西村賢太殺人事件について
自分は西村賢太愛好家の中では末席も末席。
自称ファン自称読者であろう。
だが小林麻衣子否定派の中では急先鋒だと思う。
以前参加させて頂いたオフ会でも「俺コイツ大嫌いなんですよ!」と公言していた。
(自分以外そんな事云う人いなかったが)
自ら「私元恋人なんです!」と名乗り出て来るってどういう神経なんだと。どんだけ承認欲求高えんだよ。うぜえ女だな。…と。
でも読んでみた。
定価で買うのが癪だったから、ポイント使って予約してネットで買った。
西村賢太ものは読むしかないのだ。
(腹立つわー)
眉間に皺寄せて読んでやった。頁が進まずダラダラ読み。まず文章が嫌い。とにかく読み辛い。西村賢太の文章を模しているが、女の人には合わない。
(ファンなら皆真似したくなるし自分もしてる)
ちょいちょい出て来る難読漢字も鬱陶しい。
「盥」って何だよ、と思って調べたら「タライ」って、タライはタライでいいじゃねえかよ。
めんどくせえな。
秋恵のことを「秋恵ちゃん」とか書いてるのもなんか嫌だった。
途中ネットで、いろんな人の、この本に対する書評を読んだが結構好評で驚いた。文章が上手いとか書いてるし。上手いのか?
だいたいこの本、真面目に訴えかけてるのかと思っていたら笑わせようとしていたり、何だかよく分からない書き方だ。
でも頑張って読んだ。
が、あまり興味深いことは書いて無くイライラしてくる。
しかし、どの辺りからかちょっと分からないが、多分慣れて来たのか、文章や文体に対する嫌悪感はなくなって来て、それと比例(反比例?)するように逆に西村賢太にイライラして来た。とにかく神経質過ぎる。「日乗に本当のことは書かない」だの「俺だってバレたらどうする」だの、めんどくせえ人だな。だいたい女に暴力を振るうなよ、ありゃ小説の世界だから面白いのに。
そして問題の第十章。
はっきり言って自分にとっては一番面白かった。如何にもこの人が言いそうな事。何なんだこりゃ?とは思ってはいるのだが。
「小林さんもいろいろ大変だったんですね!」なんて理解者になったわけではない。
この事件?現象?が本当か嘘かは誰にもわからない。
これを訴えてる本人の思い込みだとしたら、その症状が、統合失調症の症状かどうかは自分にはわからない。多分、シャブ中の症状。
でも、まあシャブだったらもっとボロが出るか。
しかし訳のわからない作品。新しいジャンルの小説を考えたのか?
何なんだろう。
何にしろ、この本を読んだら第十章についての言及は避けられない。
すると、いい事は云えなくなる。
そうすると、その感想に不満な著者に怒られる。
そんなループが待っている、面倒くさい本。
(例外的に上原善広氏の感想文はきれいだった)
そして、向後西村賢太愛好家を自称するならば「西村賢太殺人事件」も「小林麻衣子」も無視できなくなってしまった。
※目の上のたんこぶ


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