愛は暴力。仲良く喧嘩しな。
東京在住の女性N様から「東京の目黒駅でお会いできたら嬉しいです。noteを拝読いたしまして、この人、本当に思ってること言ってる人や。会ってみたいな。この人の言葉を、この人の声で聞きたいなと思ったのです」とご連絡をいただいた。最近仕事をやめたN様は、友達から「なんで仕事を辞めたの?」と聞かれることに辟易していた。わかる。わかるぞ、N様。理由なんてない。やめたいと思ったからやめたのだ。それなのに「やめる理由を周囲にしっかり説明しなきゃならない」などと思うから、病むのだ。説明も承認も要らない。幸せになるためには、誰の許可も要らない。
N様は言った。会社で働いていて一番きつかったのが、言葉を制限されたことだった。毎朝全員で社訓を唱和させられて、言葉遣いを制限されて、こんな時はこんな風に言いなさいと矯正された。人事の仕事をしていたから、自分が嫌だなと思う働き方を周囲の人々にやらせる必要があった。しっかり疲れて、しっかり病んだ。これからどうやって生きていけばいいのかな、私の人生はこれからどうなっていくのだろうと思っていたら、吉本ばななさんが坂爪さんのことを紹介していて、昨日知った。そして、今、こうして会っている。素晴らしい展開である。よくもまあ、俺みたいな胡散臭い人間に会おうとしたものだ。ナイス勇気。
人間観察力が群を抜いている私は「N様は力んでいるように見える」と言った。N様は「そうなんです!!柔らかく生きるのが今の夢なんです!!だけど、柔らかく生きてもお金持ちになれる訳でもないし、柔らかく生きている場合じゃないとか思って固くなってしまうんです!!」と言った。わかる。わかるぞ、N様。あなたは可愛い人だ。可愛くて、元気がある。N様から「どうすれば柔らかくなれると思いますか?なんで固くなるのだと思いますか?」と聞かれた。違う違う。そうじゃない。ただでさえ頭がいっぱいになっているのに、更なる情報を詰め込んで「こうあるべき」を増やしてどうする。考えるから固くなるのだ。考えるな。感じるのだ。坂爪温泉に抱かれるのだ。
ネットで見る坂爪圭吾は、ただの情報。リアルで見たN様にとって、坂爪圭吾はライブになる。俺とお前の殴り合い。主観と主観の殴り合い。空気感と空気感の殴り合い。暴力的に聞こえるかもしれないが、愛は暴力。楽しい暴力。明るい暴力。人生なんてきっとシンプル。やりたいことはやりたいと言う。やりたくないことはやりたくないと言う。説明も承認も要らない。幸せになるためには、誰の許可も要らない。邪魔をする奴は蹴る。誰かのためとか嘘中の嘘。綺麗事には中指を立てる。自分を楽しませられない奴が、誰かを楽しませられる訳がない。私はここにいちゃいけないとか思うから、誰かの役に立つことでここにいてもいいよと許可を求めるようになるのだ。情けない奴め。愛は地球を救うとか言ってんじゃない。まずは自分を救え。自分が自分に許可を出すのだ。
うまく行っていないものをうまく行かせるための努力をするな。パートナーシップの悩みなんて、悩む時点で終わっている。柔らかくなることの威力を信じるのだ。柔らかくなることですべてはスムーズに回り出す。アタマを使うな。カラダを使え。湯船に浸かれ。ストレッチをしろ。メキシコークを飲みながらキューバサンドを食え。カラダから入るのだ。カラダを使って私に会いに来たあなたは、現に、こんなにも元気になっているじゃないか。日本中の仔猫ちゃんたちよ。いいか。よく聞け。死にたくなったら俺を見ろ。なんにもねえし、ぐにゃぐにゃだぞ。君も坂爪温泉に入らないか。人肌のぬくもりにとろけろ。天国とは、温泉みたいなものだ。俺肌のぬくもりにとろけろ。
坂爪さん
おはようございます。
初めまして。
◯◯◯と申します。
実は、Instagramで紹介されていた小説、地球星人を読み終わりました。
タヒチに住んでいるのですが、今、明け方の午前4時44分。
窓の外では雄鶏たちがいい声で鳴いています。
夜中にKindleで読み始めて、どうしようもなく引き込まれ最後まで一気読みしました。
あまりの凄まじさに、もう眠れません。徹夜してしまったぁ。
坂爪さんに、感想文を書かないと、消化できなくて、胸のざわざわが収まらず辛い。。のでこちらにどうか送らせてください。
あくまで感想文ですので、お返事は求めていません。が!もしも!この本についておしゃべりしたいということであればよろこんでご一緒したいです。
あくまで一方的に送っていることなので、とても長くなるので、もしお暇があれば読んでください。
かなり、くらいましたが、
一晩中眠れなかったおかげで、隣に寝ている夫が、閉塞性睡眠時無呼吸の症状があることに気付けました。まずそこに感謝です。
とにかく、久しぶりに、日本語で読んだ小説がこれです。最近読んだ小説は英語でパウロコエーリョの本で、ここまでえぐられたのはいつか読んだ村上龍のイビザ以来です。
日本語だと生々しさがもの凄い。
口の中に、舌に味がしてくる。逆に味がしない場面では舌がシーンとなるし。
耳鳴りが、皮膚が、粟立つ。
なんてこったい。人間の、肉の味を想像するだなんて。
食べること、性交すること、殺すこと、それはすべていのちの取り扱いに関することで、わたしたちはそこの深部に行こうとすると、思考がストップしてしまう。
映画や小説の中でだけ、恐々とそのカーテンの裏側を覗くんですよね。
でもそれを、どこかたのしんでる。だって自ら、取りに行くのだから。
そしてそれは、どこか
穢らわしい、恥ずかしいと追いやりながらも、性交の場面を見たくて知りたくてたまらない人間の滑稽さに現れているなぁと。
ものすごくピュアなものと
グロテスクな闇とを行ったり来たりするような描写に気分が悪くなりそうなのに、止められない。降りられない。
自分の中にあるグロテスクで残忍な部分(これを小説としてたのしめている冷酷なわたし)があることを、露呈する本でした。
グロテスクが冷酷であるというのも、地球星人ならではの解釈なんでしょうけれど。
村田さんの本も、初体験で、なんの前情報も入れずに、
いつもとびっきりの文章で魅了してくれる坂爪さんがここまでお勧めしているのだから、面白いに違いない。と飛びつきました。
それにここ数年、地球そして他の惑星、宇宙をより意識するようになり、その中で
わたしはアンドロメダ星からきた、シリウスから来たと言う人たちの存在も知り、レプテリアンとか、色々あるじゃないですか。?
ははあ。宇宙人って、地球の外だけじゃなくて地球でそれぞれが地球星人のコスチューム来てコスプレしてるのか?なんてなことを考えていたので、地球星人というタイトルには抗えませんでした。
地球人の社会やら常識やらが実は窮屈な檻なんだと気がつくと、わたしたちは空を見上げてる。
そして、本当はどこか遠くの星から何かの間違えでここに来ちゃった。
もしくは、この未熟な地球を、救うためにきた、とか
といいたくなるのもわかる。
生まれた途端、すでに世界はこういうもの、生きるとは、愛とは、こういうものだとすでに過去をベースにした思い込み信仰により決められてしまっていて、そこに疑問抱いたり、ちょっとその外側に行こうとするものなら、ものすごい攻撃や侮蔑にさらされる。
工場と見立てるのは、実にわかりやすくて、清々しい。
でも人間の愉快なところ、かわいいところは、工場に芸術というカテゴリーさえ設けてそこで好きな感じ、気持ち良い、を、追求する。闇も光も醜いも美しいも料理して食べる。タブーも入れちゃえる。モーツァルトもボブマーリーも、気持ちよくなきゃ音楽やってなかったと思います。どんな、絵描きも。物書きも、そこになにか気持ちよさヲ感じて挑んでいるんじゃないでしょうか。そしてその、気持ちよさが伝播する。セックスと何ら変わりないと私は思います。
ボブマーリーの、ジョンレノンの、バッハの、マイルスデイビスのエッセンスを受精して何かを生み出すわたしたち。
坂爪さんの文章は、毎回本当に気持ち良いんです。心の的、ツボをちゃんと押されてる感じ。でも、カラッとしていて、もみ返しのような疲れが残らない。ラッパーの稲妻のようなフリースタイルのような、ジャズのインプロビゼーション演奏のような、ライブで放たれる坂爪さんの文章が、わたしは大好きです。坂爪さんのnoteに、セックスしに行く感覚に近いです。インスピレーションを受精卵に浴びて、そしてそのあと言葉が、詩が溢れてくる。
読者はいつも女性側ということに、なりますが今日は勇気を出して、わたしのエッセンスを坂爪さんに届けるということを、やってみます。
私は音楽が好きです。声で遊ぶために躰を持ち、そのためにご飯を食べ、音を楽しむ仲間のうちのひとりとの間に子供ができて、家族をこしらえたがそれも音楽やりたいがゆえの結果でした。悩みも痛みも性も生も音楽に昇華させていく、そういう機能を持った躰で生まれたということなのか。
地球工場の観点からいうとあまり生産性がないほうです。地球工場ではあまり歓迎されない部類でしょうね。それでもやらずにはおえない。
これはどういうことなのか。
地球星人にやれと言われたわけでもないのに。
ウッドベースの音を聴けるなら、アコーディオンの音色に埋もれられるなら、地球星人をよろこんでたのしんでやっちゃうよーん!という感じ。
不合理極まりないのかもしれない。でもそれを、あえてやれちゃってるところに、地球の、醍醐味を感じてやまないのです。一音を響かせることに、泣きながら怒りながら笑いながら。全神経を集中させる。その変態さを実行できるのが地球ライフの魅力じゃないかなとこの本を読んだ後に思いました。
タヒチにいると、人間の考えてることなんて。ちっぽけでほとんどがドオでも良いことなんだと感じます。
山も海も川も風も、魚も蝶も植物も
雄弁で優雅。たまらない魅力を放ってこちらにやってくるので、人間のわたしができるのはそこにうっとりとして、地球舞台監督のその美的センスに拍手喝采するくらいです。
なぜ地球星人生やってるのか。
どうやっていきたいのか。
それをさらに色濃く感じさせてくれたこの本と、そこに連れて行ってくれた坂爪さんに、
心からありがとうございます。
書き始めてから、一回眠り、再開しいまは午前10時。
太陽が眩しい。木々が輝いていて、雲が鳥がかっこいい。地球にゾッコンな私は、故郷の星に帰りたいとはまだどうしても、思えない。
大変長い感想文になってしまいましたが、
ここまで読んでくださったのですね!!
うれしい!!!!
ありがとうございます。
坂爪さんの地球での日々がうれしいたのしいに満ちてゆきますように!宇宙人生、謳歌してください。
おおまかな予定
11月26日(水)東京都中央区界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
いいなと思ったら応援しよう!
ばっちこい人類!!うおおおおおおおおお!!


コメント