【裁判全文】娘に純潔キャンディー「結婚するまで処女でいろ」「母の皮を被った教会の信者」「兄は絶望と苦悩の果てに・・・」【安倍元首相銃撃事件③妹の証人尋問】
山上徹也被告の妹は終始涙声で、ときおり声を詰まらせながら、家庭崩壊の経緯を詳細に証言。 傍聴席の多くの人が涙を拭う場面が何度も見られた。
証言のほとんどが、統一教会による家庭崩壊の深刻さと、山上被告が家族を守ろうと必死だった姿を浮き彫りにする内容だった。
※証人のプライバシーや名誉に関わるような事項は伏せて記載しています
■裁判情報
被告人: 山上徹也
傍聴人:一般傍聴用の傍聴席31席は満席。倍率約10倍。
日付:2025年11月19日(水)午後1時頃~午後5時頃
内容:①山上徹也被告の妹の証人尋問(本記事)
②全国霊感商法対策弁護士連絡会の弁護士の証人尋問(別途アップ済み)
③同連絡会で、かつ教会信者だった弁護士の証人尋問(別途アップ済み)
事案
2022年(令和4年)7月8日 午前11時31分ごろ、奈良県奈良市、近鉄「大和西大寺駅」北口付近で、元内閣総理大臣であり、衆議院議員としても活動していた安倍晋三氏が、街頭演説中に背後から複数初の銃弾を胸・首付近に受けた。奈良県立医科大学附属病院に搬送され、かなりの出血状態で輸血・手術がなされたものの、17時03分に死亡が確認された。死因は、鎖骨下動脈付近の損傷等による大量出血。
山上徹也(当時41歳・奈良市在住)被告によるもので、手製の銃を使用しているとされている。動機については、山上被告の母親が、宗教団体・世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に深く関わっており、山上被告が安倍氏がその宗教団体に支持的・関係性があると認識していたところから恨みを抱いたとされる。
被告人入廷
13:05 警察官5人に連れられ、山上被告が入廷。ひょこひょこと歩く感じ。いつも通り黒の長髪を後ろで1つに束ねている。
弁護側は4人。検察側は6人着席。
裁判長(J)「それでは、解錠をお願いします」
山上被告から手錠が外される。
被告は、弁護側の席に座ると、机の肘をつき、落ち着いた表情で資料をペラペラをめくり、眺めている。
J「それでは、証人尋問に入りたいと思いますので、つい立てを」
裁判長がそういうと、傍聴席と法廷の間にパーテーションがされ、傍聴席からは一切法廷が見えなくなる。
被告人の妹が入廷。山上被告は一切目もくれない。
■弁護人の主尋問
お年玉を貯めていた通帳がゼロに
弁「1998年に、祖父が亡くなり、家族4人でアパートに引っ越して、母は2002年に破産したと聞いているが、その時の財産とか家庭の状況とかは」
妹「母の破産前にクレカ会社から督促状が来たり、電話が来たりしていた。母が管理している、お年玉とかを貯めていた私の通帳の残額がゼロになっていた。兄・徹也(山上被告)は2005年、自殺未遂をして、その時も母は韓国に行ってて帰ってこなかった」
涙声で話す。
弁「被告が自衛官だったとき、母は連絡してた?」
妹「してたと聞いている。でも自衛隊には秘匿事項だからと教えて貰えなかったと」
(よく聞き取れなかったが、母が自衛隊を通して山上被告に連絡を取ろうとしたが繋いでもらえなかったということ?)
弁「教会から返金が始まったのは、被告の自殺未遂のあと?」
妹「はい」
弁「お金の使い道は母が決める?」
妹「はい」
弁「統一教会からお金が来てたのは分かってた?」
妹「はい」
徹也が止めていた
弁「祖父が亡くなって、長男(山上被告の兄)の家庭内暴力が始まった?」
妹「はい、長男は母と大学進学でもめて、予備校代とかを叔父が出していたので受験校を叔父が決めてて、で、叔父に叱責されたりして、
母に『お前が献金したせいで進路がゆがめられた』って母を殴って、包丁を振り回したり」
弁「母を骨折させたことも?」
妹「はい、階段から突き落として、肋骨が折れた」
弁「一回?」
妹「他にもあった」
弁「包丁で傷つけたり?」
妹「振り回したら当たってしまったとかあった」
弁「その時母は?」
妹「救急車を呼んでって、それで病院にいったりした」
弁「山上被告がいたら止めてた?」
妹「はい。徹也がいなくなって酷くなった。」
ここで証人が泣き崩れる。
妹 「・・・母の『やめて。助けて。殺される」って悲鳴で起きていた。」
傍聴席の多くの人が目を拭う。
母が殺されたらどうしよう、家が燃えていたらどうしようって・・・
弁「家庭が有れている時、統一教会は関わってきた?」
妹「教会長が対応したりしてた。***という人。」
弁「長男は、***さんには、心を開いていた?」
妹「そう思う。でも、長男は境界に反感が強くて、食って掛かったりもあった」
弁「***さんがそれをなだめる感じ?」
妹「はい」
弁「長男が暴力ふるってた時の様子を」
妹「毎日、母の悲鳴でうなされて、家に帰ったら母が殺されてたらどうしようとか、家が燃えていたらどうしようとか毎日本当に辛かった」
弁「どのくらい続いた?」
妹「一番ひどかったのは、破産後から返金開始まで。開始後暴力は続いた。2013,2014頃家を出た」
弁「被告が自衛隊からかえっていてからは?」
妹「徹也が止めてくれて、落ち着いた」
「徹也が私を大学に行かせようって。徹也のお陰で私は・・・」
弁「あなたが大学進学を希望したのはいつくらい?」
妹「14歳くらい」
弁「大学については母は何て?」
妹「大学にいくなら、自分で何とかしないと、金ないって。専門学校なら親戚とか誰かお金を出すかかもしれないかそうすれば?って言われた」
弁「大学に進学できたのはなぜ?」
妹「長男も大学いきたいって言ってたけど、徹也が私を行かせようって。
私は徹夜のお陰で大学に行けた」
弁「その後は?」
妹「勉強頑張って、成績優秀者で卒業して、仕事にも生きている」
母の皮を被った教会の信者
弁「母からの金の無心は?」
妹「韓国に行くお金がないって、30万円貸してくれって。ラスベガスいくのに他の人に金を立て替えて貰ったり。家賃滞納してるうから金くれっていったり、必死で、私の腕にしがみついて、家を出ようとしても、50mくらい母を引きずって、恥ずかしくて、みじめで、辛かった。
母が私に連絡してくるのは金の無心だけ。私に関心ないくせに娘やからって、その時は母の皮を被った統一教会の信者だなって思った。でも母の形をしてるから・・・」
泣き方が激しくなる。
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詳細にありがとうございます。 泣きました。 検察がこだわった部分、支援者に対してですかね。 ならもっと送りますよ! 被告と妹さんがこれから少しでも幸せを感じてくれたらと願わずにはいられません。
こちらこそコメントありがとうございます。検察の拘りはよく分かりませんでした・・・。私もそのように、どうかこのお二方が幸せに生きて欲しいと願っています。