【11月23日 AFP】米政府は22日、ウクライナに関する和平案は公式の提案であると強調した。これは、一部上院議員がマルコ・ルビオ国務長官から、同案はロシアの「願望リスト」にすぎないとの連絡を受けたと主張したことを受けたもの。

ロシアの侵攻終結に向けた28項目の和平案についてドナルド・トランプ米大統領は、数日以内に提案を受け入れるようウクライナに圧力をかけている。ウクライナと米国は23日、同案をめぐりスイスで協議する。欧州主要国も参加する予定だ。

こうした中、一部の上院議員は、ルビオ氏が現在の案は米国の公式な立場ではなく、「ロシアの願望リスト」にすぎないとの見解を示したと主張した。

そのうちの一人である共和党のマイク・ラウンズ議員は「ルビオ氏がわれわれに語ったのは、これは米国の提案ではなく、(外交特使スティーブ・)ウィトコフ氏に、ロシア側を代表する人物から渡された提案だということだ」と述べた。

民主党のジーン・シャヒーン議員は、自身とラウンズ氏が、ウクライナ当局との最新の交渉ラウンドのためにジュネーブに向かうルビオ氏と同じ電話で話したとし、ラウンズ氏の説明を裏付けた。

また、無所属のアンガス・キング議員も「ルビオ長官によれば、漏洩した28項目の計画は政府の立場ではなく、基本的にロシアの願望リストであり、現在、欧州とウクライナに提示されている」と述べた。

ルビオ氏本人は22日夜、SNSで上院議員らの主張を否定。「和平案は米国によって作成された。これは継続的な交渉のための強力な枠組みとして提供されている。ロシア側の意見にも基づいているが、ウクライナの以前および現在の意見にも基づいている」と反論した。(c)AFP