巨人・田中将大が契約更改「当然減俸です」6000万減の1億円で更改 200勝達成も3カ月の2軍生活も経験「日本一になりたい」
巨人・田中将大投手(37)が25日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み「当然減俸です」と明かした。今季年俸1億6000万円から、1億円でサインした。(金額は推定) 【写真】減俸も評価には納得 会見後は笑顔を浮かべる田中将 交渉後、会見場に姿を現し、今季について一言を求められ「200」と短い言葉で表現。来季に向けて「とにかくやりたいことはリーグ優勝、日本一になりたい。そこにどれだけどういう形で貢献できるか。常にベストを尽くしながらやれたら」と語った。 減俸ではあるが、球団からは投手陣が苦しかった夏場の投球を評価されたという。入団の際に要請されていた「『経験を若い選手に伝えてくれ』と言われていた」という部分も評価された。 昨オフ、楽天を自由契約になり巨人に入団した。日米通算197勝で大台まで残り3勝として迎えた今季。10月30日、中日戦(東京ド)で勝利投手となり日米通算200勝を達成した。今季は10試合に登板し3勝4敗、防御率5・00だった。2桁勝利も期待された中、約3カ月の2軍暮らしも経験。NPBや大リーグで活躍した名投手も今季は悔しい思いも味わっていた。