立憲・岡田克也氏は「何を取りにいったのか?」国民・玉木代表が高市首相への質問問題で私見
国民民主党の玉木雄一郎代表は25日の定例会見で、台湾有事をめぐる高市早苗首相の国会答弁を引き出した立憲民主党の岡田克也元幹事長に批判が相次ぐ事態となっていることへの認識を問われ「何を獲得するための質問だったのかが少し、あいまいになっているのではないか」との見解を示した。 【写真】立憲民主党の岡田克也幹事長 岡田氏に対する批判は、国会での議員による発言の萎縮につながるのではないかと指摘された上で、中国の反発を招いた発言をした首相本人ではなく、質問した岡田氏に批判が向けられていることについて、国会議員としての見解を求められたのに対する回答。 玉木氏は「何を求めているのかが若干、分かりづらい質問だったと思う。明確に答えろ、ということでギリギリ詰めておられたと思うが、明確に答えたら今度はあいまいにすべきではないか、と言っていることが、少なくとも見えていることについては、ちぐはぐで、何を獲得するための質問だったのかが少し、あいまいになっているのではないか」と指摘した。 岡田氏が民主党政権の外相だったことに触れながら「外交安全保障上の機微な問題、語れるところと語れないところは、政権を担当された方なのでよくご存じだと思う。なかなか言えないところや、あえて戦略的にあいまいにするところがあることはよくご存じのはず」とした上で「何(の答え)を取りにいったのか、そこが少し分かりにくいやりとりだったのではないか」と述べた。 高市首相は今月7日の衆院予算委員会で、岡田氏に「どういう場合に存立危機事態になるか」と問われた際、台湾有事について、集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」になり得るとの認識を示した。10日の同委員会では、岡田氏の質問に対する自身の答弁について「台湾海峡をめぐる最悪の事態も想定し少し具体的に答弁した」と述べた上で、今後は「特定のケースを想定し、この場で明言することは慎みたい」と口にした。首相は発言撤回について、一貫して拒否している。