脅威のパワー…巨大ヒグマの異様行動 300kg超わな破壊 度重なる出動でハンター疲弊
76歳のヒグマハンター わな見回りで…
17日の北海道苫前町付近では、氷点下の冷え込みになりました。 ヒグマと対峙し続けているのは、苫前町猟友会の林さんです。 「これクマの足跡ですね」 「(Q.いつぐらい?)2日程度前」 「(Q.付近にはいる?)もう確実にいますね」 ハンター歴49年、これまで20頭以上のヒグマを捕獲してきた林さん。今年は8月末に箱わなを設置以降、ほぼ毎日1人で見回りを行っています。 道路にクマの痕跡が残っていた場所の近くに設置した箱わなに向かいます。 「(Q.かかっていますね、何か。今、何が捕まっているんですか?)キツネとタヌキです。困ったもんですな。(一緒に)キツネとタヌキがかかったのは初めて」 箱わなには、ヒグマではなくキツネとタヌキが一緒に捕獲されていました。念のため、設置しているカメラも確認しました。 「クマは来てないみたいですね」 去年捕獲したヒグマの数は0でしたが、今年はすでに6頭のヒグマを捕獲する異例の事態。17日はヒグマの目撃情報が寄せられていた場所を重点的におよそ1時間半かけて見回りました。 例年であれば12月の初旬ごろには、冬眠するというヒグマ。林さんは今年の異常な出没状況に体力的に疲れを感じているといいます。 「やっぱり好きとはいえ、負担に感じることはあります。できることなら早く決着をつけたい。緊張するわけですから、今一番考えてることは早く雪が降って、クマが冬眠してくれることがありがたいですね」 長年ともにしてきた妻・喜美子さんはこう話します。 「(夫が)疲れているのを見たりすると、きょうも(見回り)行くの?という感じになっちゃうんです。言っちゃいけないんだけど。今年はバカみたいに多いので、(夫への)心配も倍以上」
雪でもヒグマ徘徊 カボチャ物色の姿
砂川市では収穫されたばかりの農作物がヒグマの被害に遭いました。 午後10時ごろ農園に現れたヒグマ。カボチャをくわえながら、面にあるもう一つのカボチャを器用に転がしています。 くわえていたカボチャを地面に置くと、もう一つのカボチャをくわえ直し、雪が降る中、画面奥にゆっくり歩いていきます。 その後、再び戻ってきたヒグマはカボチャを物色し始めると、口にくわえて茂みのほうへ持っていきます。 この農園では規格外のカボチャおよそ500キロを袋に入れていましたが、そのほとんどをヒグマに食べられてしまいました。 翌日、地元の猟友会はカボチャ畑に箱わなを設置します。 およそ6時間後、再びヒグマの姿がありました。箱わなに近づき、中をうかがうような様子が映っていました。 その後も雪が降る中、畑を歩き回ると、再びカボチャをくわえ茂みの方へ。降りつける雪が強くなるのもお構いなし、カボチャを物色します。この日は深夜までうろうろと徘徊(はいかい)を続けました。 専門家によると、連日カボチャを物色したヒグマは同一個体の可能性があり、推定で体長およそ2メートル。体重は100キロ以上だといいます。