2025年10月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト3をお送りします。キャリア部門の第1位は――。
▼第1位 ホリエモン「これをケチる意味がわからない」…仕事のできない人が惜しんでいる「人生の必要経費」
▼第2位 「これは何かの罰なのか」海外現地法人で指摘されカゴメが即やめた日本の大企業では当たり前の人事制度
▼第3位 クレーマーに「申し訳ありません」は絶対NG…怒鳴る客を一発で黙らせた元ブックオフ店員の切り返し
※本稿は、堀江貴文『体力が9割 結局、動いた者が勝つ』(徳間書店)の一部を再編集したものです。
ホリエモンの生活を好転させた「作業の外注」
「堀江さんって結局、何屋さんなんですか?」
いまの僕がいちばん返答に困る質問はこれかもしれない。宇宙ロケットの開発を筆頭に、メルマガやユーチューブでの発信、和牛レストランの経営やパン屋のプロデュース、さらに予防医療の普及や会員制コミュニケーションサロンの運営――。
これでもごく一部だ。僕の活動は多岐にわたり、その一つひとつが本気のプロジェクトである。
当然それだけの数のプロジェクトを僕ひとりで回すことはできない。いくら体力に自信があると言っても、あっという間にパンクしてしまう。
でも実はいまから15年ほど前、メルマガの配信をスタートさせたとき、僕はそれに近い状態に陥ってしまった。一気に購読者数を増やそうと気負っていたのだろう。原稿の執筆はもちろん、編集作業から配信設定まで、すべての工程を自分ひとりで処理していた。おまけに僕のメルマガはボリュームがそうとうある。そこに多大な時間を費やしたせいで、ほかの仕事がどんどん圧迫されてしまった。
そうなってようやく「編集や配信作業は僕がやるべきことではない」と痛感し、作業の大半を知り合いの編集者に任せることにした。僕は執筆のみに集中したのである。
「外注」で自分のパフォーマンスが数十倍に
するとすべてが好転した。メルマガの購読者数はさらに増え、新しく舞い込んでくる仕事の質も量も目に見えて向上していったのだ。進行中だったいくつかのビッグプロジェクトもたちまち加速し、次々と成功に導くことができた。
他人の力を頼ることで、テコの原理のように自分のパフォーマンスを何倍、何十倍にも増幅させられる。僕はこれを「他動力」と呼んでいる。僕のあらゆる活動の根幹を成している思想だ。