Sさんのインスタグラムを見て「いいね」をつけたり、かなり親密なメッセージのやり取りをしています。私の将来の方向性がまだ見えないため二人の関係性がどう発展するのかはまだ未知数ですが、日本での予期せぬ恋の予感に戸惑いつつも期待をしている私がいます。
2024-12-30 13:44:19昨日はSさんと同じシフトでした。私がフード用のトングを落としてしまい、拾おうとしたところSさんも拾う動作に入ったため、私の手がSさんの手の上にドラマのように重なりました。偶然の接触でしたが、恥ずかしさのあまりSさんは無言で手を素早く引っ込めてしまいました。
2024-12-31 15:58:14そこからは私のテクニックの見せ所でした。Sさんに好みの男性のタイプを聞くと、少し間があってから知的な男性と答えました。すかさず私が社内の競争を勝ち抜き上海駐在に選ばれた話や、HSK5級合格圏内の実力があることを話すと、Sさんは「へーすごいですね!」と驚嘆の言葉を発し目を輝かせました。
2024-12-31 16:03:07自己開示フェーズに入り、上海駐在中には中国人女性とバーで出会い付き合っていた話をしました。私と年齢の離れたSさんにもチャンスがあることを伝えるため、「Sさんと同じくらいの若い子だよ…」と話してあげると、Sさんは「わぁ…」と熱のこもった吐息のような言葉を発しました。
2024-12-31 16:08:34そこでSさんから「でも奥さんとかいたんじゃないですか?」と非常に不都合な質問をされました。やむを得ず時系列を曖昧にして、ずいぶん昔に離婚していたと話しました。ただ女性はずっと未婚の人よりも離婚歴がある男性の方がより魅力的だと感じますので、これにより更にSさんの食いつきを感じました。
2024-12-31 16:15:16勝負は決しました。退勤時間になったため、潤んだ目でSさんが「先…あがりますね」と伝えてきたその時、一瞬下唇を舐めたのを見逃しませんでした。Sさんが何を欲しがっているのか、そのサインは言葉よりも明白に伝わりました。Sさんには笑顔で会釈して、心の中で「分かってるよ…」と呟きました。
2024-12-31 16:21:37家に帰った後、次の恋のステップについて想いを巡らしました。Sさんは数ヶ月後には東京で就職だそうですので、来年早々にはキスデートを実施して深い仲になった上で、お互いの将来のプランを話し合おうと思います。私も東京に着いて行きSさんの新居で同棲というのが現実的かと考えています。
2024-12-31 16:27:42今年は私の力では如何ともし難い運命の荒波に飲まれ苦しい想いもしましたが、舞い戻った地元で新しい恋も実りつつあり、東京での新生活も見えてきました。今日もこれからSさんと二人きりの店内で今年最後の勤務を迎えます。それでは皆様も良いお年を。
2024-12-31 16:37:50新年の青空のように私の心も清く晴れ渡っています。今日の勤務でSさんにキスデートのお誘いをしたら一体どんな顔をするのか、想像するだけで笑みが溢れてきます。少し前までどん底に沈んでいたのに、人生は本当にわかりませんね。
2025-01-01 14:48:55駐在時代、中国語を駆使して顧客との交渉や部下の指導に当たっていたとSさんに話しており、今日は中国語を話すお客さんが来たため私が進んで対応することにしました。お客さんが何かを探している事までは理解できたのですが、肝心の何かがどうしても聞き取れず、紙に書いてもらおうとしました。
2025-01-01 23:48:05客が普通話を話してくれず訛りが強いせいで聞き取れないと隣のSさんに伝えたところ、なぜかSさんがため息をつきました。するとなんと突然Sさんが流暢な中国語でお客さんと話し始めました。私は二人が話す内容を理解できず、呆然と立ち尽くしていました。客は黒ボールペンを探していたようでした。
2025-01-01 23:53:43冷や汗が背中を伝いました。客が帰ると、Sさんが「台湾の方でしたね」と言いました。それに少し安堵して、Sさんには上海駐在でもさすがに台湾語はわからないと答え、Sさんの台湾語を褒めてあげました。しかしSさんは「台湾語ではなく台湾国語でしたよ?普通話と基本は一緒ですよね?」と答えました。
2025-01-01 23:59:49もはや汗が止まりませんでした。何とか威厳を保つため、駐在で使う本場の仕事の中国語と日常会話は違う点や、上海と台湾の訛りの違いについてSさんに説明をしてあげましたが、Sさんは無表情で下を向いていました。それからSさんに話しかけることができず、挽回できないまま勤務時間が終わりました。
2025-01-02 00:08:43何よりも自分の不運を恨みました。帰りの路地はいつもよりも暗く見えました。家に着き両親に会わないようこそこそと自分の部屋に入ると、あまりの情けない境遇に耐えられなくなったため、全てを忘れようと思わず部屋にあった最後の一本の赤ワインのボトルを鷲掴みしてそのままがぶ飲みしました。
2025-01-02 00:34:25少し落ち着いて、Sさんのインスタストーリーにコメントを入れつつリカバリーのメッセージを送ったのですが返事はありません。二人の恋が今これからというこの時にこんな悲運に見舞われてしまい、一体どうすればいいのか分からず頭を抱えています。
2025-01-02 00:48:38今日のシフト開始までに何とか返信をもらいたく、追加で何度かインスタにメッセージを送ったのに返信をくれず、もしや何かあったのかと心配になりつつあります。
2025-01-02 11:42:27何かに巻き込まれたというならもちろん話は別ですが、間もなく社会人になるという大学四年生なのですから、きちんと早めに返信することを心がけるべきだと思います。私は駐在時代どんなに忙しくてもメールはできるだけ早く返していましたし、それが評価につながると教えてあげたい。
2025-01-02 11:55:29給与が振り込まれるまでの間、母親から生活費のみを渡され、両親と完全に断絶した生活を送っています。狭いご近所ですから近所のスーパーに行くと中学の同級生らしき人を家族連れで見かけてしまい、何かの後ろめたさから隠れてしまいました。こんなはずではありませんでした。
2025-01-02 12:17:20