原神世界で不死身のボケ担当がハッピーエンドを目指すのは間違っているだろうか(旧:契約の国で働いてたら過労死したので自由の国に逃げようと思います)   作:ありがとうはなまる

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 三川遊芸夢綺譚のタヌキの子供に巫女おばさんと言いかけられた巫女の顔で笑ってしまった。良かったなタヌキ君、もし最後まで言い切ってたら永一と同じ運命に合っていたね

 注意:今回は特に好き嫌いが別れる話が出てきます。
    キャラ崩壊、独自設定が含まれます。


13 ドロロンばく露くん

 

 

 

第三視点side

 

 

〜天領奉行の屋敷前〜

 

 「止まれ。天領奉行に何の用だ」

 

 「あっはい、私は狛荷屋の者でお荷物を届けに来ました」

 

 「ん?今日荷物が来るなんて知らせなぞなかったが…まぁいいご苦労だったな、荷物はこちらで預かろう」

 

 「はい、今後とも狛荷屋をご贔屓に。高評価お願いしますね〜」

 

 「軽いな、それになんだか食欲が唆られる匂いが漂っている。誰かが食べ物でも頼んだのか?」

 

 

 兵士は荷物を屋敷の兵士が集まる休憩所へと持ち帰る

 

 

 「平治先輩、その荷物どうしたんすか」

 

 「狛荷屋からのお届け物だ」

 

 「へ〜中身はなんなんすか」

 

 「さぁな、だが揚げ物であることは匂いで何となく分かっている。誰が頼んだんだ?」

 

 

 平治と呼ばれた兵士は荷物を机に置き、休憩所にいる兵士たちに呼びかけるが、首を縦に振るものは現れなかった

 

 

 「んーここにはこれの受取人はいないようっすね……♪」

 

 「おいお前、何をしようとしてるんだ」

 

 「いや~俺小腹すいちゃって、受取人がいないですしちょっとだけ頂こうかな〜と。このままじゃ美味しい食べ物も冷めて美味しくなくなるっす、それじゃあ作った人に申し訳立たないっすよ」

 

 「お前なぁ…それが誰の物か分からずに開け、更には中の物を勝手に食べるなど兵士のする所業では…て、おい!人の話を…」

 

 

 平治の注意を無視し、休憩所で休息を取っていた っす口調の兵士は荷物を開けた

 

 兵士が荷物の中をのぞくと、そこには()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()が入っていた

 

 

 「誰だこんな時間に唐揚げなんぞ頼んだのは?」

 

 「鶏肉?それにしては妙な形してるっすね、まるで"手"みたいな…うわぁ!?」

 

 「!?どうし…た…」

 

 

 手のような形の揚げ物をまじまじと見ていた兵士は突然、驚きの声を発し後方へ尻餅をつく

 平治はその反応に驚きつつ兵士の方へ顔を向けると、先ほど兵士が見ていた揚げ物が入っている箱から、本来絶対に入っているはずのない人間のような肌が薄っすら見せ隠れているのを見つけ唖然とする

 

ズズズズズ…

 

 肌色のそれはまるで包帯のように伸び、徐々に人間のような形を形どっていき、やがて1人の全裸の男が机に立つ

 その光景に部屋にいた兵士たちは、目の前で起こっている摩訶不思議な現象にただ唖然と黙って見ていることしかできなかった

 

 

 「…来ちゃった♡」

 

 

 亜人が襲来した

 

 

 

 ─

 ──

 ───

 

 

 

 「永一さん、大丈夫だろうか」

 

 「大丈夫じゃないか?なんだかんだアイツは強いし、もし何かあっても逃げられるだろ」

 

 「…それもそうだね」

 

 「永一さん大丈夫かな、怪我してないかな、捕まってないかな、やっぱり了承なんてしなければ良かったかな」(オロオロと部屋を忙しなく動き回りながらブツブツ喋ってる)

 

 「…………」(無言ハイライトOFF)

 

 (無言が一番怖いって初めて知ったぞ)

 

 「パイモンどうにかできない?」

 

 「無茶言うなよ。旅人がこうなったら永一が話しかけない限りずっっとこんな感じだぞ、オイラの話なんてまるで聞きやしない」

 

 「そっちも苦労してるんだな。お嬢様も一度こうなると当分戻ってこないし」

 

 「永一、いったいどんなことをして天領奉行の注意を引くんだろ」

 

 「分からない。永一さんのする行動はいつも奇想天外なことだから…けど、さっきから凄く嫌な予感がする」

 

 

 『あっあっマイクのテスト中、マイクがテニス中』

 

 「「「「!」」」」

 

 

 「永一の声だ!どこから聞こえるか分からないけど、永一の声が聞こえたぞ!」

 

 

 『どうもおはこんハロチャオ〜私稲妻抜け出し極悪人不死川永一は、お恥ずかしながらここ稲妻へと帰ってまいりました。今の私はただの永一ではございやせん、その名も不死川永一W(ダブル)T(ツイン)マークII(ツー)セカンド、天領奉行屯所内で絶賛逃走中でございま〜す』

 

 (2がいっぱいー!!)←稲妻民たち

 

 (何やってるの永一さーん!!!)

 

 『この度スピーカーを使ったのはただ帰国報告をするためではございやせん。年に一度の"永ちゃん祭り"を開催するためです!』

 

 『『『まじかよ…』』』←項垂れ絶望している稲妻民たち

 

 「まじか…」「この時が来てしまいましたか…」

 

 「永ちゃん…」「…祭り?」

 

 『お久しぶりの永ちゃん祭りの内容!その名もドキッ!みんなの秘密暴露大会〜!!!どんどんパプパプどんどんパプパプ、パラランチキパラランチキ』

 

 『内容は簡単、私永一が皆さんの秘密にしている秘密を勝手に暴露する大会です』『待てー!』

 『おっ!ちょうどいいですね、では今私を追いかけている兵士、丹平さんの秘密を話します』

 

 『え〜丹平さんは昔1◯歳の時、自分のことを好いてくれていると思っていた女の子にイキってアプローチをしていたけど、その後その子に恋人がいたことを知りショックで2日寝込んだことがある』

 

 『ぐはっ!!』バタン

 

 

 自身の黒歴史を聞かされ、心の古傷が開き吐血しながら白目をむき、地面に倒れる丹平

 

 

 『と、こんな感じでみんなの秘密をランダム形式で暴露していくよ〜 もし嫌なら俺を頑張って捕まえるか、毛布に包まって大福にでもなってるんだな!』

 

 『え〜次の人は─』

 

 『うぉぉぉ!!永一様を何としても捕らえろー!!』

 

 『高梨さんは上司である女の子のことを大勢の前でママと呼び間違えたことがある』

 

 『グアハっ!!』バタン

 

 『ゼハハハハハ!!早く俺を捕まえないとお前らの抱える秘密ぜ~んぶ真っ裸になっちまうぞ〜!』

 

 『『『うぉぉぉぉぉ!!!』』』

 

 

 無言で部屋から飛び出す神里綾華と、顔を青くさせ体を震わせるトーマを見て旅人は願った

 友人たちの尊厳があの悪魔(永一)に破壊されないことを

 そして自分に飛び火しないことを切実に願った

 

 

 

 ─

 ──

 ───

 

 

 

 「ハハッ凄い食いつきようだな」

 

 

 天領奉行内にいた兵士たちを出来るだけ引き連れ、天領奉行から抜け出した永一、その視線の先には大勢の稲妻兵と一般人が必死の形相で永一に向かってきていた

 

 

 「さーて早柚の為にヘイトと時間稼ぎを稼ぎますかね」

 

 

 インカムを付けた永一は家の屋根の上を走りながら、片手に持つ箱、くじ引きなどに使う物の中に手を突っ込み中に入っている紙を取り出す

 

 

 「え〜次の人は…戸崎さん、戸崎さんはえーと、あぁ隠してたエ◯本が親にばれたことがある」

 

 「ウォアアアー!!!!やめろー!!」

 

 「それからというもの、親に隠してたエ◯本に出てきた女性に似た女性を紹介されるようになり、今では付き合ってると…ずっとラブラブでいてな〜(学園ハ◯サム風)」

 

 「補足するなーーー!!!ガハッ」バタン

 

 「次はっと…おっと危ない危ない」

 

 

 下から投擲された石を避ける永一は気にせず紙に書かれた名前を読み上げる

 

 

 「次はおっ!これはこれは♪…皆さん大物の名前ですよ〜次のお人は神里家の元当主、かの有名な神里綾人のお父様、神里◯◯です!」

 

 

 

〜神里家〜

 

 

 「…ビクッ……スス(お茶を啜る音)」

 

 「あら貴方、余り動揺しないのですね」

 

 「あぁ、確かに名前を呼ばれた時は驚きはしたが…何もやましいことをしていないのに身構えてもしょうがないだろう?」

 

 「あら、そうですか、それはちょっと残念ですね。貴方の恥ずかしい秘密を知ってみたかったのですが…」

 

 「ふふふ…あまりからかわないでくれ スゥ(お茶を飲む)─『神里◯◯は昔、俺と九条家、柊家の当主同士でキャバクラごっこをしたことがある』─ブフッ!(お茶を吹き出す)」

 

 『キャバクラごっこは簡単に言うと美女のキャバ嬢に接待してもらって楽しく飲食をすることだな』

 

 「貴方…」

 

 

 神里家の室温が低下した

 

 

 『キャバクラ初めての3人はそれはもう楽しそうだったぞ、美女にお酒をついでもらって美味い飯食いながら仕事抜きで雑談したりな。3人酔いが回りだしてキャバ嬢に絡んでそれはもうハッチャケてた。特に◯◯(神里父)のやつはそらもうべろべろに酔ってキャバ嬢に「あ~んして」とか「膝枕してくれ」とか、挙句の果てには「ウチの奥さんよりも包容力があって…好きだ」なんて浮気発言してたしかなり楽しんでたな』

 

 「…」(ハイライトオフ)ゴゴゴゴゴ

 

 「…」ガクガクガクガク

 

 「……貴方」

 

 「……ハイ」冷や汗ダラダラ

 

 「寝室」

 

 「え?」

 

 「寝室に行きましょうか」

 

 「いや、まだ寝るには早いんじゃないか?」

 

 「いいえ、寝ませんよ、いや寝かせませんよ」

 

 「………!◯◯(神里母)ちょっと待て!ほら、俺たちもいい歳だし」

 

 「…」スタスタ

 

 「待て、待ってくれ、頼む、許してくれ、あれは…そう、酔って思ってもいないことを言ってしまっただけなんだ!だから、な」

 

 「…そうですか、あれはお酒による一種の気の迷い、と言うわけですね」

 

 「そ、そうなんだ」

 

 「…そうだったんですね。早とちりしてしまいました、ごめんなさい貴方」

 

 「ホ…いや、私も勘違いされるようなことをしてしまって申し訳ない」

 

 「貴方」

 

 「◯◯(神里母)

 

 「では…行きましょうか、寝室へ」

 

 「……うん?」

 

 「一種の気の迷いとはいえ、私を忘れてしまうほど貴方に私の「愛」が届いていないことが今回で分かりましたので、今から貴方に私の「愛」をこの身体に刻み込みます。久しぶりですが心配しないでください。貴方の「愛」は衰えたつもりはありませんので、この神里◯◯(神里母)、全力で参ります」

 

 「いや、大丈夫だから!◯◯(神里母)の気持ちはもう十分伝わってるから、ちょ待って引っ張らないで ぐぅ 力強!クソ、誰かー助けてくれー!今◯◯(神里母)の攻めを食らってしまったら私◯んでしまうー!絞り◯されてしまうー!トーマー!綾華ー!綾人ー!誰でも良いから助けt ピシャ(襖が閉じる音)

 

 

 (背景綾人様、綾華様、もしかしたら近いうち弟様か妹様ができるかも知れません)

 

 

 後日、しわしわとなり腰をぷるぷると震わせた神里父と肌がツルツルの何歳か若返ったような神里母がいたとか

 

 

 〜城下町〜

 

 

 「ん?神里の霊圧が…消えた…!?」

 

 『『『待てー!!』』』

 

 「おっと、さてさてさーてお次の相手は、宵宮か、"17人目"*1のラッキーガール、さてさてあいつの秘密か、何かあったかな…ん?これは…!」

 

 

 宵宮の秘密(黒歴史)を記憶から掘り起こしていると、目の前から矢と、それを追尾するように3つの火の玉が永一目掛け向かって来ていた

 

 

 「瓦ガード!」

 

 

 永一は屋根の瓦を取り、向かってくる矢と火の玉に当て相殺する

 

 

 「久しぶりの再会にしちゃあ随分派手だな、えぇ宵宮!」

 

 「それはお互い様やで、稲妻に帰ってきたっちゅうのにウチに連絡もよこさずこないな危ないことしちょるウチの身にもなってーや」

 

 「悪い悪い…ただいま」ニコッ

 

 「おう…おかえり」ニコッ

 

 「じゃ、バイバーイ」ピューン

 

 「あっ、ちょい待ち!」

 

 「ハハハ馬鹿め、待てと言われて待つやつは吉本のヤクザか忠犬ぐらいさー!あばよとっつぁん!」

 

 「くっ!」

 

 

 宵宮は弓を構え、永一の足に狙いを定め、矢を射出する

 

 

 「え〜と宵宮の秘密……あっ あったな、あったあった」

 

 

 後ろから来る矢を物ともせず永一は宵宮の秘密(黒歴史)を話し出す

 

 

 「宵宮は子供の頃、大晦日の時期に餅を調子に乗って大量に食べて喉に詰まらせて死にかけたことがある」

 

 「ぐっ!」(小破)

 

 「宵宮はお酒を飲むと笑い上戸になり、笑いすぎて過呼吸になって死にかけたり顎が外れたりしたことがある!」

 

 「ぐぅ!」(中破)

 

 「宵宮がおねしょして怒られた回数は◯◯回だー!!」

 

 「ガハッ!!」(大破)

 

 

 黒歴史の過剰摂取により吐血し、弓を構えていた手を止め膝をつく宵宮

 

 

 「すまないがこの俺、ワンダー・オブ・Eにこれ以上危害を加え追いかけてくるというなら私も君のどんな秘密を口走るか想像できない、観念して帰ってのんびりお茶でも飲むんだな!」*2

 

 「さ〜てお次は…鹿野院平蔵か……………⋯平蔵は同人誌でだいたい受け担当」

 

 「………え?………は?」(自分題材の同人誌の存在を知らなかった平蔵)

 

 「お次…おっ!親に続いて子もヒットか、次の相手は神里綾人、お前だー!」

 

 

 〜とある一室〜

 

 「…ビクッ……スス(お茶を啜る音)」

 

 

 名前を呼ばれ驚いたが、自分は恥ずかしい秘密を持っていないなと改まり書類仕事に戻る

 

 

 『神里綾人の初恋の相手は、俺の女装した姿だ!』

 

 「─ブフッ!(お茶を吹き出す)」

 

 『可愛かったぜぇ、「お姉さん、貴方は今意中の殿方はいらっしゃるのでしょうか」ってもじもじしながら恥ずかしそうに言ってきて…ウウン…とても、お可愛いこと(女性声)』

 

 「……」チーン(撃沈)

 

 

 恥ずかしさのあまり机に突っ伏し気絶する神里綾人

 

 

 ─

 ──

 ───

 

 

 

 「神里の霊圧が…消えた…!?」

 

 「…まぁいっか、これ言っとけばどうせ明日になれば復活してるでしょ、さてお次は…!?」

 

 

 下から飛んでくる石や矢を交わし、屋根に立て掛けられてくるハシゴを蹴飛ばしながら屋根の上を走る永一だったが、突然進行方向の屋根下から飛び出してきた銀髪の少女に驚き、ブレーキをかけ横に飛び込み進行方向を変える

 

 

 「ぬおぉ〜!捕まったら終わるー!」

 

 

 無理やり進行方向を変えたことで、手を広げ永一を捕まえようとした少女からギリギリ逃れることに成功。しかし、飛び込んだ先に建造物はなく、永一はそのまま重力に従い地面に落ちていった

 

 

 「いたた…背骨逝っちゃうかと思ったぜ…っ」

 

 

 腰に手を当て立ち上がる永一は、上から来る気配を感じ、前へ飛び上がり降りてきた少女を回避する

 

 

 「なぜ…お逃げになられるのでしょうか」

 

 「え?…日頃の行い」

 

 「…永一さん、なぜあの時通話をお切りになったのですか」

 

 「え?日頃の行いと言動と圧」

 

 「……永一さん、こんなことは辞めて私と一緒に屋敷に向かいましょう」

 

 「やだ」

 

 「何故ですか」

 

 「日頃の行いじゃないっすかねw」

 

 「……」

 

 (あっハイライト無いなった、無理やり連れて行くつもりだな)

 

 

 永一はヤンデレモードになった綾華*3から後退りし逃走を図ろうとする……が

 

 

 「はぁはぁ…ようやく、追いついたで永一はん」

 

 「なん…だと…」

 

 

 壁に手を当て立っている何故か身体のあちこちがボロボロになっている宵宮が永一の行く手を阻む

 

 

 (あれだけ恥ずかしい秘密を暴露されて再起不能にならないとは、少々宵宮のライトパワー(陽キャ力)を侮っていたらしい)

 

 

 ジリジリと綾華と宵宮が永一との距離を詰めていく

 

 

 「………ふ この程度で勝った、なんて、思ってるんじゃないだろうな」

 

 

 永一は懐から2つボタンと色んな装置が付いたベルトを取り出し、素早く腰に装着していく。綾華たちは永一を止めようと走り出すが、それよりも早く永一はベルトの装着を完了させベルトに付いたボタンを押した

 永一がボタンを押すと、ベルトからワイヤーが飛び出し屋根の瓦にアンカーが突き刺さる

 

 

 「頼むぜ!立体機動装置ぃ!」

 

 

 ベルトに付いたもう一つのボタンを永一が押すと、ベルトの後方部分から勢いよく煙が飛び出し、永一の体を上空へ浮き上がらせその場からの逃走を成功させた

 

 

 「ハハハ 窮鼠猫を噛むってな!俺を確実に仕留めるならさっさと距離を詰めて関節技でも決めるんだなー!!ホイ着地ぃ!」

 

 「「くっ!」」

 

 「だが、俺を追い詰めたことは確かだ。だから、お前たちに敬意を評してお前たちに見せてやるぞ!地獄以上の恐怖を!」

 

 「これから!俺は綾華の声真似で官能小説を読ませていただきます!」

 

 「!!?」

 

 「…まじかいな、永一はん…それは流石に、最低すぎるで…」

 

 

 「ヴエェ…では、●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●」(CV:神里綾華)

 

 「……」ブンブンブンブン

 

 

 顔を赤くした綾華は、ハイライトを消しながら近くにあった天目鍛冶屋の武器を片っ端から永一に投げつける

 

 

 「あの…綾華様、気持ちはわかりますがそれはうちの商

「<●><●>」どうぞなんなりとお使いください!」

 

 

「●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●」ヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイ

 

 

 飛んでくる武器などお構いなく官能小説を朗読する永一、その姿はまさに悪魔の所業

 自分のことを好いている女の子にする所業ではない

 

 

 「そこまでだ!」

 

 「●●●●…お?」

 

 

 官能小説を読んでいた永一の前に雷のごとく現れ、翼を羽ばたかせ永一の行く手を阻む少女が現れた

 

 

 「毎度毎度、はた迷惑な大会を勝手に開催して、遂にはこのような下賤な暴挙に出るとは。貴様には常識がないのか」

 

 「常識?それは誰の常識だ?お前のか?なら生憎俺は持ち合わせてないな。お前の常識と俺の常識は違う、自分の常識を他人に押し付けないほうが良いぜ、大将さん」

 

 「減らず口を…まぁいいお前を捕まえ、この馬鹿げた祭りを永劫開かせなくしてやる!」

 

 「馬鹿げた祭りだと、バカ野郎!今回はあれだが前々回の永ちゃん祭り、チキチキ 永一ボール探して願い叶えるのだれだ大会は盛り上がっただろうが!」

 

 「バカはお前だ!あの祭りの被害を忘れたか!あの祭りのせいで一体どれだけの被害額と負傷者が出たか!」

 

 「あれは主にヤンデレ共がボールで叶えた『1日だけ永一を好きにできる券』巡って出た被害だろうが!俺あんま関係ないじゃん」

 

 「それに、その後俺しっかり被害額とか全額自腹で支払ったじゃん。まさか沙羅さん、自分が願い叶えられなかったからって根に持ってるんですか〜うわ、器小せぇ〜w」

 

 

 沙羅の飛ばした二本の矢を左右に最小限の動くことで回避する永一

 

 

 「貴様と文言していても切りが無い、いつぞやのたたら砂では後れを取ったが、今回はそうはいかない。覚悟しろ」グググッ(弓を引き絞る音)

 

 「そうか…なら、行くぞ!俺のターン!ドロー!」

 

 「…ターン?」

 

 「沙羅のポエム帳をバトルゾーンに出して声真似で朗読するぜ!」

 

 「・・・・・・・・・・・・・・・!」

 

 「え〜題名【休日】ヴヴン…わt「うぉぉぉやめろーー!!!!」バッバッバッ

 

 

 沙羅は大声とともに大量の矢を発射するが、永一は立体機動装置を使い沙羅の上を飛び越え、稲妻城の方角へ飛び朗読を続けた

 

 

 その後も永一と稲妻住民の逃走劇は数分間続いた

 

 

 〜数分後〜

 

 

 「はぁ はぁ あ~話しながらの、はぁ、長時間全力疾走は、やっぱ、めちゃしんどいな、はぁ」

 

 (これだけ暴れれば早柚のやつももう証拠取ってトンズラしてるだろ。なら、そろそろ仕上げだな)

 

 『『『ハァハァハァ』』』

 

 

 たかが数分、されど数分。追う物と追われる者、全力疾走をしていた両者は肩で息をするほど疲弊しており、両者満身創痍だった(精神的にも肉体的にも)

 

 

 「さてさてさーて…すぅ~ さぁ皆さん!名残惜しいですがそろそろ永ちゃん祭りもお開きの時間になりました!私はそろそろお暇させてもらいます」

 

 「はぁ 逃げられると思っているのか、こんなことをしておいて…絶対に逃がさんぞ、九条沙羅の名において必ず捕まえこの屈辱を晴らす!」

 

 「はぁ ポエムはお前が書いたもんだろ、知られて恥ずかしいものなら自室にしまわず、火の中にでもぶち込んでさっさと処分しておけば良かっただろ。つまり、お前のその恥じらいは俺のせいじゃない。僕は悪くない」*4

 

 「くっ…うぅ…」*5

 

 「確かに沙羅の言う通りだな…このままはいさよならは祭りの終わりにしちゃ味気ない」

 

 「沙羅さんはそんなこと一言も言うてなかったで」

 

 「では、諸君…祭りの最後を特大のトップシークレット暴露でこの祭りを締め括ろう」

 

 

 皆が身構える

 

 

 「今から八重神子の獣姿を稲妻民全員に見せ カッ まぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 『『『!?』』』

 

 

 神子の獣姿を映していた絵を見せようした永一に突如として雷鳴が直撃し、当たった永一と絵は仲良く消し炭となった

 

 消し炭となった永一は、唐揚げを作るタイミングで鳴神大社に作り置きしていた薬指から復活

 

 永一の陽動作戦、そして脱走計画は全てうまくいき、天領奉行の注意を引きつつ、追っ手から見事逃れることに成功

 しかしその後、復活した永一は神子の狐姉さん式殺傷拳の餌食になり制裁を加えられた。永一は死んだ

 

 この祭りで稲妻にいた人々の永一に対しての評価はかなり下がり、家に引きこもるものが続出した

 

 あと、早柚は無事任務を達成し、裏切りの証拠を奪取した

 

 

 

 ───────────────────

 

 【永一メモ】

 永一は神子の獣姿を見たことがある。

 その姿をいじって、神子にボコられるのがワンセット。

 

 

 

 永ちゃん祭り

 1年に一回永一主催で開催される稲妻の祭り。内容は基本当日まで知らされず、規模がデカくなる祭り内容なら1週間前に知らせて屋台や祭りの準備を進めていく。後、優勝したら大会モチーフの金ピカトロフィーを貰える。

 稲妻住民は永ちゃん祭りに振り回され、散々な目に合っていることが多いが、非日常で退屈しない日として祭り自体を心底嫌っている人は少ない

 

 

 【永ちゃん祭り歴史】

 :

 :

 第369回: バキバキ!稲妻で最高最善最大最強の筋肉を持ってるのは誰だ!ボディービルダー大会(CV:千葉◯)

 優勝者:永一

 :

 :第375回:ブチブチ!ストレスマッハで血管ブチブチ必死!イライラ作業我慢大会

 優勝者:神里綾人 準優勝:神里綾華 最下位:永一

【前々回】第376回:チキチキ 永一ボール探して願い叶えるのだれだ大会(CV:野沢◯子)

 優勝者:綺羅羅

【前回】第377回: バキバキ!!稲妻で最高最善最大最強の筋肉を持ってるコンビは誰だ!ボディービルダー大会2(CV:千葉◯)

 優勝者:荒瀧一斗&卓也

【今回】第378回 :ドキッ!みんなの秘密暴露大会

【次回】第379回:???

 

 

 

 

 

 

 

*1
神里痴話喧嘩の間にも犠牲者が…!

*2
UさんなのかM字ハゲなのかどっちだよ

*3
(「元からでは?」はNG)

*4
(元凶がなんか言ってらぁ)

*5
(反論しようとしたがわりと的を得た回答だったためくうの根が出た)




タイトル元ネタ:ドロロンえん魔くん

稲妻編終わったら何編しよう

  • そのままスメール編
  • 回れ右して璃月編
  • そんなことより番外編(茶番)
  • まさかの過去編
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