障害を持つ生後1週間の乳児殺害を共謀…産婦人科医に懲役10年求刑=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.11.26 09:30
韓国・清州(チョンジュ)の産後ケアセンターで、生後1週間の障害乳児の殺害を両親と共謀した疑いで起訴された産婦人科医に、重い刑が求刑された。
検察は25日、清州地裁刑事22部〔韓相沅(ハン・サンウォン)部長判事〕の審理で開かれた結審公判で、殺人の容疑で在宅起訴された清州のある産婦人科医Aに対し、懲役10年を言い渡すよう裁判部に求めた。
Aは昨年10月10日午前6時ごろ、自身が運営する清州の産後ケアセンターで、Bさん夫婦と共謀して障害を抱えて生まれた生後1週間の乳児を死亡させた疑いで起訴された。
調査によると、Aは夫婦に対し死亡診断書を作成すると告げたり、利用客がいない階にある母子同室をBさん夫婦が使用できるよう割り当てたりしていた。
検察は、Aが事前に障害の有無を診断できず、Bさん夫婦から抗議を受けることになったため、犯行を共謀したと判断している。
一方、Aは法廷で「事実関係そのものは認めるが、共同犯行や機能的行為支配があったとはいえないため、殺人に加担したとは見なせない」と主張した。
これに先立ち、殺人の容疑で起訴されたBさんとその夫は、控訴審でそれぞれ懲役3年と懲役2年6月、執行猶予4年の判決を受けている。
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