「今日は何食べますか?」

ベトナムに着いてから、某会社の社長秘書に聞かれ「ベトナム料理じゃないの?」と逆に返事すると、がっかりしていて、多分ベトナム料理は秘書にとっては普通の料理でそんなに嬉しいものではないのだろう。

でも、ベトナム料理でも彼女らの普段の食事とはもちろん違うのだが。

この日は、ベトナムに住む某会社の専務も会食に参加で、高級中華料理になった。

お店に入ると、ほとんどが中国人の富裕層らしき集団で、メニューもずいぶん昔に東天紅で食べた料理のメニュー、またはそれ以上に見たこともないものが写っていた。

豚の丸焼き、北京ダック、ナマコ、ツバメの巣、フカヒレ、黒トリュフの何とかと、写真では分からないものがたくさんある。

結局、食べ慣れたチャーハンや焼きそばがいい爆笑
一杯、サイゴンビールを飲み、何種類かのお料理をみんなで食べた。
秘書は、やたらに北京ダックを勧めたが、そんなにお腹は空いていないから軽めで良い。

「秘書ちゃんがよく行くお店なの?」と尋ねると、ベトナム在住の専務の話では、「このお店は、秘書ちゃんの給料では到底払えないくらいのお値段だから来ないよ」とのこと。
ベトナムにあるお店でも、お客はベトナム人はほとんどいないのだ。

味は、どれも香辛料が絶妙で、チャーハンや焼きそばも私には作れそうもない味だった。

帰りは、前回も連れて行ってもらったが日本人街の一軒のバーに入って、2次会もあった。
ボトルが4本も入れてあり、私はシーバスを飲んだ。

夫の体調もかなり良くなったようだ、








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