会話

なるほど。一理ある。だが短絡的だな。これは実際にそういう風に障碍者というそれを用いる層がある一定数居る。もしかしたら知らないのか? だとしたらそれは幸福と言える。世の中には居る。障碍者というその立ち位置を用いて、「障碍者として扱わないから批判する」及び「障碍者として扱ったから批判する」というこの二枚舌を使い分ける層が一定数居るんだ。知らないのか? これは最強のダブルスタンダードの一種ではある。鹿乃は恐らく、そういった人物と対峙した事がある。だからその経験側で物を言った。だが、若干穿った見方ではある。君はこの方面のダブルスタンダードを用いる障碍者に会った、いや、遭った事は無いのだろう。これ。滅茶苦茶厄介だからな。それに会った遭った事が無いという事は幸せとも言えるし、人生的及び社会人的経験値不足とも言える。そしてこの一点のみで鹿乃の性格を断言するのには材料不足過ぎるし、それを断定したいというのは、「鹿乃つのはそういう性格」という結論ありきにて、このエピソードを用いているだけに過ぎない。だから冒頭で述べたじゃないか。「短絡的」だと。