鼻にスプレーするインフルエンザワクチン！

2025年11月26日・水曜日　パーソナリティ：大島由香里

今朝は「今年のベストバイ」をテーマにメッセージを募集しました！

大島さんは今年買ったコートで出勤！

■５：４０～　「BRAND-NEW TOPICS」

今朝はジャーナリストの清水克彦さんに

熊本・阿蘇の地震、福井県知事の辞職、高市トランプ電話会談について解説していただきました。

■６：１０～　「BRAND-NEW COLLECTION」

毎週水曜日は、気になる「カラダと心と健康のはなし」
今朝は「インフルエンザと点鼻タイプのワクチン　フルミスト」について五良会クリニック白金高輪の五藤良将先生に伺いました。

先生の病院でもインフルエンザの患者さんが非常に増えていて、特に小児が多く、そのまま家族に広がるケースが目立っているそうです。
今季は H1N1 の「K亜系統」 の報告が増えています。
症状自体は大きく変わりませんが、感染が広がりやすい印象があり、
症状としては、高熱やのどの痛みが中心ですが、
小児では嘔吐や腹痛などの消化器症状が比較的多いのが今季の特徴です。
 

そんな中、ワクチンの注射が苦手だったり腫れたりする方に
鼻にスプレーするタイプのインフルエンザ生ワクチン「フルミスト」が昨シーズンから日本でも発売可能となりました。
痛みがなく、腕が腫れないので、注射が苦手な方や小児に人気です。
【特徴】
1シーズン1回で完了
日本では 2～19歳未満 が対象
海外では成人にも広く使われています
【副反応】
副反応は、軽い鼻づまりや鼻水などで、重いものは非常にまれです。
【禁忌】
重症の喘息がある方、妊娠中の方には使えません。
その場合は、注射の不活化ワクチンを選んでいただきます。
【同時接種】
また、誤解されやすいのですが、
注射の生ワクチンと点鼻のフルミストは、同時接種も可能で、28日あける必要はありません。
作用する場所が違うため、免疫の干渉が起きないとされています。

インフルエンザはこれからが本番。ワクチンの予防効果も２週間以降ですので、日頃の体調管理を大切にして、どうか健康に過ごしましょう。