Basic英語――Full Englishとの比較。
Basic英語――Full Englishとの比較。
アメックス「LOVE STREET with SHOP SMALL」in Osaka最終日③
「LOVE STREET with SHOP SMALL」のチラシのベーシック英語の披露の前に。
先の記事で、「ショッピング」を英語で言えない――と、少々乱暴な記載でゴメンナサイ…もちろん「ショッピング」をshopping以外の英語で出すことのできる人は少なくないでしょう。それでもbuyも使えないとなり、ここで思考をめぐらすようでは、やはり英語の心には近くないと言って過言ではないと思います。
私がGooブログ終了を機に「はてな」へ行くやすぐに止めて、その理由を「じめじめとした男だらけの…、」と書きましたが、英語で「じめじめ」はどう言うのか?、とその適用語を辞書引きするのでは、全く英語には遠いことになります。じめじめを英語の辞書引きではなく、書き方がわからなければその意味を国語辞典で調べるのが手順です。換言するなら、ある見方では英語力は国語力なのです。あるいは文章力。余談ですが、弁護士、裁判官など「ワタシは完全無欠だ」のようなタイプの人間に私が知る限りまともな文章を書けるものは一人もいなかったのですが、英語に関しては一定の知識があるようで、短い文なら英語で書くことができたりします。
すると、私が言った、日本語の文章力=英語力、とは矛盾ととられるかもしれません。しかし彼らの書いた英語を眺めるに、「ショッピング」を英語で書けないのは明白でした。
再び「Shopping」を英語でどう書く?
このShoppingを英語で書けないなら、英語を一からやり直すのではなく、英語への理解が乏しいだけで、それはゴマンとある「英語本」の責任でしょう。というのもそれら著書はA.Iの英語と同じ内容なので、そんな本にお金を出すくらいなら、パソコンで翻訳サイトを参照の方がマシというものです。Gooブログの記事でも触れましたが、「英語の書き方」、「英語の文法」、「英文日記の付け方」…などの趣の英語本の著者がそれでは英語を“教科書”なしで自力で書けるかというと、おそらくは書けないだろう、というのが私の推論であり、そこに達しているからです。これは本に限らず、インターネットの英語を教えるサイトとて範疇、つまり例外ではない、と思います。
「ショッピング」という言葉の意味を考える
ショッピングとはどういうことでしょう?
ショッピングは「買い物」のこと。当たり前ですネ。それでは「買い物」とはどういう行為でしょう?
「買い物とはお金を払って品物を得ること。」
ですね。
さて、上の文章を英語で言えますか? これは実に簡単な英語で、Basic Englishでも何でもありません。一般の学校英語、つまりFull Englishで大丈夫です。
What is shopping is what it gives any money for goods.
普通に書けば上のようになると思いますが、しかし…、
Shopping is buying things with money.
などと、もし書けば、あまり英語らしい英語ではないことになります。
ところがこの下の方の英語はみなさんが一番頼りにするGoogleが書いた英語なのです。みなさんが書いた英文もあるいはこちらに近かったのではないでしょうか?
Basic英語とFull英語、どちらに軍配?
そこで、私の書いた上のBasic Englishと、学校英語ならこう書くだろうの下のFull Englishとを英文チェックの「TextGear」で評価値を見てみると、アラアラ…私の英語に赤バーが2カ所、Googleの方に赤はナシ。こんな短い英文なのに…。偉そうなコト言っといて何これは…などと叱らないでね…。この判定への判断は読者に委ねますが、サイトでは読みやすさでBasic Englishの凌駕がわかります。
それでも、日本語英語に慣れた方なら、読みやすいと判定の私のベーシックイングリッシュより、下の日本の学校イングリッシュのGoogle英文の方が読みやすく感じたのでは…?
Google訳ではBuyを使ってしまっていますが、Basic Englishでは「買う」をBuyとしていないことにも着目願います。
次回、アメックスのイベントでのチラシ文を私のBasic EnglishとGoogle翻訳のFull Englishと比較してみます。
*文中しばしば「私のBasic English」と「私の…」を付していますが、Basic Englishを単に語る人は他に存在しますが、その書き手は国内にはほとんどいないのが実情です。しかしBasic Englishは私だけの書き方ではないので、断り、の気持ちからの意です。


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