横浜 米軍施設跡地「旧富岡倉庫地区」、新たに住宅も誘致へ 市が方針変更
１６年余り手付かずとなっている米軍施設跡地「旧富岡倉庫地区」（横浜市金沢区）について、市は跡地利用基本計画を改定した。従来の方向性を変更し、研究施設や住宅などを誘致する方針を明記した。
対象の土地は、かつて野積場として使われていた国有地約２・２ヘクタール。金沢シーサイドライン南部市場駅の南側に位置し、２００９年に返還された。市は１１年に跡地利用基本計画を策定し、「産業・研究機能」などの導入を掲げたが、開発構想は具体化しなかった。
生活利便施設に防災機能も
横浜市、研究施設や住宅誘致へ 米軍施設跡地「旧富岡倉庫地区」の計画改定
返還後も手付かずとなっている旧富岡倉庫地区の野積場。左奥に見えるのが旧国家公務員宿舎＝横浜市金沢区、２０２３年５月撮影 ［写真番号:1385977］
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