前回と同じ、私が得意とする隠れ家的バーで待ち合わせをしました。私が先に着きカウンターに座るとすぐにEさんが現れました。Eさんの顔が見えた瞬間、美人特有の強い圧を感じ緊張で頭が真っ白になりましたが、事前準備のとおり何とか「やあ、かわいいね…」という賞賛で自然に口火を切りました。
2025-10-15 19:35:59鼓動が聞こえる程の緊張でした。この私ですらここまで外見レベルが高い人とデートを重ねた事はありません。得意のアイスブレイクも口から出てこず無言になると、「あれ、もしかして緊張してる?」と笑って話すEさん。「◯◯さんってオトナなのに可愛いよね」と話し、逆に私に魅力を感じたようでした。
2025-10-15 19:40:02あまりの緊張にオーダーしたマンハッタンが届くや否や、グラスを鷲掴みにして一心不乱にゴクゴク飲み干しました。 「えーまだ乾杯してないのに!」と拗ねてしまうEさん。平謝りして再度仕切り直しのオーダーを待つ間、アルコールが徐々に染み込んでいき身体が火照るのを感じました。準備は整いました。
2025-10-15 19:43:52魅了フェーズへの橋渡しのため、導入として2人の近況を30分程話し合いました。Eさんは数日前、まだ20代ながら日本エリア担当の部長に昇格したそうです。先に教えてくれていたらお祝いでプレゼントもあげられたのですが私も転職の進捗を話し、内定可能圏内にある企業名を伝えました。
中国ではありがちですが、転職先の年収を聞かれました。想定年収を伝えてあげると「えーすごいね!」と目を輝かせるEさん。すると優秀な男性を前に本能を刺激されたのか、Eさんは無言で下を向き、なんと突然私の手を握りました。テクニック未使用の状態で、意図せず魅了フェーズに入ってしまいました。
2025-10-15 19:56:47想定では時間をかけてムードを高め切った段階で告白する流れでした。しかし熱を帯びたEさんは潤んだ目で私を見つめると「ねえ…私に話したいこと、あるんでしょ?」と熱い吐息のような声で答えを欲しがりました。想定外の事態に強く動揺し、4杯目のマンハッタンを注文するとトイレに駆け込みました。
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