【詳報】「何が無罪や」響く叫び声 被告は「決して」強調し無罪主張
2013年、「餃子(ギョーザ)の王将」を展開する「王将フードサービス」(京都市山科区)社長だった大東隆行さん(当時72)が射殺された事件で、実行犯として殺人と銃刀法違反(所持)の罪で起訴された特定危険指定暴力団工藤会系組幹部、田中幸雄被告(59)の初公判が26日午後1時30分、京都地裁で開かれました。事件発生から12年。真相は明らかになるのでしょうか。タイムラインで詳報します。
王将側がコメント「裁判の経過を見守りたい」
初公判を終えて、王将フードサービスがコメントを出した。
「裁判中の事案ですので、裁判内容に関するコメントは差し控えさせていただきます。事案の全容解明を願い、裁判の経過を見守りたいと思います。
また、これまでの捜査、公判にご尽力いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。
当社としては、亡き大東前社長のご冥福を心よりお祈りし、その遺志を受け継ぎ、社員一同社業に邁進(まいしん)してまいります」
16:45
次席検事「手続きを積み重ねた結果、初公判に」
初公判を終え、京都地検の石井壮治次席検事は「手続きを積み重ねた結果、初公判にいたった。冒頭陳述で述べた主張について、今後の裁判で立証していく」と語った。
16:00
傍聴人「裁判を通じて真相解明、願う」
傍聴を終えた人たちが裁判の感想を語った。
京都市の木下仁さん(67)は、田中被告の罪状認否の直後、一時休廷となったことについて「法廷内で女性が大声で泣き出して驚いた」と話した。
田中被告については「はきはきと話していて、物腰が低そうだった」。検察側の主張は「速くて聞き取れなかった」と話した。
京都市内の大学の法学部に通う男性(19)は、被告側の無罪主張に注目した。「どうやって証明するかと思ったら、『京都にいなかった』と存在していなかったことを主張するとは」。都合がつけば今後も傍聴をしたいという。
大学時代に王将で4年間、アルバイトをしていたという京都市上京区の自営業の男性(26)は「社員の皆さんの熱血なところが好きだった。今も王将は大好きで、なぜあのような事件が起きたのか、背景を知りたくて傍聴に来た。裁判を通じて真相が解明されることを願っている」と話した。
15:35
次回は1月9日
この日の検察側の証拠調べが終わり、初公判が閉廷した。
第2回公判は来年1月9日。
検察側が証拠としている、事件現場付近で見つかったたばこの吸い殻についての証人尋問がある。
15:10
「組長への忠誠心は半端ではない」証言
検察側の証拠調べが続き、事件の際の逃走に使われたとされるバイクの盗まれた状況や、事件後にバイクが放置されていた状況についての証拠が提出された。
また検察側は、田中被告の知人の供述として、「(被告の)組長への忠誠心は半端ではない」とする証言や、事件前後に何度か電話した際には「京都にいる」と言っていた、などとする証言を明らかにした。
14:40
ハトを育て、きれいにする習慣があった被害者
休廷を挟んで公判が再開し、検察側の証拠調べが始まった。
検察側は、被害者の亡くなった状況や事件現場の鑑識結果、現場付近の防犯カメラに映った車両の状況などについての証拠を提出した。
被害者の知人の供述として、被害者がレース用のハトを育てていたことや、普段からよくゴミを拾ってきれいにする習慣があったことなどを述べた。
14:10
弁護側、事件当日は「福岡にいた」と立証方針
弁護側の冒頭陳述があった。
弁護側は冒頭で「田中さんは犯人ではありません」と述べた。
「事件当日は(被告にとって…