本日、エクシア訴訟において第9準備書面(乙38号証・公式HP注意書き)を提出しました。
結論として、原告が主張する「返戻率=利回り」「利回り偽装」「虚偽説明」という前提は、原告自身が提出した公式HP資料の内容によって完全に否定されています。
公式HPには明確に:
•返戻率=会社内部の損益分配の月次換算(利回りではない)
•運用%=『外部運用会社』のトレード結果
•本サイトは出資勧誘目的ではない
と記載されており(乙38号証)、原告の主張は証拠段階で構造的に自壊しています。
誤信の源泉は、会社非公認の営業・外部ブローカーによる独自説明、SNS、ブログ、まとめサイトの非公式情報にあります。
結果として、民法709条の構成要件
故意・過失・因果関係のすべてが成立しません。
なぜ今になってこれほど詳細な準備書面を出しているのか。理由は単純で、当時は代理人の突然の不在や破産手続き、多数訴訟の同時進行で、本来出すべき書面も証拠も、物理的に出せる状態ではなかったためです。
その結果、ほぼ“何も提出されないまま”確定してしまった事件もあります。今思えば悔しさしかありませんが、だからこそ現在は、すべての事件で原記録を精査し、本来出すべきだった事実・証拠・制度構造を、全て書面化して提出しています。
今後も記録と証拠に基づき、事実を丁寧に積み上げていきます。
6,000
Views