チャットAIはプログラム(コード)の生成もできる。VBAやPythonなどのコードはもちろん、身近なところではExcelの関数式や、Windowsのパラメーター(引数)付きコマンドなども組み立ててくれる。
関数式の組み立てを依頼するときは、目的のほかに具体的なサンプルも提示したうえで、「数式を教えて」などと指示するとよい(図1)。また、サンプルのセル位置を指示しておくと、数式中のセル参照が正確になる(図2)。
図1 チャットAIはExcel関数やプログラミングの質問にも答えてくれる。Excel関数の場合、具体的なサンプルを提示して、やりたいこともなるべく具体的に指示する。「数式を使って右側に合格と表示したい」と指示すれば、条件付き書式による色付けなど数式以外の手法を除外できる。画面はChatGPTだが、新BingやBardも同様の回答だった
図2 回答の数式をExcelのE2セルにコピペして下へコピーした。質問の際に「表の左上はA1セル」と指示したので、数式中のセル参照もバッチリ
VBAのコードも、シートの状況や目的を明確にして質問する(図3)。回答が得られたら、コードをコピペして実行してみよう(図4)。ただし、バグ(不具合)があってきちんと動作しないケースもあるので、VBAの知識なしで丸投げできると過信しない。
図3 こちらはExcel VBAの例。セルに入っているフルパス(ファイルの場所を表す文字列)を基に、該当する画像ファイルをシート上に挿入するVBAのコードを新Bingに書いてもらった
VB Editorにコピペして実行
図4 Excel側で画像パスの範囲を選択しておく(1)。Excelで「Alt」+「F11」キーを押して「VB Editor」を起動(2)。「挿入」メニューの「標準モジュール」を選んで「Module 1」を追加したら(3)(4)、右側に図3のコードをコピペして実行ボタンを押す(5)(6)。画像の位置指定など細部は異なるが、ChatGPTやBardも同様の回答だった。なお、この例ではきちんと動いたが、動かないこともある