24日に発生した断水を受け、県内の医療機関は、治療に影響が出ないよう節水などの対策を進めた。
那覇市の沖縄赤十字病院は断水に備えて、貯水タンクを満タンにした上で、患者や職員の食器を使い捨てに切り替えるなどの節水対策を始めた。節水対策をすれば、3日間は持つという。担当者は「水の確保はできているので、治療には影響は出ていない。25日朝に集まって、収束のめどなどを情報収集し、方針を決めていく」と話した。
糸満市の南山病院も、風呂やトイレで節水する対策を行ったという。担当者は「思いがけないことでびっくりしている」と語った。