続き考えるの頑張らなくちゃ……
失踪していいかな…
大丈夫、きっと上手くいく
あた〜らし〜い、あ〜さがきた〜
ということで、おはようございます
そりゃあもう…全く眠れませんでした
とりあえず学校に行かないと…
退学届を書いたとしても出せないからね。
「この制服を着るのもこれで最後かな…」
そんなことを考えながら制服に袖を通す。
さて…。
退学届も持ったし。
行きますか…。
___扉を開け、自由のための一歩を踏み出した。
この一歩は小さいが、私にとっては偉大な一歩だ。
…なんてね。
コンコン…
朝早く彼女、ティーパーティーのトップであるナギサのもとに誰かが訪ねて来た。
おや?こんな時間に来客とは誰でしょう…?
「どうぞ。」
「…失礼します。」
「エミさん?どうしたんですか…?」
…入ってきたのは目の下に隈ができた、とても……
…とても、思い詰めた顔をした幼馴染でした。
「そのさ…ナギサに渡したいものがあってね…。」
「は、はい。渡したいものとは…?」
「これなんだけど…。」
そう言ってエミさんは鞄から封筒を取り出し、私に差し出してきました。
「エミ…さん?」
中身を読んだナギサが震えた声で問いかけてくる。
「こ、これは…?」
「なにって…見ての通り退学届だよ?」
「嘘ですよね…? 私は承認しませんよ…!」
「もちろん、それも承知の上だよ。」
「なぜ…?なぜ…貴方もいなくなってしまうんですか…?」
「セイアさんが居なくなり…貴方もいなくなってしまうんですか…?」
「ナギサ…」
「私ね…」
「私…なんか疲れちゃってね…」
「少し…休みたいなって…」
「そんな…エミさん…嘘ですよね…?」
なぜ…こんな事になってしまったのでしょうか…。
私は…
私は、ただ彼女のことを心配していただけだったのに。
エミさんは、最近になってから様子がおかしくなりました。
授業中ずっと上の空
眠れないのか深い隈があって
放課後は気づいたら居なくなっている
気づいた頃には成績がどんどん悪化していました…。
私はそんなエミさんが心配でした。
何か悩み事があったのでは…
今まで何か無理をしていたのでは…
彼女が…エミさんが…
目を離したらすぐ、消えてしまいそうで…
ただ、どこにも行かないでほしかった。
それだけだったのに。
こんな事になるなんて
泣いてしまったナギサを抱きしめ、頭を優しく撫でながら呟く
「泣かないで。」
「エデン条約が終わった頃にきっと、帰ってくるから。」
「帰ってきたら、またこうやって撫でてあげるから。」
「嫌です…行かないでください…」
部屋から出ようと扉に手をかけた私の背中に声がかかる。
「大丈夫、ナギサならきっと上手くいくよ。」
「応援してるよ、ナギサならできるよ。」
最後に後輩たちから私に散々言われてきた言葉を吐き捨て、振り返らずに部屋を出た。
「"またね”ナギサ。」
悩みの種が無くなったのに、やっぱりその日も寝れなかった。
ナギサ「わァ……ぁ…」
ミカ(絶句)
エミ「泣いちゃった…!」
どれが良い?選ばれなかったやつはIFで書こうと思ってます。とりま正史を決めたい。
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幸せに!なるんだよ!(ハッピーエンド真)
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曇らせ?晴らさなきゃ…(ハッピーエンド)
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曇らせ?もっとやれ…(バットエンド)
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お前の所為だ。(どうしようもない終わり)