• 夢の我が家(爆)
    若いころは奇妙な野望を持っておりました。ひそかにあこがれていたのはベレンソン。彼は初期ルネッサンスの画家たちを再評価して、自らもコレクションをして、かなりの富を作り、フィレンツエ郊外にみごとなヴイラをかまえ、ルネッサンスの傑作にかこまれて晩年を過ごした。↑の家は私の家ではありません。東京にある、ある方の家です。私は中東も行きましたが、まったく住みたいと思わなかった。インドもどうかなと思った。路上の...
  • 技を途切れさせないためには?
    友人が会社を引き継いで、『どうしてこれを今の会社がやっているのかわからないものがあるので、まずはそうしたものを整理して捨ててみよう』と思ってやっていると言っていて、私は激しく反論した。かつて、仁さんと、ナベックスのラグのへりのかえしを、削り落とすかどうか?で議論したことがあった。私は『いらないんじゃないか?』と言ったところ、仁さんは『理論づけは出来ないけれど、削ったものは出来が悪くなった記憶がある...
  • トランプ大統領という人
    アメリカ合衆国大統領、ドナルド・トランプさん来日中。いろいろと炎上要素があるので、いつものように『検索避雷針』をつけて書きますので、あとはよろしく御判読あれ。プロバイダーが変わって、私は一時期”サイコロソフト”のサイトから検索をやっていたのですが、まあ、虎さんのニュースの偏向していることのひどいこと。Vac珍マニアの芸津は世界超金持ち会議の重要メンバー。虎さんのことをよく思っているはずがない。日本のメ...
  • 長い勝負
    ものごとの結果は短期間ではわからない。人生は一種のあみだくじのようなところがある。一つ一つの決断がそこから先の道筋を作って行く。また、多くの場合、それはマニュアルが無い。一回ごとが判断の積み重ね。私はいまだにダム・フォーン(2つ折り)を使っているのだが、これも一つの選択だ。スマホが出たばかりのころ、じつは使っていた。しかし、思うところあってあえて2つ折りに戻した。その依存力の強さ、そして、アルゴリズ...
  • 晩年の妙薬
    一週間分の仕事を終えて、さして贅沢をするわけでもない。淡々と毎日を暮らす。金曜日は職人さんのところへ行き、9時まで打ち合わせ。その雑談がけっこうメリハリになる。帰りは駅まで20分ばかり歩き、五目かけ中華ご飯を食べ、帰宅11時。健康維持の足しにと駅から自宅まで歩く。良く歩くこと、自転車でよく移動することで、体調が安定する。英国だったらパブで”ねじをほどいてから帰る”のが英国流だが、良いパブがないのでどこに...
  • 個性を伸ばす教育?
    友人とこどもの個性を伸ばすという話をしていた。その友人の説はなんだかジャン・ジャック・ルソーの『心優しい未開人』の話を聞いているようで、非常に強い違和感を覚えた。『個性なんて言うものは本来ないよ。経験と体験が積み重なってその中から個性が出てくるんだ。インプットもしないで出てくる個性などというものは存在しない』と私は言いきった。これは人生の晩年にいる経験から断言できる。これは夢というものを考えてみる...
  • ひとり旅が基本
    ひととおりのスケジュールをこなし、一日、自分だけの自転車時間をとった。旅はひとりが基本だ。一休の道歌にあるように、生まれてきたのもひとり。死んでこの世におさらばするのも一人。自転車のひとり旅ほど象徴的なものは無い。汚い身なりで、汚い自転車でひとり旅をしていたら、道を訊く人にも信用されない。宿の人からもうとまれるだろう。昔、会社員時代、アメリカに19世紀からある精密機械の会社に輸出をしていた。その会社...
  • 『観光客であるか。』『いいえ、逍遥者でございます。』
    今年のやったこと。世界最初の2輪車の原型を完成させた江戸時代の蘭学者、平石久平次時光の陸奔舟車(りくほんしゅうしゃ)の復元品が完成いたしまして、関西のほうの自転車博物館のほうへ1か月ほど前、無事に納入されました。世の中の『陸舟奔車』と書いてある方の文書は誤りです。古来”君子は奔車に乗らず、賢者は奔車の下にはおらず”と書かれている。奔車には『国家転覆』の意味もからんでいる。そのような不吉な名称を藩主にお...
  • 虫みたいな人生
    たぶん、ゼミは『自分』とかは考えていません。みんな同じような姿で、同じような時期に、同じような声で鳴いている。すごく『均質化されている』ように見える。私のこども時代、『人と違っていることは良いことだ』とされていた。『人の知らないことを知っている』『人の出来ないことが出来る』『人の知らない面白い場所、おいしい店を知っている』『人と違う解決策と発想がある』、これらすべてがプラスにとらえられていた。多分...
  • 静かな生活
    古い友人と都心で会った。33年間の付き合い。アジアに出張してきたのだが、何としても会いたいと、1日だけ東京で自由時間。翌日早朝に羽田から飛び立った。『音のない、静かなお寺か神社か、公園がよい、』というので、江戸時代の庭園に連れて行った。東京とは思えない静けさ。周囲の現代建築があまりにがさつで、しかも無用の音を流しているのがいかにも惜しい。現代は『音のない世界に耐えられない無音恐怖、空虚恐怖』の時代...
  • 混ぜて灰色
    このところメチャクチャに忙しい。昨日も職人さんのところに夕方5時半ごろに出かけ、一旦辞したあと、工場の近くの洒落た喫茶店で珈琲を飲んでいるうちに思うところあって、もう一度彼のところに夜7時に戻った。彼はもう着替えていたが、40分ばかり話して、8時過ぎに夕食。家へ帰り着いたのは夜10時半を回っていた。彼の地域には、昔ながらの商店街があるので、そうしたことも出来る。別れた後、食堂でさんまの焼き魚定食を食べ...
  • 時代の読める人、読めない人
    いまは激動の時代。昔、銀座の表通りで働いていた店長が、毎日かなりの時間,通りを歩いている人を眺めていた。『一週間休むなんて考えられない。時代が読めなくなってしまうよ。』と言っていた。彼はずっとトップを守っていた(ファッションの世界で)。いまだに1か月に3回ぐらいは長電話をする。いわば、『すりあわせ』と言ってもよい。国内情勢に詳しい彼と、海外情勢に詳しい私との先読み交換のようなものだ。たしかに消費傾向...
  • 社会のバランス
    よそのブログを読んでいると実に興味深い。まったくその方の現実が伝わってこないブログもある。ある英国在住の女性の方のブログもその一つ。今、英国であれほどSNSへの投稿で逮捕され、言論の自由が取りざたされている中で、一言も英国在住者の方のブログにそのことが出てこない。ロンドンで数百万人規模のデモがあったにもかかわらず、一言もそのことが出てこない。一日数千人規模の密入国者の問題、サウスポートでのこどもたち...
  • 秋の空気
    おとといまで、セミが断末魔をあげていた。たまにジ~~~~~ッと鳴く。今日はさすがに鳴きませんでした。コオロギの種類も変った。エンマコオロギはだいぶ減った。自転車に乗るには最高の季節となりました。世の中は、、、、どうもスッキリしない。私は、、、淡々とマイペースで生きる。食べ物もこれといって贅沢をするわけではない。いいたまごと国産小麦と国産の蕎麦のかきたま蕎麦を作って、冷ややっこと自作の漬物で朝昼兼用...
  • ヴィンテージ自転車の考証について 4
    かつて自転車歴史家のジョン・ピンカートンが、おそらく彼の最後のペーパー(論文)で、歴史を考える場合、ひとつの記事だけに頼ると間違う、ということを言っていた。あのあと、ジョンはスキルス性のガンで他界した。最後は自分で折り畳み自転車に乗って病院まで行って、そこで亡くなったのだった。いかにも彼らしい。ジェレミー・ブレットのホームズを見ていて、古い自転車が出てくると、そこには彼がかかわっていたので、彼に『...
  • ヴィンテージ自転車の考証について 3
    1948年とか1947年の英国自転車とか簡単に言いますが、その頃はまだ戦争の傷跡もなまなましく、ロンドンでもあちこちに爆撃で崩れた建築があった頃の話です。戦勝記念に沸き立つなか、復興に全力を注がないといけない時でもあった。英国はWW2で国富の3分の1を失い、食料も1950年代に入っても配給制が続いていた。そこで、上の写真をよく見て欲しい。スポークの頭が無い。スポークの先を曲げて組んである。適正な長さのスポ...

プロフィール

roughton

自然と調和して、自転車の上のEthicalな生活をして、健康長寿。

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