フォンテーヌから逃亡したいのに元水神様から逃げられない 作:桜紅月音
しかも攻撃参照!これはやるしかないですよね!
「それで…何の撮影ですかこれ…」
ある日、休みをもらった僕はフォンテーヌ廷を歩こうと思って出歩いていたのだが、その途中でなんか撮影会をやっていた。
「サクヤさん、あなたも一緒に撮影しましょうよ」
と目の前テンションが上がっているシャルロットに絡まれて、気づけば撮影会に巻き込まれていた。
知っている人のほうが多いが、知らない人もいる。
恐らく、この国の人ではないのだろう。
「シャルロットさん、あそこの人は?」
と見たことのない人を指して聞く。
「稲妻の人みたいですよ。フリーナ様がお呼びしたとか」
とシャルロットから聞いて、今日が休みになった理由はこれかと納得した。
と同時にここにいては、更に絡まれると思った僕はそっと逃げようと企んで逃げようとしたのだが、腕に柔らかい感触が当たる。
「何逃げようとしてるんですか」
とシャルロットに抱き着かれていた。
「胸当たってんぞ」
「もしかして、そういう事をお望みですか?」
いや、恥ずかしいのいう感情が先に来ないのかと思ったが…無かった事にしよう。
「そういう事ではないんだけど…」
「ええ、私のこの格好を見てもそう思うんですか!」
確かに、彼女はスタイルは良いほうだろう。
フリーナ様も負けていない。ある部分を除いて…
「フリーナ様にも言える事なんだけど…スカートから見える太ももは良いとは思うなって何言わせてるんだ」
とシャルロットの頭を軽く叩く。
「痛いですって!そこまで言うなら、私の太もも触ります?」
と彼女はただでさえ短いスカートを捲って魅力的な太ももを晒してくる。
「そこまでしなくていいわ」
「残念ですね。こう見えて触り心地がいいのに」
とニヤニヤとしながらこちらを見ながら言ってくる。
「フリーナ様のそばにいる以上はそういうのはお断りで頼むわ」
「仕方ないですね、でも逃げないでください」
「シャルロットがそこまで言うなら我慢するわ」
「何ですか?私の胸の感触で逃げる気力なくなりました?」
「そういう事ではないことだけ言っておく。後、フリーナ様が心配になっただけ」
「そういう事にしておきますね。そろそろ私は行きますね」
と彼女は手を振って去っていく。
「…シャルロット柔らかったなぁ…」
なんて誰にも聞こえない程度でつぶやいた。
「彼女の何が柔らかいって?」
と声がする方を見ると、表情をムスッとしたフリーナ様がそこには立っていた。
「確かに、僕にはないもんね」
と明らかに起こっている。
シャルロットは、フリーナ様が来ていることを見て逃走したのかと思ったがそんなのはどうでもいい。
今は、フリーナ様の対応が先だ
「フリーナ様…そこまで落ち込まなくても、十分綺麗ですよ」
「そういう事じゃない」
とフリーナ様はプイっと顔を反対方向に向けてしまった。
どうしようと考えていると…
「君は、僕の太ももに興味があるのかい?」
「…何を言ってるですか?フリーナ様」
「僕の太ももに触れてみるかい?」
「それはできないですって」
「分かった、僕に対して気軽に話すことを命令として出す」
とわけわからないことをフリーナ様が出してきた
「フリーナ様にそのような事は出来ません」
「それを禁止にするって命令だ」
「分かった、フリーナ」
「ふむ、それでいいんだ」
とニコッと笑うフリーナ様だった。
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今後、こういう話も混ぜていくと思うので
こういう話に振り切っているシリーズ公開しているので良かったら見てね