原神世界で不死身のボケ担当がハッピーエンドを目指すのは間違っているだろうか(旧:契約の国で働いてたら過労死したので自由の国に逃げようと思います)   作:ありがとうはなまる

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7 誰にでもできる影から助ける逃走劇

 

 

永一side

 

 

 お久しぶりです第41王女ことフォーティーワンクイーンのクリーム・アイスちゃんで〜す キャピ★

 

 ……………

 

 さて冗談はさておき。蛍たちと別れて数日、俺は反目狩りを掲げている集団、抵抗軍の拠点 藤兜砦に匿ってもらい主に珊瑚宮とヤシオリ島で活動をしていた

 抵抗軍では大将茶犬ことゴローに珊瑚宮のアンドロイド巫女 珊瑚宮心海に会ったり、たまたま島を探索している時に荒瀧派と出会って頼み事したりと濃い数日を過ごした。本当に…濃い数日だったよ

 

 さて、俺が過ごした濃密な数日を振り返ったことだし、そろそろ現在のことについて触れるか。俺は今、珊瑚宮から出て久しぶりの鳴神島へとやって来ていた

 理由はそろそろトーマの目狩りが始まる時期だと踏んだため、こうしてダースベーダーの格好で赴いたわけです(黒マスクに黒の鎧コシューコシューいってる不審者オブ不審者)

 最初はもっと落ち着いた格好で行こうかなと思ったが、「周りにやべー奴だと思わせるのが最高の自衛だから」っというありがたい言葉を思い出して見るからにやべー格好を選びました

 お陰で今のところ目を合わせられるどころか絡まれることすらされていない。八重堂付近ではちょっとした記念撮影はしたけど……

 

 お?神像近くで渋滞ができてるな。これは結構ギリギリだったかな?

 

 俺が渋滞の中に身体をねじ込みながら神像に近づこうとしていた時、トーマの神の目が宙を舞うのを視認した

 それと同時に渋滞の中から紫色の雷を出しながら飛び出した金髪の少女が現れ、宙を舞った神の目をキャッチした

 

 時間ぴったりに来れたらしいな

 

 俺が仮面の中で笑みを浮かべる最中にも戦況は動いていき、トーマの神の目をキャッチした蛍は向かってくる幕府兵士を雷元素攻撃で鎮圧し、トーマの拘束を解こうとするが、それを簡単に許すはずもなく稲妻の神の手によって妨害された。いや、妨害したのは厳密には操り人形の方で本人は人形の中に絶賛引きこもり中か

 

 

 「神の目がなくとも…元素力を扱える、あなたは例外」

 

 「例外、それは「永遠」の敵」

 

 

 神像の踏み場から元素で作った階段で降りてきた稲妻の神 雷電将軍は儀式を妨害した蛍の方へ向き元素力を高めていく

 

 来るぞ来るぞ、雷電将軍の十八番が…!

 

 元素力を高めた雷電将軍の胸元から徐々に雷の刀が出現し始める

 

 

 「あなたを神像へとはめ込みましょう!」

 

 

 出たーー!!雷電将軍のおっぺぇソードだーー!!

 いやー刀をぺぇから出すのは何度も見てるけどやっぱイベントシーンを生で見るとやっぱ違うわぁ

 モンドと璃月ではそれどころじゃなくてイベントシーンあんまり見れなかったんだよなぁ。まぁ見ててももうほぼ覚えてないけど

 

 それにしても雷電将軍の一心浄土兼領域展開って客観的に外から見るとこんな感じなんだな、ふーん…ほーん……凄いじゃん(語彙力2)

 

 さて、今頃蛍は引きこもり神()様によって全旅人ユーザーが体験した理不尽敗北イベントを味わっていることだろう

 なら、俺は今の内に蛍達を無事に逃がすための準備を始めるかな

 

 俺は人混みの中でIBMを3体出現させ、それぞれ配置につかせる

 それから数分が経過した時、何かが割れる音と共に蛍が一心浄土から出てきた

 蛍は予想通り影様に敗北し力なく地面に倒れていた。そんな蛍にトドメを刺そうと雷電将軍は蛍に近づいていく

 原作ではここでトーマが助けに入り蛍は助かるのだが、念には念を入れてヒヤヒヤ無しの救出劇を開始する

 

 

 「!!」

 

 

 俺は配置させていたIBMを操り、雷電将軍の片足をIBMで掴みバランスを崩させる。いくら神といっても雷電将軍とて生物、不意に足を掴まれてはバランスを崩すのは明白

 目論見通り雷電将軍は片足を掴まれたことでバランスを崩し倒れるが、刀を地面に刺すことで体が地面につくことを回避した

 

 雷電将軍はすぐさま掴まれている片足の方へ目を向けるが、IBMは神でさえ見えない不可視の物体、見たところでナニかに掴まれている感覚だけがある状態だ

 雷電将軍が片足に意識が向いている隙に俺はもう一体配置していたIBMを動かし、蛍をお姫様抱っこで持ち上げ一気にトーマのところまで運ぶ

 しかし、さすが雷電将軍、見えないはずのIBMの手を正確に切り落としすぐさま蛍の方へ走り出した

 雷電将軍のスピードは正に神速、蛍を運んでいるIBMの走力では絶対に追いつかれる

 だが、この永一に隙はない(エイディオ様)、こうなることを予測してすでに第3の刺客(IBM)を配置済みよ!

 

 蛍の方へ走り出している雷電将軍の前に最後の一体のIBMを向かわせ、雷電将軍の進行を妨害する。雷電将軍相手では1秒持つか怪しいが、逃走においてはとてつもないアドバンテージを持つ

 IBMで雷電将軍の足止めをしている間に、雷電将軍によって片腕を欠損されたIBMでトーマとパイモンを回収し、蛍を持ったIBMと共に広場から逃走させる

 3人を連れたIBMをマニュアルからオートマに変更して自動で木漏茶店に向かわせるよう指示を出した俺は、チラリと広場を見ると、首をはねられ、膝から崩れ落ち消滅するIBMの姿があった

 

 武神だからって透明人間の首を正確に両断するってどうなのよ、イカれてらぁ

 ん?ん!?一瞬雷電将軍がこっちを見たぞ、ま〜さ〜か〜?俺の正体がバレたか?

 いや、こんなthe不審者な俺が目線に入ったから見ただけだよなうん、きっとそうに違いない

 何でバレるか分からんしさっさとずらかろう

 べ、別にビビって逃げるわけじゃないんだから勘違いしないでよね、ふん!

 

 

 俺は人混みを押しのけながら蛍達のいる木漏茶店へと進んでいった

 

 

 無数の人だかりの中、一切目を離さずこちらを凝視する神に気づかず……

 

 

  ───────────────────────

 

【永一メモ】

IBMは元素視覚や神の目でも視認することができない(例外はある)

 

 




無料アプリのAIでオリキャラ(永一)を描いてもらったら美少女しか出てくなかった。中性的が邪魔してたんだろうか謎である。

タイトル元ネタ:誰にでもできる影から助ける魔王討伐

稲妻編終わったら何編しよう

  • そのままスメール編
  • 回れ右して璃月編
  • そんなことより番外編(茶番)
  • まさかの過去編
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