嫌がらせで職場を追い出されてから丸5年
正直言って、ストレスを感じなかった職場なんて、これまでの社会人人生で一度もなかった。だから、契約更改の際に条件が噛み合わなければ、簡単に別の職場に移ったりもしていたし、条件が良くなれば、そのストレスを感じて辞めたはずの職場に(ポジションや契約形態は違えど)舞い戻ってきてしまうことだってあった。
そんなストレスだらけの中、某ローカル局の朝番組担当という仕事だけは何故か、週1のお手伝い期間を除くと連続で10年11ヵ月も続けることができた(さらに別の番組を担当した時期もある)。
この間、6本の朝番組の担当になったが、どの番組でも仕事内容は、めちゃくちゃ大変だった。
ニュースデスク兼OAディレクター兼企画担当ディレクター兼記者兼編集マン兼AD兼バイト兼素材ライブラリー管理兼外報素材管理兼共同素材管理兼速報担当みたいな感じで、かたいニュース(ローカルネタから国際ネタまで)をはじめ、芸能ネタやスポーツネタ、海外の暇ネタ(アホな話題とか恒例行事みたいなヤツ)も担当していたし、さらには、ピーク時には月平均3.5回くらいのペースで映画関係(監督、俳優など)のインタビュー取材の仕事もこなしていた。
めちゃくちゃ大変だった。
その期間、上についた社員の番組プロデューサーとか局長のような人たちの中には、本当、色んな人がいた。
無茶難題を言ってきても、こちらを評価してくれていた人に対しては、まぁ、尽くしてもいいかなとは思ったけれど、派閥闘争みたいなものにはしょっちゅう巻き込まれたかな。
打ち上げとか忘年会のような場に全スタッフ・キャストの中で自分だけを呼ばないように仕向けたプロデューサーなんてのもいたな。余程、素人扱いされたのが気にくわなかったんだろうね。
何しろ、こいつは、“完璧な人間なんていないんだから、ホウレンソウを怠った人間を怒るな”って主張する奴だからね。
当然、こいつはプロデューサーなのに、当事者に対する何の連絡もしてこないことが多いんだよね。だから、こっちも“連絡もできない奴なんかプロデューサーの資格ない”的なことを言ったりしたけれど、打ち上げや忘年会で1人だけハブにするってバカじゃないのか。
他のスタッフの中には、自分に対して敵意を持っていない人や、ギャラの支払いで間に入っている会社が同じ人間だっているんだから、そんなことしたって、すぐにバレるのにね。
だから、素人って言われるんだよ。
でも、そんなストレスがあっても、乗り越えられたのは、この10年11ヵ月のうち、最後の2年半以外は、自分が特にニュース部分ではプログラミングに関して意見を通せる立場だったし(一応、ニュースデスクという肩書きだったからね)、番組によっては、自分がチーフディレクターも兼ねていたから、番組全体の構成でも自分の主張をある程度通すことができた。
その中で、報道情報番組としてやらなくてはならないニュースや、局からマストで扱えと言われたネタをこなしながらも、合間に自分のやりたいネタをぶち込んでオンエアすることができたので、それでストレス解消できていた部分はおおいにあった。
特に海外の話題ネタとか、エンタメ系の話題なんてのは大好きだったから、そういうネタの原稿を書いたり、映像を編集したりすることでだいぶ、日々のストレスは和らげられていたとは思う。
でも、この朝番組担当の終盤の2年半ほどはそうしたストレス解消もかなり厳しくなってしまっていた。
上層部の方では、自分が指揮していた番組の終了が決まっているのに、局長からは、“番組構成やVTRの作り方を変更してくれ”と言われたことがあった。出来る限りの(何しろワンオペ状態だから限界がある)対策をしたけれど、結局、良いも悪いも言われず、番組は終了になってしまった。
局内の派閥闘争みたいのがあったんだろうね。その結果、自分はギャラの支払いのために間に入っている会社を変えさせられた上に、その後番組の担当にされてしまった。
でも、ニュースデスクなのに、ニュース項目を決められない、単なる原稿の執筆担当みたいな扱いにされてしまったんだよね。
しかも、ニュースデスクなのに、記者を配置した取材や中継スケジュールも自分の知らないところで番組本体(こういう言い方嫌いだけれど、便宜上使います)が勝手に決めて記者を動かしているしね。
それから、速報ニュースを入れるにしても、こっちが提案しても大抵はいらないで終わってしまい、逆にこっちがどうせ、いつものパターンでいらないんでしょって放置しておくと、まるで、こっちが何もしなかったかのように番組本体で共同端末を見て速報ニュースを伝え出したりする。
本当、自分って何のためにいるんだろうって思うようになっていったんだよね。
速報をなるべくはやく伝えるとか、合間に公私混同したようなほとんど趣味のネタを混ぜるとか、そういうことでストレス解消していたが、そういうのが一切できなくなってしまったので、モチベーションは下がるばかりだった。
その一方で、自分はそのストレスを解消するために本来は自分の担当ではない昼ニュース向けに海外の暇ネタとか、国内外の芸能ネタの原稿を書いたり、映像を編集するようになってしまったくらいだしね。実質のただ働きをするくらい、朝番組の仕事がストレスだったんだろうね。
だから当然、不満はたまっていくばかりだった。
だから、社員に対して、“それはおかしい”と主張することも多くなった。
ところが、この社員どもは、外部の人間ましてやプロデューサーという肩書きを持っていない人間が(局によっては、プロデューサーに準じた者しかデスクをやれないところもあるのにね)社員に意見するとは何様だみたいなことを言いだしてきて、裏でコソコソと自分を追い出すための裏工作をはじめ出したんだよね。
そして、そういうのが数回重なったのちに、遂に自分は追い出されることになってしまった。
その時の連中の言い分は、「パワハラをする人間は置いておくわけにはいかない」だった。
は?何言ってんだって感じだよね。
嫌がらせをしてきたのは局側なのに、こっちがパワハラしたことに歴史修正されているんだからね。そもそも、立場上、外部の人間、しかも、プロデューサーでない人間は局員に進言するなみたいなことを言ってきたのはそっちだしね。明らかにパワハラしてきたのはそっちだろ!
その追い出された日がちょうど5年前の今日だったんだよね。
何か、5年前がすごく昔に感じるな…。
結局、この5年間って、自分の好きなことを自分のスケジュールでやることができていないからね。時間感覚が自分のものとずれているから長く感じるんだろうな。
なんだかんだ言って、その某ローカル局時代は仕事上でのストレス解消の場があったけれど、今はほとんど金にならないブログ執筆くらいしかないしね。
ちなみに、この局は最近、「鬼滅の刃」をめぐって、ネット民がフジテレビ批判との比較に使ってマンセーしていた局です。本当、クソだから、あの局は!ド素人だらけだし。


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