原神世界で不死身のボケ担当がハッピーエンドを目指すのは間違っているだろうか(旧:契約の国で働いてたら過労死したので自由の国に逃げようと思います) 作:ありがとうはなまる
プロローグ
皆さんはもし転生して能力を貰うなら何がいいですか?
全てを破壊する力?
どんな攻撃も弾き返す力?
どんなものでも治すことが出来る力?
それともそれら全て?
ん?何故そんな事を聞いているのかって?
それはね、俺が今その選択を迫られている本人だからだよ
俺はどこにでもいる二十歳過ぎた社会人だった。
趣味にゲームやアニメを見るオタクでマク◯ナルドのポテトなんかが好きだった
別に仕事場がブラック企業で過労死したりだとか、トラックに跳ねられたとか王道の展開なんかはない
普通に会社はホワイト寄りの会社だったし、いつもだいたい定時に家に帰るようにしていた。横断歩道なんて左右を二度見て手を挙げて渡るほど徹底してた
何故そんなに横断歩道を渡るのに徹底していたのか、それは俺が死にたくなかったから
俺はとにかく死にたくなかった
死んだらどうなるのか分からなくて怖かったから
死んだら自分自身全てが消えてしまうと思い怖くて怖くてたまらなかったから
だから怪我や病気なんかの死に関わりそうなことは全て避け、朝昼晩バランスの良いご飯を食べたり、ランニングやストレッチなど健康に気を使っていた
だが、冒頭で話した通り俺は死んでいる。それも事故でだ
いつものように仕事を終わらせ自宅に帰ろうと、いつもの道を真っ直ぐ歩いていた。
その道中、道横で工事をしていた場所を俺が横切っていると持ち上げていた鉄骨が突然落下してきた
鉄骨が落ちる聞き慣れない音が聞こえ、不味いと思うよりも先に鉄骨が俺の体に降り注ぎ、俺は鉄骨の下敷きになった
薄れゆく意識の中で俺は思い知った。死はどれだけ健康に気を付けていても、どれだけ怪我や病気を遠ざけようと突然にやってくる理不尽なものだと
そして俺の意識はそこで途絶え、次に目覚めた時には真っ白な空間にいた
そこで俺は神と名乗る白い球体と出会い、転生することになった
何故俺を転生させてくれるのかについて神が言うには、神々の娯楽で適当な人間を別の世界に連れて行き、その日常をアニメのように楽しむためで、俺はその適当な人間に選ばれたらしい
選ばれ方に釈然としなかったが俺に否定する権利も理由もなかった。何なら感謝しかない
神が転生させる世界についてとそこに持っていける能力は何がいいかという質問をしてきた
転生する世界は原神という俺が生前遊んでいたオープンワールドアクションゲームの世界だ
俺はやり込んでいたゲームの世界に行けることに若干、いやかなりテンションが上がり能力は何がいいか考える
風元素で自由に空を飛んだり、雷元素で高速移動や攻撃を仕掛けるのもロマン、氷元素の凍結なんかもいいし、でもでも炎元素の高火力も捨てがたいんだよな〜どうしよう〜
そんな原神の元素でどれにしようか悩んでいる最中、ふと死んだ時を思い出す
理不尽で突然の死
原神がゲームの世界であっても怪我もするし病気にもかかる。死ぬことも……ある
どれだけ強い力をもらった所でまた理不尽な死で死んでしまうかもしれない
もう死にたくない
あんな思いはもうしたくない
俺は能力を原神内の元素などの能力から離れ、他の能力がないか思考する
そこでふと、昔好きだった漫画を思い出す
その漫画は亜人と呼ばれる人間と同じ見た目だが死ぬことは決してない不死身の生物がでてきていた
これだ!
そう思った俺は、神に能力の食い違いがないよう漫画 亜人に出てくる亜人について事細かに説明してその亜人と同じ力がほしいと願い、神はそれを了承してくれた
その後、下が白く光りだし、神から期待してるや頑張れなどの言葉をもらい俺は原神の世界に転生した
神によれば産まれてから少しは記憶の定着に時間がかかり、その間は完全に普通の赤ちゃんになっていると言っていたので、俺がこうして思考出来ると言う事は記憶が定着したのであろう
しかしやけに変な匂いがするし、心なしか肌寒い…………嫌な予感がする
俺は胸の内にある嫌な予感を解消しようと目を開ける
そこには血まみれになり横たわる無数の人が倒れている光景が広がっていた
おー神よ何故俺にこのような試練をお与えになられたのでしょうか
その光景を目の当たりにして俺は呟いた
「ばぶー」(まじかー)
人生始まって即ハードモードだった件
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