して悲しんでいる方々、是非やってみてください!#Googleサファリ
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解剖学を学んでよかったなと思う事の一つは、自分の身体の中には信じられないほど精巧な器官がたくさん詰まっていて、それらが絶え間なく働くことで生きているんだ、と知れたこと。心臓も肺も腎臓も皮膚も、全てが尊い。何があっても「生きてるだけでマジですごいし」という気持ちがぶれなくなった。
4月に注文した「キリンの手触りを再現したノート」が届きました! 毛足は随分短いけど、かなり再現度高い…!脛回りや鼻筋、お腹周りなどの毛が短い場所の手触りによく似ています。最先端印刷技術すごい…!
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明治時代に初来日した2頭のキリンは、死後剥製となり、オスの方は今でも国立科学博物館に保管されています(現在上野で展示中!) 実はこれまで、この剥製が誰の手でどのように作られたのかなどは不明でした。「まぁ当時ならこの人くらいしか作れないでしょ」と推測されていた程度です。
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「車に轢かれても潰れない」なんて噂もある、ヨロイジネズミの骨格。2つ並んでるのは、上がヨロイジネズミで、下が普通のジネズミ。狂気を感じる構造。私も解剖してみたいし、骨格標本を生でみてみたい!憧れの動物の1つ。
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