太鼓の達人の上手さと、音楽を演奏するときのリズム感が相関しない次男の話
毎朝、起きるとトイレも朝ごはんもそっちのけで”太鼓の達人”を始める次男の話です。去年の今頃、友達に感化されて熱心な太鼓プレイヤー「どんだー」となってから、他のゲームには目もくれず、太鼓を叩く日々が続いています。いつしか、switchは”処理速度が遅い”という理由で、PCでプレイするようになりました。小学校高学年にして立派なゲーマーになったな、と、彼の見ている世界の視野の狭さと解像度の高さに感心します。集中と選択。
リズム感とはなんなのか
実は、小学校に上がる前からドラムを習っています。しかし、彼独自のリズム感で叩くので、聞いているこちらがむずむずします。その後、習い始めたピアノでも、「リズム打ち」の課題で苦労している様子。しかし、不思議なことに、本人は嫌になってしまう気配がありません。ドラムもピアノも、両方とも楽しいらしく、続ける意思は強く、そんな中で私はどうアプローチしたらいいのか長年の謎でした。
アニソンから、「ナムコオリジナル」曲へ
そもそも、コロナ禍の頃、家で遊ぶためにSwitch版の太鼓の達人とタタコン(太鼓型コントローラー)を買ったのでした。その頃は知っているアニソンで遊ぶくらい。ゲームセンターに行っても、別のゲームの順番待ち中に、「太鼓の達人で遊んで待とうか」というテンションでした。
それが「どんだー」となってから、ゲーム用に書き下ろされた「ナムコオリジナル」の曲を、譜面が目で追えないような難しいレベルでやりこむようになりました。もはや「お母さんと遊ぶ」モードは存在していません。これも一つの成長か?
こっちとあっちの「叩く」はどう違うの?
なぜ演奏する時にはリズムがずれるのに、太鼓の達人をプレイするとハイスコアが取れるのか。いまだによくわかりません。それでも最近少しずつドラムは上手くなってきたような気がします。劇的に上手くなった!というと面白い話になるのでしょうが、そうでもない。ドラムも、太鼓の達人も同じ技能と思ってしまいたくなるのですが、実は違うところを使って、違う出力をしているのかもしれません。
しかし、今さっきから「メトロノームを使って、太鼓コントローラで粒揃いの連打の練習」を始めているのです。すわイノベーションが起こるのか?目が離せません。でも耳はやすみたーい(うるさい)



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