璃月の美女達から言い寄られてます   作:桜紅月音

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璃月の襲われそうなキャラランキングtop3に入ってそうな煙緋ちゃん回です。


2話 法律家

璃月の法律家といえば、煙緋

彼女の名前が1番に出てくるだろう。

 

本当に法律家と聞きたい服装をしている点を除けば、法律家と言われても不思議ではない。

 

「カケル、君は誰とも付き合っていないし結婚もしていないんだろ?」

 

「あーそうだけど…なんか嫌な予感がする」

 

「良い予感の間違いではないか?」

 

「お前にとってはな?これ大事だぞ」

 

本当に彼女が法律家なのかと疑ってしまう。

だって、こういう話になると隙が甘いというか…やらかしが多い気がするからなんだけど…

 

「大事なのは確かにそうだ。って話を変えるのではない」

 

「いや…そっちから始めた物語なんだけど…自分が悪い事になるのはおかしくない?」

 

「なんだ?私と言い合いで勝とうとしてるのか?」

 

「お前に言い合いで勝てた試しがないからやる気も起きないわ」

 

「そうだろ。伊達に法律家と名乗って居ないからな」

 

なんか腹たってきた。

そこまで大きくはない胸をドヤっと張られても意味が無い

 

「それでお前にとって良い話って何?」

 

「そうだった。カケルとの会話が楽しすぎて忘れる所だった」

 

「そういうのはいいから、早く要件を言ってくれ」

 

「コホン、カケル、私の恋人になってくれないか?」

 

 

だと思ったよ。

甘雨といい刻晴といい、これまた煙緋といい。

なんでこの短期間で告白してくるんだよ。

自分で言うのもあれなんだけど…かっこよくはないぞ僕…

 

 

うん…悲しくなってきたわ

 

 

「…帰っていい?」

 

「待て待て…私との話が終わって居ないのに帰ろうとするな」

 

と煙緋は、帰ろうとする僕を引き留め、お茶を出してきたのだが…

そのお茶がなんか色がおかしいのだ

 

「煙緋…やったな?」

 

「…何もしていないぞ」

 

こいつ…法律家とか言いながらナチュラルに犯罪を犯してるやんけ…

明らかに盛ったと言わんばかりに変色してるからなこのお茶

 

「そうか…そっちがその気ならこっちにだって対策はあるからな」

 

「ふ〜ん、カケルが私に勝てる要素はないと思うのだが」

 

ぐっ…確かにこいつに勝てた試しはない。

言い合いでは間違いなく負ける。ならば戦闘ならと思ったが、煙緋には神の目というあまりにも強すぎるご加護があるのだ。

それに対して自分は、一般人だ。

ならばどうだろう。勝てる要素なんてない。

 

 

「分かってて言ってんだろそれ」

 

「あーそうだ。カケルは私には勝てないからな。だからこそ、私が恋人になって守ってやると言ってるのだ。悪くはない話だろう?」

 

確かに悪くはない話だ。

法律家なら資金面でも問題ない。しかも煙緋はかなりの美女に入る。

断る要素の選択肢のカケラもないだろう。

 

「確かに…断る要素なんてないな…でも、これだけは言わしてくれ」

 

「なんだ?不満か?仕方ないなーそれぐらい聞いてあげようではないか」

 

「失礼な話なんだけど…僕…胸が大きい子が好きだから…その…煙緋は対象外というか…」

 

 

 

 

 

 

 

「カケル…セクハラで訴えられるのも、私の攻撃で燃えるのとどちらがいいか選べ」

 

 

 

 

「ひぃ…ごめんなさい」

 

 

 

 

 

その時の煙緋の目はガチで殺しにきていた目をしていた。

普通に怖かった。殺されると思った。

 

 

「全く…胸が大きい子が好きとか女の子の前で言う事はないな」

 

 

絶賛…煙緋から説教を食らっております。

仕方ないよな…あんな事を言えばこうなる。

 

「私だから許してあげるが。往生堂の堂主に言ったら殺されるからな気をつけないとだめだぞ」

 

「はい…それは気をつけます…」

 

胡桃だけには禁句だ

あの子は煙緋と違って、杖で刺してくる。

なんなら、葬儀してあげるからとか言いそうだもん

 

「でも分からないな」

 

「えっ?何が?」

 

「胸って言っても脂肪の塊じゃないか。大きいだけ損じゃないか。私くらいの大きさがベストだと思うんだが」

 

まぁ…大きいと苦労するって甘雨も言っていたし…苦労はしそうだよな。

全くないのはそれはそれで問題あると思うし…それだと煙緋が1番いいのか…

 

「この際だから、私を好きになれば良いのでは」

 

「それとこれは違う…」

 

いきなり何を言いだすかと思えば理解し難い事を言いはじめた。

 

「何故だ?胸の大きさも完璧。モラにも困らない。法律家で戦闘でも守れるんだぞ?どこに不満があるのだ」

 

うわぁ…一気に詰め込んできたな

 

「強いて言えば胸が大きい子がいいだけで…だから火を出そうとしないで…」

 

なんで胸の話をすると殺そうとしてくるのだ…

甘雨と煙緋…会わせたら行けない気がしてきた。気をつけよう…。

 

「ふん、次に話題に挙げたら、中までじっくり焼いてあげる事としよう」  

 

「そこまで行ったら僕生きてないじゃん…」

 

「なら気をつけることだな」

 

「なんか納得してしないけど…気をつけるわ。特にお前と胡桃は」

 

この2人には胸の話題は禁句だな。

 

「そうしてくれたまえ。じゃないと本当にやってしまうかもしれないからな」

 

もう怖いわこいつ

 

「やるのだけは辞めてね」

 

と苦笑いで言うので精一杯だった。




煙緋ちゃん使っていけ
今ならフリーナとファントムで戦えるぞ

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