斎藤知事を「心から信頼するのは難しい」初当選を支えた“百条委委員長”奥谷県議が語る“溝”の正体 「これ以上質問しても同じ答え」斎藤知事の“答えない”姿勢にかつての支援者が抱く違和感
■取材を終えて…馬耳東風で事は動かぬ
県議会では、山口晋平議長が「議論が深まらず不本意」と、閉会時に異例のコメントを述べた。この山口議長も、かつて県議団から除名されても「斎藤課長」を支援した11人衆の1人だ。 議長から苦言が呈された瞬間、斎藤知事は、手元のタブレット端末をスワイプしていた。せめて知事の耳には、議長の声が届いていたと信じたい。 斎藤知事が告発された公職選挙法違反と背任の容疑は、嫌疑不十分で不起訴となった。ただ、これをもって百条委員会や第三者委員会が指摘した問題点までもが吹き飛んでしまったかのような声には疑問を抱かざるを得ない。 まだ情報漏洩の「地方公務員法違反」の捜査が残っているが、問われているのは刑事責任だけではない。斎藤知事が好んで使う「行政の長」という言葉。その立場には、県政の混乱を収束に向かわせる責任も伴う。 (関西テレビ報道センター神戸支局長 鈴木祐輔)