シンガポール国籍の写真家レスリー・キー氏から依頼を受け、男性器が写った写真集を印刷したとして、警視庁保安課は21日、わいせつ文書頒布ほう助の疑いで、東京都新宿区の印刷会社「八紘美術」社長児玉紘一容疑者(71=東京都東久留米市)、児玉容疑者の次男で同社営業部長武志容疑者(34=埼玉県新座市)の2人を逮捕した。
逮捕容疑は1月末、キー氏から依頼され、わいせつな写真集4000冊を印刷、製本した疑い。
保安課によると、2人はいずれも「有名写真家と付き合っていれば将来利益になると思った」などと容疑を認めている。
キー氏は松任谷由実やレディー・ガガらの写真集などを手掛けたことで知られる。印刷された写真集を展示会で販売したとして、わいせつ文書頒布容疑で今月4日、警視庁に逮捕されたが、大筋で容疑を認めたとして釈放された。
[2013年2月21日13時6分]日刊スポーツのオススメ