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Pヘッドを作って、京大の学祭で踊った

おはようございます。百万遍にかつや誘致です。将来の夢は弁護士です。

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そろりそろりと

自分用のPヘッド作りました。

経緯

この記事は、作りてえ~~~~~~~~・・・という方向けの解説の性質と、京都大学11月祭レポ兼自団体宣伝の性質を併せ持つので、前者にしか興味がない方は制作方法までジャンプしてください。

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僕は「タイマス」という、京大発のアイドルマスター踊ってみた企画に所属しており、スタッフ兼ダンサーをしています。
活動内容は至ってシンプル。毎年の11月祭でコスプレして、アイマス楽曲の振りコピを披露しています。今年で旗揚げから4年目です。


コスプレの内容はアイマス各ブランドに登場するアイドルに限られておらず、スーツを着て「プロデューサー」役として参加することも許可されています。
さらに、「プロデューサー」役も素顔で出演する必要はなく、いわゆる「Pヘッド」も認められており、毎年誰かがPヘッドを担当しています。これまでの4年間で6人がでけえPを被って踊りました。

↑Pヘッドってなんなんだよ、な方向けのまあまあ詳細な解説。渋百科が役立つときもたまにはある。

コスプレ経験がなく、コスプレに挑戦する余力もなかった僕は、毎年プロデューサー役として出演し、時には他のメンバーが制作したPヘッドを拝借していました。

しかし、3年以上にわたって頑張ってくれていた「初代」に限界が見え始め、ダンスパフォーマンスに使用するには不安があったため、今年は百かつが「3代目」を制作することになりました。
初代はハロウィンコスプレに向けて制作されたもので、本来運動には不向きな大きさと重さだったので、今回の制作目標は軽量化と耐久力維持を兼ね備えた「ダンス用Pヘッド」。向いてる方向はappleと一緒なので俺は一人GAFA。

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初代(右)と二代目(左)
出典は2023年のO-Ku-Ri-Mo-No Sunday!

制作方法

広大なインターネットの波といえども、意外とPヘッドの作り方はそこまでたくさんあるわけではありません。
タイマス内である程度ハウツーが蓄積されたので、ノウハウブック(頭ノウハウP)を公開しようと思います。
実際に手を動かしたのはほぼ僕だけですが、設計の手伝いやアイデア出しをしてくれたメンバーは他に4人いらっしゃいます(うち2人は初代製作者と二代目製作者)。本当にありがとう。

使ったもの

・黄色のスチレンボード★ 超でかいやつとでかいやつを2枚ずつくらい
・スチレンもいける接着剤2~3本★
・アルミパンチ★
・金属板が切れるはさみ★
・黒のカッティングシート(✋HANDS✋で購入)
・楽天市場で見つけた介護もしくはリハビリ用ヘッドギア
・台所用スポンジ3つ★

・ダイソーのカッター
・100均デザインナイフ
・カッターの下敷きみたいなやつ
・黄色の養生テープ★
・超強力両面テープ★
・紙やすり★
・黄色のスプレー(借りたまま返すの忘れ続けてる)
・革靴用防水スプレー

★マークをつけたものはすべてDCM川端店で手に入りました。あそこは工作やりたいすべての人の味方ですな。
はさみとかボンドとかの値段がめ〜っちゃ⭐️かさんで、ちゃんと計算してないですけど多分出費が1万円ちょいいきました。他の出費も重なったので貯金崩しました。

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出費の例

設計+カット

設計とかすぐ終わるやろwとか舐めてたら3時間かかって初日終わりました。その分、頑丈でいい外見の物が完成したので、準備はちゃんとやった方がいいです。

まずは作りやすそう+イメージに合う「P」のフォントを探して、パワポで印刷します。

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ありえないP

被る以上頭がちゃんと入らないといけないので、刷ったPを参考にしながら軸の広さを決め、それに合わせて全体のバランスを考えながらPの丸い部分のでかさを決めます。
今回は頭の方向を固定するためにヘッドギア+スポンジを使用したので、ヘッドギアを被った僕の頭の大きさを計測し、縦横27cmあればちょうどいいだろうという結論に至りました。

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最終的には60cm*27cm*33cmの大きさに決めました。Pの曲線部分は6cmの直線+半径18cmの半円。結局何のフォントにも当てはまってません。

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Pの空洞部分は、今回は黒のカッティングシートを貼り付けることで対応しました。初代・二代目は本当に空洞にしていたのですが、工数が増えることと、貼り付ける板と接着剤の量が増えて重くなってしまう(重心も後頭部側によってしまい危険)というデメリットがあったため、いろいろ考えた末にメンバーの一人が提案してくれました。カッティングシートというものの存在すら頭になかったので、ありがたかったです。

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ギザギザの曲線

設計図が完成したら、組み立てに必要なすべてのスチレン板の大きさを確認し、気合で切ります。円のところはとりわけ気合です(デザインナイフはまあ確かに便利だった気がします)。

視界

今回、他メンバーの提案で、アルミパンチを裏から張り付ける方法を採用しました。初代・二代目はカッターで何本か切り傷をつけて視界を確保していたのですが、どうしても単独での行動や方向の確認に不安がありましたし、近くで踊るメンバーに怖がられることも多かったので、今回、視界には力を入れました。

まずは、実際にアルミパンチをのぞいて、どれくらいの大きさなら外側の見た目と自分の視界を両立できるかを検討します。

次に、前面のスチレンから決めた大きさの分だけ切り落とし、覗き穴を作ります。組み立て前に
アルミパンチは、接着のためにスチレンより大きめに切って、片面を黄色の着色スプレーで染色します。スプレーの際には下に段ボールなど汚れていいものを敷かせるのをお忘れなく。

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アルミパンチが乾いたら、前面スチレンの内側に接着テープで貼り付けます。内側はアルミの切れ端がむき出しになってしまいますので、顔を保護するため、さらに上から養生テープを貼り付けました。

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今回は音の取入れをクリアにするため、両耳の近くにも同様の加工をしています。初代使用時は、小さい声が聞こえなかったり、練習音源が聞こえなかったりなどの問題点があったため・・・。

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そして、前面アルミパンチの周りにはさらに黒色のカッティングシートを貼りました。この細工は、目の近くに黒色を置くことで、太陽光が黄色スチレンを貫通・反射して眩しくなる事態を回避する意図で行いました。つまり、アイブラックのような効果を期待しています。

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効果があったかはわかりませんが、少なくとも太陽の方向を向いて前が見えなくなることはありませんでした。初代使用時はたまーにそういうことがあったような思い出があるので、やった方がいいかなと。黒ければ何でもよくて、今回は前述のカッティングシートが余ったので使用しましたが、画用紙なども使えそうです。

余談ですが、アルミパンチを軸部分に張り付けることで、重心を頭部に近づけ、動きやすくすることも意図しています。

頭の向きの固定

初代が採用した、ヘルメット+スポンジ法を流用しました。ただし、今回は軽量化のために布製のヘッドギアを使用しました。

まず、ヘッドギアの前と左右にスポンジを貼り付けます。布とスポンジの接着にやや苦戦しましたが、ボンドと両面テープで何とかなりました。スポンジ付き面白ヘッドギアが完成したら、今度はPの内側に貼り付けます。タイミングとしては、前面と側面の組み立てだけを先にした方がよさそうです。

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ここに頭を入れる感じ

注意点は、あらかじめPを被ってスポンジの貼り付け場所を決めておくことと、貼り付ける角度に注意すること。可能であれば、スポンジ付きヘッドギアを被った状態で、組み立てられた前面と側面をヘッドギアに合わせ、他の人にスポンジの場所に印をつけてもらうのがよいです。とにかく、まっすぐ前を向けるように気を付けてください。

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完成図

組み立て

切ったスチレンは、接着剤で接着面を直角にくっつけ、内側を養生テープで仮止めします。角の部分は念のため外側からも仮止めしました。

円のところは、画用紙を合わせて円周の実際の長さを測り、スチレン板を3cm幅で切って、ばらばらにせずにそのまま裏から養生テープでくっつけなおします。さばいた刺身を魚の体内にそのまま置いておくイメージ。

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そうすればきれいに曲がる板が出来上がるので、あとは貼り付けるだけ。


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完成!ちゃんと数えてないけど設計開始から3日で12時間くらい費やしました。

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実戦投入

宣伝回り

ロースク通いにつき金曜は普通の講義があったので、2限終了後、北部祭でホタテを食べてから、Pヘッドを被って宣伝に向かいました。

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講義直前に法経本館前で中古の蹄鉄を購入

他のスタッフと一緒に何周か本部構内と吉田南構内を歩き回り、単独行動になってからは、看板を抱えて総人広場のベンチで一言もしゃべらず静止していました。

Pヘッド単体の高さが60cmある上黄色が光をばっちり反射するので、まあとにかく目立ちます。僕の身長が170cmぴったりなので、Pヘッド状態の場合は2mくらいになります。
目を引くのはもちろんですが、前回Pヘッドで宣伝に出向いた一昨年よりも、プロデューサーとして認識してくださる方が増えたなあという実感がありました。アイマス知ろうが知らまいが老若男女にリーチできるアクセサリーだなあと再認識しましたね。

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僕はじっとしているのが得意な方で、総人広場に座っているときには、「これ人?」みたいな声がたくさん聞こえました。写真を撮ってくださる方も、持っていた看板から企画に興味を持ってくださる方も多くいらっしゃり、宣伝活動としては大成功だったんじゃないかと自己評価しています。以下は宣伝中の思い出。

・呼ばれ方は例年と同じく「動く点P」が多かったが、単に「P」「Pさん」と呼ばれることも多かった。一昨年いた「黄リン」呼びはいなかった。
・こっちを見ながら歩いていく人の方向をグッと見て脅かす遊びをしていた。何らかの構成要件に引っかかってないといいな、オタクキモスギ罪などの。
・外国人の方の「Big P!!!!」という声が2回ほど聞こえてきた。
・同じちびっこ集団に3回出会った。そのうちの男の子は、2日間で唯一僕の目を認識した人物でビビった。「Pのお化けや」と親しんでくれた。3回目の邂逅では親御さんらしき方に紹介されたので会釈した。
・お一方、おそらく着ぐるみ経験者の方が声をかけてくれた。頭がでかすぎて周りに頭突きをしないか気を遣う苦労など、話がやたら合って面白かった。はい/いいえで応えられる質問によって、僕が弁護士志望の京大生であることを突き止められた。
・あっち向いてホイの対戦を申し込んでくれたハイセンスボーイ(推定小学校高学年)がいた。僕はそのセンスに応えることができず、一番地味な下を向いてしまった。あっち向いてホイには勝った。誰も幸せにならなかった。
・クラスメイトに、たたずまいから僕であると推認された。さらに、所属している組、月曜1限の受講者数を聞かれ、ジェスチャーで答えたところ、「百かつである蓋然性が非常に高い」と結論付けられた。
・ギャル四人組が僕で記念撮影をし始めて怖かった。両隣真横に身を寄せられ、動いたら死ぬと感じた。
・トイレの場所を聞かれた。一昨年もそうでしたけど、なんでこんな不便そうな見た目のやつに道訪ねてくるんでしょうね?(ゼパ)
・飯の売り込みをされた。食べれなさそうすぎだろ。
・クラスメイトの彼女に興味を示された。一方、当該クラスメイトはPが僕と知らず、ホンモノの不審者だと思っていたらしい。
・学部生らしき若年男性に「うわああの人かわいそう」と言われた。楽しいですよ。
・18時以降はさすがに寒さで堪えた。おじいさんが「風はひかないように!」と気遣ってくれた。来年は上着を持ち歩きたい。

本番

スターライトステージと仮装狂奏曲に出演しました。後者はセトリ構築の際にみんなにおねだりしてソロステージをもらっていたので、しっかりキメることができてよかったです。

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後から映像を見返すと、明らかにターンの切れが上がっていました。軽くしてよかった。さすがに普段よりは上半身の可動域と柔軟性が制限されるため、いつも通りとはいかないのですが、自作したおかけで、Pヘッド状態での練習時間を確保しやすくなり、かなりブラッシュアップできたなあと感じています。

初代使用時のように後ろによろめいたり、こけたりすることも練習含めありませんでした。「Pヘッドがこけてるところをもう見たくない」と言っていた創始者の願いはかないました。

動画が公開され次第ここにも共有します。

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なんかグロい













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