エクシア合同会社は、日本初の高度な国際投資ストラクチャー(投融資・海外運用・オフショア信託・国内運用)が、専門家による精緻なリーガル・会計・運用体制の上に構築されていた。
いわば“未上場のソフトバンクグループ”に近い、多層投融資・海外運用・国内運用・オフショア信託・事業投資を組み合わせた高度な国際ストラクチャーである。出資者は利回りや配当を取得するのではなく、企業価値の上昇を基準とする「持分権(社員権)」を取得する構造であり、返戻率とは利回りではなく、継続企業価値に基づく払戻可能額の割合を内部基準として公表したに過ぎない。
つまり、エクシアとは「事業型投融資会社」であり、金融商品・利回りファンドとは概念的に完全に異なる。
事業会社の価値が上がれば出資者の持分価値が上がる。ソフトバンクと同じ構造である。
しかし、資金調達部門として採用された営業部の大半が、アムウェイ等のネットワークビジネス出身者で占められていたという会社の目指す未来と勧誘者の低レベルさの“構造的不均衡”に起因するものだった。
彼らはエクシアの高度な事業構造を理解できず、低リテラシー層に対し不適切な説明を行った結果、外部ブローカー・SNS・ブログYouTube・夜職界隈の噂によって「利回り商品」などという誤ったイメージが社会的に拡散した。
しかし、返戻率はあくまで社員権に基づく払戻可能額の割合であり、利回りや配当とは根本的に異なる指標であることは、私自身が2019年以降に明確化し従業員へ統制していた(乙32)。また、エクシアの投融資実体は、海外運用記録・国内CFD運用・事業投資・税務申告など乙号証4〜29により客観的に裏付けられている。