漫画家小林よしのり氏(72)が19日までにブログを更新。高市早苗首相の発言に端を発した中国との外交問題について私見を述べた。
高市氏は7日、「台湾有事」について、安全保障関連法の規定において集団的自衛権行使が可能となる「存立危機事態」に該当するかを聞かれ、「武力の行使も伴うものであれば『存立危機事態』になり得るケースだと考える」などと答弁した。これをうけ、中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事が「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない。覚悟ができているのか」とSNSに投稿したことが問題化。さらに、中国の外務次官が日本の駐中国大使に、また日本の外務省が中国の駐日大使に、それぞれ抗議したなどと伝えられているなど、波紋が広がっている。
小林氏は「我々は大きな時代の転換点にいる。最近ひしひしとそれを感じる」と切り出し、「感じないのは右脳が劣化しているからであって、特に高市政権誕生後、『ネトウヨ+高市首相・推し活ファン』によって、高市政権の支持率は不動になっている」と私見をつづった。「中国の次の一手としては、漁船に見える工作船をバシー海峡に集結させて、日本が軍事行動に出るか否か試すという作戦に出るかもしれない」と推測し、「自衛隊が出動したら、高市首相の明言通り、日本が戦争の口火を切ったという口実が出来る。アメリカはむしろ日本に自制を促すだろう」と予想した。
こうした現在の状況を「まさに戦争前夜なのだが」とした上で、「覚悟なく戦争体験が出来る世代はむしろ幸運かもしれない。ミサイルが落ちてきたら、泣き叫ぶがいい。むしろただちに徴兵制を敷いて、高市支持者を最前線に送って、共産党の軍と戦わせればよい」と独自の考えを記した。