【無料でAIプログラミング入門!!】Antigravityの使い方をできるだけやさしく紹介
今回は突如発表されたGoogleのAIエディタ、Antigravityの基本的な使い方を開発初心者の方向けに解説していきます!
AgentManagerやPlanningモードなど、難しい使い方は省略しているのであらかじめご了承くださいませ。
1. Antigravityのインストール
インストーラーのダウンロード
Antigravityのダウンロードサイト https://antigravity.google/download にアクセスし、「Download for ●●」をクリックしてください。
Windows
ダウンロードしてきたインストーラーを起動して、画面に従って進めていけばインストール完了です。
Mac
dmgファイルを起動して、アイコンを「Applications」フォルダにドラッグ&ドロップすれば完了です。
2. 初回起動
1/7 ウェルカムページ
初回起動時にはウェルカム画面が表示され、ここから設定を行っていきます。
2/7 セットアップ手順
最初はセットアップ手順の選択画面です。
Start fresh ... デフォルト設定のまま進める
Import from ●● ... すでに使用している別のエディタからインポート
3/7 テーマカラー
続いてテーマカラーを選択します。プレピューが表示されるので、選択肢の中から好きなものを選んで「Next」をクリックしましょう。
4/7 エージェント設定
AIエージェントがどれだけ自律的にコード操作や実行を行ってよいかを選択します。
左側には4つの選択肢があり、こちらの選択状況に応じて右側の「Terminal execution policy」と「Review policy」の選択肢が変化します。
Agent-driven development ... AIが自動で進める
Agent-assisted development ... ユーザの指示を中心にAIがサポート
Review-driven development ... AIの作業は常に承認が必要
Custom configuration ... 自分でカスタマイズ
後からいつでも設定変更できるので、よくわからなければおすすめされている 2 でOKです!
▼ Terminal execution policy
Turbo ... 全てのコマンドとブラウザ操作を自動実行
Auto ... 必要に応じて承認を求める
Off ... すべて承認を求める
▼ Review policy
Always Proceed ... プランを自動実行
Agent Decides ... レビューが必要かどうかをエージェントが判断
Request Review ... すべてレビューを求める
5/7 エディタ設定
こちらは基本そのままでOKです。
6/7 Googleにログイン
続いて「Sign into Google」という画面に遷移するので、ボタンを押してGoogleログインをしましょう。
ブラウザが開かれ、ログイン画面が表示されたらそのまま進めていきましょう。こちらの画面が表示されたら成功です。Antigravityアプリの方に戻りましょう。
7/7 利用規約
最後に注意書きが表示されるので一読しましょう。
セキュリティ上のリスクがあるよ
機密性のあるデータは使わないでね
エージェントの実行内容は必ず検証してね
的なことが書かれています。
一番下にはGoogleがやり取りのデータを収集・利用していいかどうかのチェックボックスがあるので、任意のものを選んで進めてください。
3. 初期設定
[拡張機能] メニューの日本語化
拡張機能をインストールすることで、基本的なメニューを日本語化することができます。左メニューの四角が4つ並んだメニュー(拡張機能)を選んで、表示された検索ボックスに「japanese」と入力してください。
検索結果の地球儀アイコンの「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」を選択して「Install」をクリックしましょう。
インストール時には確認ダイアログが表示されるので「Trust Publisher & Install」をクリックして進めればOKです。
インストールが終わると、画面下に「Change Language and Restart」というボタンが表示されるので、クリックしてAntigravityを再起動しましょう。
再起動完了後、Antigravity内のメニューが日本語になっていれば完了です!
ここで日本語化されるのは基本的なメニュー項目のみで、指示を行う右側画面は英語のままです。そこは我慢しましょう…!
[拡張機能] サイトチェック用の機能を追加
続いて、作成したWebサイトを簡単にチェックするための拡張機能もインストールしていきます。左メニューから拡張機能を選んで、表示された検索ボックスに「liveserver」と入力してください。
検索結果の紫色の電波のようなアイコンの「Live Server」を選択して「インストール」をクリックしましょう。
インストール終了後、画面右下に「Go Live」という小さいボタンが追加されていれば完了です。
やりとりの設定
続いて基本的な設定について紹介していきます。画面右側がAntigravityへ指示を行うビューなのですが、中央にはAIへ指示を行う入力欄が表示されています。
入力欄のすぐ下に「Planning」「Gemini 3 Pro (High)」と書かれているところではそれぞれやり取りの際の動作モード、モデルの選択が行えます。
▼ 動作モード
2つの動作モードを選ぶことができます。
Planning ... タスク実行前に計画を立てるモード
Fast ... すぐにタスクを実行するモード
Planningは非常に革新的な機能なのですが、無駄に動きが複雑になるので、開発初心者の方はFastのほうがオススメだったりします。
▼ モデル
2025/11/19現在、以下の5つのモデルが使用できます。Gemini3が無料で使える他、ClaudeやGPTも使えるようですね。
制限が来るまでは 「Gemini 3 Pro (High)」を使っていただくのが良さそうですね!
Gemini 3 Pro (High)
Gemini 3 Pro (Low)
Claude Sonnet 4.5
Claude Sonnet 4.5 (Thinking)
GPT-OSS 120B (Medium)
エージェント設定
インストール時に設定したエージェントの実行権限周りは画面右下のSettingから行えます。ユーザに承認を求める頻度を変更したい場合は、こちらから設定しましょう。
▼ Auto Execution(コマンド実行設定)
Turbo ... 全てのコマンドとブラウザ操作を自動実行
Auto ... 必要に応じて承認を求める
Off ... すべて承認を求める
▼ Review policy(プランのレビュー設定)
Always Proceed ... プランを自動実行
Agent Decides ... レビューが必要かどうかをエージェントが判断
Request Review ... すべてレビューを求める
ルール設定
やり取りの中で守ってほしいルールを事前に設定することができます。画面右下のSettings >「Cutomizations」>「Manage」を選択してみましょう。
すると「Customizations」というビューが表示されます。今回はすべてのやり取りで守ってほしいルールを設定するために、「Rules」タブ内の「+ Global」というボタンをクリックしていきます。
画面左側に「GEMINI.md」というタブが開かれるので、この中にルールを入力して保存すればOKです。今回は一旦こちらを設定してみました。
回答はすべて日本語で行ってください。
また、計画は全て日本語で立て日本語でやり取りをお願いします。保存は Windows: "Ctrl + S"、 macOS: "Command + S" で行えます。保存が完了したら、画面右側の更新ボタンを押すと入力した内容が反映されます。
このタイミングで「+ Global」ボタンが消えちゃうのですが、ルールが記述された枠をクリックすればいつでも編集が可能です。
4. 基本的な使い方 -Webサイトを作ってみる-
それでは実際にWebサイトを作ってみましょう。
Step1. 作業用フォルダを開く
まずは作業開始前に空のフォルダを作り、こちらを「Open Folder」から開いてください。
Antigravityでは「ワークスペース」というフォルダ単位で作業を行う必要があります。何か新しいプログラムを作成するときには必ず空のフォルダを作成して開くという手順を踏むようにしましょう
Step2. 作成したい内容を指示
フォルダを開いたら、右の入力欄に作りたい内容を指示してみましょう。
計画を立てて着実に実行する「Planning」モードがデフォルトで設定されているのですが、開発初心者の方には逆に複雑になるので 「Fast」がオススメだったりもします。
今回はこのように指示をしてみました。
AIプログラミング学習コミュニティのLPをHTMLで作ってください指示を行うと、AIが構成を考えてファイル作成を開始します。AIが作業中の間は右下のボタンが"■"表示になっているので、こちらが変化するまでしばらく待ちましょう。
メッセージの更新が止まり、右下のボタンが矢印アイコンに変わったら作業終了です。画面左の「エクスプローラー」にファイルが増えていることを確認し、右下の「Accept all」ボタンをクリックして変更を確定しましょう。
Step3. 完成したサイトを確認
下メニュー内の「Go Live」を選択すればブラウザが自動で立ち上がり、作成されたページを確認することができます。
今回はこのようなサイトが作成されました!自動で画像も生成され、非常にかっこいいデザインのサイトができましたね。
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ここまでお読みいただきありがとうございます。
AIや開発について、noteでゆるく発信しているので、よろしければまたご覧になってください!
また、毎日コツコツ音声配信もやっているので、気になったらのぞいてみてくださいね!



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