ぶれいくだうん 2025年11月22日(土) 20:59
ドーモ、シックス・セクションの皆さん。ヒールのリーダー、エレクトロです
顎の禍々しいメンポを身につけたボンプが、両手を合わせゆっくりとお辞儀をした!
ヒール!?ヒールナンデ!?
(22行省略されています)
その名乗りにサウザンドは悍ましいものを見たかのように狼狽した!しかし、ニューエリドゥの事情に精通した読者諸氏ならば理解できるだろう。この都市において、ヒールとは他に並ぶもののない巨悪。あのシックス・セクションの面々をして慄かせる恐怖の代名詞なのだと!
一方で、シックス・セクションの面々は石像めいて動かずにいた。目の前のボンプのスピーカーから発せられたヒールというコトダマが、彼らのニューロンの奥深くに眠る敗北のトラウマを呼び起こしているのだ。
だがしかし、その硬直は長くは続かない。やがてシックス・セクションの面々はゆっくりと姿勢を解くと、静かにその両手を合わせた。
ドーモ。ホロウハンターの星見雅です
そのお辞儀は、名前に違わず実際雅なものであった。そのバストは豊満であった。
ドーモ、ヒールのエレクトロさん。月城柳です
そのお辞儀は、まさしくアイサツのお手本。彼女の教養が窺い知れよう。そのバストは豊満であった。
ドーモ、浅羽悠真です
そのお辞儀が僅かに震えているのは動揺からか、はたまたボンプという慣れない身体ゆえのものか。
ドーモ、ヒールさん。蒼角だよ!
そのお辞儀は彼女を象徴するがごとく溌剌。しかし目には確かな警戒と怯えが宿る。そのバストは平坦であった。
やがて少し遅れ、液晶画面からシンセサイザーのノイズめいたアイサツの声が響く。
ド、ドーモ、エレクトロさん……サウザンドです
その声には隠せない恐怖が宿っていた。
この緊張感漂う中にあって、この行為に違和感を感じる読者もいるだろう。しかし、アイサツはエージェントにとって神聖不可侵な行為、古事記にも書かれている!
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