日本人のその感覚は、これは僕の持論でもあるけど、
「日本人らしさの正体は、日本列島の所在地と季候風土に根ざして培われたもの」
と思う。元ネタとしては梅原猛がなんかの本で書いてた話からの発展ではあるから、僕の完全オリジナルってわけでもないけど、割と理に適ってるんじゃないかと思う。
欧州大陸、北米大陸、ユーラシア大陸の人には恐らくピンとこないだろうけど、日本て、
・火山列島であり予測できない噴火災害がある
・地震列島であり予測できない地震災害がある(津波もこれ)
・台風列島であり予測できていても防ぎ切れない風水害が年に複数回ある
・四季が極端すぎる
・個人で対処仕切れない雪害が毎年必ずくる
・高温多湿により有機物、食品が腐敗しやすい。感染症が流行しやすい
・渡り鳥の飛来地であり、渡り鳥由来の感染症の流行を防御しきれない
・平野部が極端に狭いため、主要な炭水化物食を得るための農耕には足りない
とかあって、およそ本来は人間が安穏と文明を築くのには向いてない。
この環境、この季候風土で生活を継続しようと思ったら、
・予測困難な自然災害、予測できていて備えていても防ぎ切れない自然災害において、個人主義では生存できないので、「群の形成」「群による共同作業、共同防衛」が不可避
・有機物/食品の腐敗を防ぐ貯蔵法、技術の獲得が不可避(火山列島であるが故の急峻な山林の多い地形のお蔭で、川が多く淡水には苦労しないのは強みであり恩恵。これがだだっぴろい原野が続く土地だったら、川の水は海まで届く前に蒸発するか、そもそも川ができないか、川がでかくなりすぎるか)
・感染症拡大を抑え込むための清潔(公衆衛生)が不可避(最近怠られがちだけど、それでも風呂に年数回しか入らんような人は日本では少数派だし、大抵の日本人は用を足したら指を洗うし、外食店では食事前におしぼりが出る)
ってなる。
要するに、日本列島で自分勝手とか、日本列島以外の出身地/出身国での常識を貫こうとすると、【高確率で死ぬ】【生存確率が下がる】。
このため、
「和を以て貴しとなす」をせざるを得ないし、
「腹が立っても個を殺して我慢する」と耐えざるを得ないし、
まあ、耐えすぎてメンタル壊れる人や、壊れてもなお耐えて自殺する人とか出るが、
「譲り合わないと譲って貰えない」し、
「助けないと助けて貰えない」し、
「一人だけで他人を出し抜こうとすると、同じように他人に振る舞われて、危機にあって他人に置き去りにされる」し、
「公共空間は個人の専有物でなく、共有空間という意識を保てない者も、共存すべき仲間からパージされやすくなる」し、
鏡映しの行動(相手が価値観を捨てないとき、相手の価値観に従って同じように返す)とか日本人が取りがちなのも、ここらへんの生存術からきてるんじゃないかと思う。
まあだいたいそういう感じ。
結局、日本列島以外なら出し抜くのも自分勝手でもそうそう死なないかもだけど、日本列島では身勝手をやると「対決も打倒もできない自然環境、自然災害に殺されてしまい、誰かに助けを乞うても助けてもらえなくなる」。
日本の多神論、多神教、まあ「神様はたくさんいて、それらの神は人間にとって祝福であると同時に脅威であり、神の目が届くところで後ろめたいことをすれば罰か祟りが下りるから、誰も見ていなくても自分を律しなければならない」という信仰観が生えてくる。
多くの信仰や価値観は大抵土着の「環境」に適応するために生まれてくるが、日本の場合は日本列島という過酷な環境にいる限り、そのようにしなければ適応生存できなかったからそうなった、という進化の果てにある。
まあつまりは、多くの日本人が日本に来た外国人に求める「郷に入っては郷に従え」という奴で、日本に来たら日本人のように振る舞わないと、日本列島を取り巻く自然環境に殺されてしまうか長生きできない。
日本人のように振る舞い、日本人のように考え、日本人のように生きれば、多少は楽しく長生き出来るかもね、ってなる。
Quote
akyuu
@akiyuki7
Replying to @azukiglg
日本人の外国人嫌いは場合によって白人まで入る。
理由はほぼ"清潔観"だけではないか。
x.com/i/grok/share/d
228.5K
Views